2016-10-25

わたし女子高校生

友達との別れ際、「バイバイ、また明日。気をつけてね」とお互い手を振って、ひとりになったとき

おっちゃんと世間話をして、女子高生からオマケしてやる、と言われたとき

先生に「進路について考えてる?」と言われたとき

そんなふとしたときに、漠然とした不安を感じることがある。

女子高校生」は、ブランドだ。

女子高校生」というブランドがあるから、良い意味でも悪い意味でも特別扱いされる。

女子高校生」には、未来希望があって、無限可能性があって、時に大人の扱いを受けて、時に子供の扱いを受けて、「若いからお肌がピチピチね。大人になるとどんどん衰えていくのよ」なんて脅しに近い自分語りをされて、とにかく「女子高校生」は特別なのだ

実際はただの通過点でしかないのに。

それでも世間にとって「女子高校生」は特別だ。そんな特別じゃない、と思う人もいるかもしれないけれど、大多数は「女子高校生」を潜在意識的に特別扱いしている。最近話題になったオリンピック閉会式映像、一番最初うつったのは女子高校生だ。良くも悪くも女子高校生日本シンボルといっても過言ではない。いや過言か?

わたしはそんな「女子高校生」というブランド背中に貼っつけて、いまを過ごしている。

女子高校生じゃなくなったらどうなるんだろう」

女子高校生というブランドを抜いた自分には何が残るんだろう」

女子高校生から許されていたことも許されなくなるかもしれない」

女子高校生を羨む日が来るんだろうか」

そんなことを、時折考えながら。

そんなこと考えてなにかが生まれるわけでもない。そんなこと考えてる暇があったら将来のための行動をすればいい。

そんなことはわかっているし、不安になるときは、半分のわたしはいだって冷静だ。

いつまでも女子高校生」でいたい、半分のわたし

ただの通過点だ、ウジウジ考えていないで行動しろ、という、半分のわたし

周りの大人わたしに今求めていること、わかっているつもりだ。

わかっているからくるしい。

匿名はてなにこんな文章を書いていること、それは求められていないこと。

考えすぎないで、肩の力を抜いて、それなりに頑張って、それなりに期待に応えればいい。わかってる。

くるしいくるしいと言ったって、誰も助けてくれない。みんな自分のことで精いっぱいだ。自分世界主人公自分だけど、共通世界主人公わたしだけじゃない。

くるしい状態を打破するにはどうすればいいのか、考えて、行動すればいい。

わかってる。どうするべきか本当はわかってる。

でも、わたしは「女子高校生」なので、なにもわかっていないふりをする。




ワタシ、ワカラナインデス。ジョシコウコウセイナノデ。

  • 中身あんまり読んでないが、女子高生に興味があるだけで、女子高生であるお前に興味があるわけではない。 したがって、女子高生なら誰でもいいし、女子高生ではないお前には興味が...

  • 卒業後「女子大生」になれば違った意味で特別扱いされるよ。

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