2016-04-12

家の前に保育園ができた

仕事の都合上、家で何らかの作業をすることが多い。

昔住んでいたところの目の前に保育園建設された。保育園ができる前は閑静な住宅街だった。

「高々子どもの音だし問題ないだろう」と高をくくっていたら、想像以上の音が鳴り響いた。

部屋にいても子供の甲高い声がガンガン響いてくる。

窓をすべて閉め防音イアーマフ耳栓を取り付け、さらに音の大きい換気扇を常時作動させてギリギリ相殺できるほどの音だ。

日によっては、そういう対策をしても子供の声が聞こえてくることもあった。

何もせずに外に出たら子供の声が「腹に来る」レベルだった。

そういう環境になったせいでだんだんストレスもたまり、夜眠れなくなったりしたこともあった。

酷い時には子供の大きな声に晒され、どんな策を講じてもそれが聞こえてしまうというリアルな夢まで見た。

幸い賃貸住宅だったので、機を見て脱出。今住んでいるところは保育園から割と離れている地域なので、現状静かだ。

しかし前みたいに、また保育園が近くできるのではないかと戦々恐々としている。

 

子供の声であれ、飛行機離発着音であれ、ロードノイズであれ、閾値を超えればどのような音も等しく騒音になる。

保育事業者側が防音対策をする必要性があるが、それを主張したら「寛容性が足りない」と謎の主張をされる。

しかし常時騒音に晒されたら、何らかの健康被害を誘発することだってありうる。

幸い自分場合健康被害を受けるまで至らなかったが、騒音健康被害を誘発することは明らかである

もちろん子供が伸び伸びと遊べる環境づくりも必要だ。それとともに、近隣住民の静穏な環境をどう確保するかという観点重要だ。

保育事業者側が騒音対策の一環として、何らかの防音設備建設することが妥当であると考える。

それとともに行政も、保育園の防音対策補助金を出すなどするべきだ。

子供が伸び伸びと遊べつつ、近隣住民騒音被害をどう軽減させるか、技術アプローチによる解決が一番望ましい。

 

どんな音でも閾値を超えれば騒音だ。騒音問題は「寛容性が」や「思いやり」といった感情論では防げない。最低限そこは認識すべきだ。

しかし「保育園騒音問題に関しては、その手の感情論が受けてしまう。

恐らく日本人騒音問題無頓着なのも大きいかもしれない。

  • なんかこう防音壁よりもコンパクトなノイズキャンセラーとか作れないものなのかねぇ・・ 子供の騒音と逆位相の音波を放出して音を消すスピーカーみたいなのとか

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