2016-09-20

上司が変わってミスが減ったというエントリ話題になったけど

自分も似たような経験があるなーと思った

ちょっと自慢っぽい話になるけど許してほしい

もう5年以上前の話だけど

僕が配属していた部署、仮に「事務」とするが、は仕事の結果が数字に顕れない部署だった

そしてそこの上司重箱の隅をつつくような性格で、「結果的に完成すれば細かいことや過程はどうでもいいだろ」的な僕とは仕事のやり方の面でも人間性の面でも相性最悪だった

毎日のように上司に叱られ書類を投げつけられることもあった

何度やってもリテイク

同じ仕事を延々と繰り返させられ、新しい仕事も任せてもらえず

「ああ、俺はなんて仕事のできない無能なんだろう」

と『思い込んだ』

その後、別の部署、成果が数字に反映される部署、仮に「営業」とする、に異動になった

そこでは些細なミスは多かったものの、そこそこの成績は出すことができ

俺は無能だけど『営業ならちょっとは適正があるのかもしれない』と思った


で、営業をすること数年、いろんな要因が重なり事務の方でどうしても人手が足りなくなり

誰かが臨時事務の手伝いをしないといけないことになった

そこで白羽の矢が立ったのが僕だった

何故僕に

無能で、特に事務の適正はない僕にやらせなくてもいいだろう

確かに事務経験はあるけれど、今の事務の面々は当時の俺の無能っぷりを知らないんだ

と思った


が、そうではなかった

今でも事務メンバーは当時と同じ人や関係の深い部署にいた人たちばかりだ

ただ当時の「上司」だけは変わっていた

そしてそんな事務の面々から

「是非増田に来てほしい、増田なら(過去事務にいたときもしっかりやれてたし)大丈夫だろう」

とのことで僕が選ばれたらしい

最初はその期待が重かった

何を勘違いしてるんだやめてくれ


しかし実際にやってみると思いの外スムーズ仕事ができた

最初事務にいた期間の3分の1程度の期間しかいなかったにも関わらず

(営業での経験が活きたということもあるだろうが)当時の2倍の効率仕事ができ、3倍の量の仕事を覚えることができた

このとき上司は以前とは違い、「重箱の隅の部分」はこっちで調整するから、とにかくやってくれというタイプだった

その後人手不足が解消に向かったので僕は営業に戻ったのだが

何度も引き止められたのを覚えている

上司との相性でこんなにも変わるのなのか

そう思った経験



別に僕は以前の上司否定したいわけではない

そういうとにかく「堅い」仕事をする人間必要だと思うし

そういう意味ではむしろ有能な人だったと思う

なので、有能な俺様の力を活かしきれなかった無能上司という話がしたいわけでもない

しろ相性が悪いとパフォーマンスが発揮できない自分無能な部類だろう

ただ世の中の大半の人間はこういった「無能」な部類に含まれるんじゃないかと思うし

僕以外にも「上司が違えばもっと仕事できるのにな」って人が大勢いるんだと思う

もったいないなあと思うのだ

  • 君自信の成長の成果だよ。 営業へ行ったことで見識は広がるし、 事務からいったん距離置くことで見えてくることもある。

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