昨今、コンサル会社がデザインエージェンシーを買収またはそれに出資するニュースをよく耳にする。
会社それぞれの良し悪しはさておき、制作部隊を仲間にするのは正しい判断だと思う。(まぁ博報堂は元から制作部隊持ってるけどね)
自分たちで作れないものをどうして提案できるのか。彼らは制作部隊を内部に持たないので結局外注になり、そしてそのとりまとめはしない。
「企画 → 結果」の話ししかせず、ではどうやって実現するのかがすっぽり抜けているのだ。過程や組織を考えるコンサルは優秀。というかそれがコンサルの本質だと思うけどね。
彼らの力を借りるなら業界の動向や知見を得る一つの手段とするべきであって、決して依存してはいけない。
ただ、自ら依存を好む会社が多いのもまた事実であり残念に思う。
自分なりに決して少なくはないと思う経験上、コンサルタントの影響力が大きい案件は地雷率が非常に高い。
っていうかコンサルや代理店まかせで自分たちは一体何してんの? って会社多すぎ。
代理店時代にホテル会社のキャンペーンで食事メニュー考えたことがあったけどアホかと思ったぞ。
方向性やキャンペーン内容、施策はやるけど、メニュー自体はおたくが考えたほうが良いんでないの? 俺決めていいんかって(笑)結局作ったメニューでキャンペーンしたし。今も多分料理素人の担当者がメニュー考えてるんだろうな。