家事代行ベアーズ、採用サイトの創業秘話から、微弱で絶妙なひっかかりを感じる。
http://www.happy-bears.com/career/company/story.html
創業者である高橋夫妻が商社勤務時に香港に赴任してた時はメイドが比較的安価に利用できて、デキるフィリピン人家政婦スーザンのおかげで妻もイキイキ働いてたと。
ところが日本に戻ってきて第二子を産んだら、フィリピン人メイドも日本じゃほとんどいないし、手伝いのいない妻がくたびれ果てててた、という内容。
当時妻は第二子を出産し家事と育児に追われていましたが、共働きを検討していました。
そこで、香港と同様のメイドサービスを探したのですが、そこで直面したのが、日本には家事や育児を気軽に頼む習慣も、
行き届いたサービスも無いという事実でした。唯一存在した家政婦紹介も、当時は一部のお金持ちのためのものでしかなかったのです。
夫のお前は家事子育て手伝ってなかったんか、奥さんだけがへとへとか、とちょっとツッコミたくなってしまった。
まぁ、実際は第二子産んで仕事に復帰するのは死ぬほど大変だしメイドサービス使えたらそりゃ楽にはなるだろう。でも、夫の言い草が他人事っぽくて面白い。
創業時はそれが当然な世の中だったのだろうし、夫婦の間で夫は家事育児は手伝わない方針ってんなら、他人が口出しすべきことではないが
女性をメインターゲットにした企業の採用広告と考えたら、今時なら「妻も僕もヘトヘト」ぐらいにした方が、すっきり読めるのになと。
これだと、昨今のPC事情的には、採用広告としては満点ではないのかもねーとか思った。
もしくは、片切真人のようなパワハラ常習・男女差別者をうっかり役員に据えちゃう程度の脇の甘さが透けて見えるようなところだったりして