http://blogos.com/article/96424/
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そもそも後先考えず、できちゃった婚ですぐ離婚しちゃったとかで、旦那がいないから、旦那に育児を頼むという選択肢がない。両親に育児の手伝いをお願いできない。地域に育児の手伝いをお願いできない。お金がないから育児を有料で頼むこともできない。
と言う辺り、どうもここで出てくる「女性」は、実家貧乏低学歴低収入な層を想定していると思われるけど
そういう女性は安倍政権の言う「女性活用」の対象に入ってないと思われるけど。
上のような層は昔から専業主婦など出来ないし、子供の食生活を気にするような育児も出来ないし、終身雇用の男性と結婚なんて出来なかった。
その層の男性が長時間労働なのも、長時間働かないと食えないからだ。
貧乏暇なしは今に始まった事じゃない。
これで納得するブコメって、「女性」は皆同じと思ってるんだろうか。
実際は階層ってもんがあるわけで。
「女性活用」の対象に入ってるエリート女性は、別に自分が仕事を辞めても食って行けるだけの収入がある同類のエリート男性と結婚出来るけど
若い頃は結婚出産より自分のキャリアを積むのが大事だし、キャリアや収入捨てて専業主婦になんぞなりたくもない、
かと言って育児に求めるレベルも高く、その高いレベルの育児と今のエリート仕事が両立出来ない、ってのが悩みだ。
同じ「女性」でも、上記の貧乏暇なし層とは生き方も求めるものも全く違う。
それを同じ「無理ゲー」でくくられてもねえ。
んでその解決策が
無駄金ためこんで、ろくにお金を使わない高齢者に年金をあげるのではなく、そうした財産のある高齢者から子供を産んだ女性にお金を回す仕組みを作る
ってのも荒すぎ。
貧乏暇なし層の親は金なんぞ無く年金が無くなったら親を養うので精一杯でますます子供どころじゃなくなるし、
エリート層は裕福な親の支援で仕事続けてる人が多い&親の財産が残ればいずれ自分のもの、なわけで
どちらの層からも反対されそう。
つか親の介護も「女性が仕事を続けられない大きな要因」なのに完璧に忘れてるよな。
女性の負担を減らしたいなら育児だけではなく介護の社会化が必須で、それには当然金が必要。
ネットは毒親持ちが多いから親を介護する気なんてない、とにかく親を苦しめる政策をマンセーする奴が多いけど、それが世の多数派と思ったら大間違いだ。