強制退去前に娘を殺した千葉県銚子市の母親について。私はやはり同情できません。
夫の借金を負い、シングルマザーで苦労し、行政からの助けは得られなかった。その点では確かに彼女自身も被害者でしょう。だけどそれを子供という、より弱い相手に向けていいのか?娘を手にかけたのはあくまで彼女自身の決断。殺す以外に他に方法はあった筈だと思うので同情はできない。
かっとなってつい手を出してしまったというのではなく、明らかに故意で首を絞めたようですし。
法的にはもちろん、心情的にも同情できない。
これがもし老老介護の果てに認知症の配偶者を殺してしまったとか、高齢ニートの子供を親が殺したとかなら、法的にはともかく心情的には同情できたでしょう。状況の改善が見込みにくい事例だから。だけど13歳の中学生ならどう考えてもこれから先いくらでも未来はある。親子二人で慎ましい生活をしても何とかなったと思いますし、親がいなくても施設に入って生きていけたかもしれない。未成年の子供を持つ母子家庭ならおそらく手を差し伸べる支援団体は沢山あったと思う。
子供に重度の障碍や病気があったならまだ分からなくもないけれど、情報を聞く限りではバレーボール部に入りアイドルのファン活動もしていたらしい。身体的にも精神的にも健康な子だったとしか思えない。そういう子の未来を勝手に悲観して奪ってしまった母親には同情できない。
娘に対して随分お金を使っていたようだけど、そこをもっと切りつめていれば家賃滞納による強制退去も避けられたのでは?愛情を履き違えているように思えてならない。
少なくとも娘の趣味にお金を使ってあげられるくらいの余裕があった訳で、何の情報も入らないくらいの貧困のさなかにいた訳ではないのではないでしょうか。ネットを使って支援団体をみつけて助けを訴えるなどの手段は本当にとれなかったのか?
母親自身も社会の犠牲者であったとしても、それと子殺しは別の話では。怒りは別の相手に向けるべきであり、子供に罪は有りませんよ。
日本社会全体の特徴として、親による子殺しに甘すぎる点があげられると思っている。世間様に迷惑はかけていないからいいという事なのでしょうか。
読売新聞が娘に随分金を使っていたようなところ(コンサートのグッズを母が娘に対して買ってよいとか言ったエピソードを書いたりして)を強調して、中立を装いつつ、暗に「自己責...
貧困から抜け出ることができたのではないか、というのは触れない。 また、当然、子供に罪はない。 その上で。 ・ その件に関しては殺人と言うより無理心中だからね~。 自殺未遂をし...