飲み会中の、「あの人狙ってたけど、課金が足りないから振られちゃったのかな(笑)」「(君より平均年収高い企業に勤めてる相手がいたらどうするか、と訊かれた際の返答で)死ぬしかない(笑)」という私の言葉に対する返事だ。
「結婚とか恋愛においては、収入がすべてじゃない。お金より大事な物がある。」
確かにそうだ。正論以外の何物でもない。じいちゃんばあちゃんからも聴いたし、部活の先輩からも聴いた。
なんなら私だってそう思うよ。
しかし、結婚もしてなければ彼女と呼べるような特定の相手すらいない同期に、何故そんなことを説教されなければならないのか。
もとい、結婚や同棲などと言った実績も何も残していないただの実家暮らし学生風情が、何故そのように自信満々に同じ学生である私に説教を垂れることが出来るのか。
例えばこれが卒業後の同窓会で、目も当てられないぐらいに落ちぶれた私を見ての言葉とかだったらまだわかる。
見下されても仕方ない状況だし、こちら側にとってはありがたいお言葉ですらある。
片や彼にとっても、私みたいな格下相手に真摯になってアドバイスができて、さぞ気持ちよいだろう。
しかしだ。前提として、まだ卒業前の働き出す直前の横並びの状態だ。
彼に見下される程の差なんかついているはずがない。
客観的に見ても、2人とも卒業見込みの学部生だ。同じ大学だから、当然偏差値も同じだ(これに関しては、「大学受験時点での」という制約が付くが)。
どこからそのように私を見下して説教してやろう自信がわいてくるのだろうか、不思議でならない。
ましてや飲み会中の雑談にそんな態度でしゃべっていれば、聴く方は不快になる事必至だ。
先輩の方の武勇伝だって苦痛で仕方がないのに、同期の説教なんてねえ、、
まあ、酒に酔う飲み会であるから輪を乱すなとは言わないが、ある程度場の空気というか、話す相手が自分と比べてどういう立ち位置に居るかをもう少し冷静に考えてほしいものだ。