2015-06-24

「飛影はそんなこと~」は、重度のコミュ障悲劇物語ではないか

「飛影はそんなこと言わない」なんて処女は言わない。 あのコピペの元ネタAVをレビュー!

を、読んだ

「飛影はそんなこと~」のレビューを見て思うのは、素直になれなかったのではなく、素直になる方法がわからなかったのではないかと思う。

自分世界に逃げ込む異様な光景に呑まれ女優の人の奇行にばかり目が行ってしまうが、あれは女優の人がおかしいのではなく、要するにああいう反応をするという引き出ししか自分の中に無かったということなのだと思う。

リンク元解説にもある通り、女優の人の見栄の張り方が見栄にすらなっていない。

見栄をはろうとしているのだけど、見栄をはれるだけのボキャブラリーも引き出しもない。こんな序盤で既に手札を使い果たしてしまっている感じなのだろうとおもう。

から自分の好きな漫画の話をするしかなかった。それにしたってドはまりしている漫画以外の話にも連鎖させればいいものの、それすら出ていない時点で、漫画話題に限ったとしても、ほぼそれしか出てこない状態なんだろうなと思う。

その後の本番行為突入からの流れについてもほぼ同じ感想ではあるが、引き出しが無いのに加えて相手との距離の縮め方がわからない故の行動なんじゃないかと思う。

例えば友達と親睦を深める場合自分の好きな漫画の話をしているだけでは成り立たず、何が良いのかを伝えるだとか、相手がどういう趣向をもっているとか、共通項を探ることがとっかかりとなるはずなのだが、まずその相手の様子を探るという言及がまったく無い。

アレを見たとき感想ですら、「お父さんのを見たことがある」だ。

これは、相手の気持ち無視しているというより、

「今の場面は相手が何を言って欲しいかを汲み取るシーンである」ということがそもそも分からない状態なのだと思う。

何を言ったらいいのかわからないし、経験値も0だし、卑猥なことに関して探究したこともない。

言えることが数少ない異性である父との思い出くらいしかいえることが無かったんだと思う。

精神面で言えば、未熟すぎて幼稚園児か小学生セックスしているような状態なんだと思う。

それでも年齢だけは28歳なので、28歳がそれを言ったら男優は怒る。悲劇にもなる。

AVにそれを望むのは無理な話なのだが、この辺りは相手の気持ち理解できる喜びを知ってしまえば、一気に解消してしまう類の問題なのではないかと思う。

女優の方も、現状をどうにかしたいから応募してきたのだろうし、受け入れる姿勢自体はできているのだろうと思う。

ただ、子供の「いっしょにあそぼ」と言わんばかりのはじめの一歩AVに応募というのは、さすがに道を踏み外しすぎてると思う。

友達作りから、異性の違いを考慮したコミュニケーションを経て、パートナーができ行為に至るわけだから、その階段を全部ぶっとばして一足でゴールにたどり着こうとすれば、途中の段にひざぶつけて怪我するのが当たり前だ。

そんな話に見えた。

  • 動画を見たが、発達障害なんじゃないかなと思う 適度な人との距離を保てなかったり、仲良くなる順番が分からなかったり 子供の頃から薬物療法や生活技能訓練が必要だったんじゃない...

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