旅行先のサンフランシスコでは上映しているスクリーンはないっぽかったので (もしかするとおれの検索の仕方が悪いのかもしれない) 、対岸のバークレーにあるアート系映画館で見て北。内容は下品でバカで下らないものであることははてなウォッチャーの諸兄であればご存じかと思うが、意外だったのは上映時間を通して終始、笑いの絶えないメチャクチャ面白い映画であったことだ。みんなヒィーヒィーと引きつるように、あるいはベッドでヨガるかのように集団で奇声を上げつづけていた。字幕スーパーがないので台詞は半分くらいしか理解できなかったものの、拙者も元セフレ (右投左打) を思い出しながらベッドを揺らすかのように、体の奥を突き上げたくなるような衝動で笑いつづけた。満足度チョベリグなイカしまくった映画だったわけなのだが、どうしてかネットのニュースやSNSでの友人の発言を見ていると、上映中止の判断はテロに屈することだとか表現の自由の侵害だとかクソ真面目なことばっか言ってて萎える (しかもインテリぶってる奴に限って、括弧書きで「内容はともかく」とか「自分は見たいとは思わないものの」とかほざいていやがる。ほんとにそう思っているのなら利害ないんだからリアクションするなっつーの) 。そんなのどうでもいいわ。みんなどうしてもっと素直に、「こんなムチャクチャ面白い映画を上映しないだなんて許せない」って言えないのか。怒るポイントが違うだろ。あと全然関係ないんだけど、午後2時ごろ、上映が終わった直後に猛烈な便意をもよおし、映画館のトイレで脱糞することを余儀なくされた。一瞬、ポップコーンに当たったのかと思ったがそうではなく、東京の時間でちょうど朝の排便タイムだったことが原因だろう。時差ボケのハンドリングは睡眠よりも排便時間の調整の方がはるかに難しい、が私の持論である。