StartupWeekendから起業家が出てこない理由を分析しました。
今年はStartupWeekendの流行年で、今年後半は数多くのイベントが開催されました。
開催数が増えたにも関わらず、StartupWeekendで起業家がなかなかでてこない理由を僕なりに考えてみました。
各イベントを見て、著名なメンターさん、審査員さんが登場しています。
色々な各地・各イベントを見てても、メンターさん、審査員さんのバックグラウンドはすごいです。
ですが、そこにベンチャー系や投資系の人が含まれていることが少ないのが残念です。
多分、オーガナイザーの力量にて、メンターや審査員を委託する関係だろうなと思うんですが、
組織的に、ベンチャー系や投資系の人が入るような仕組みがないから、
また、優勝したチーム以外で面白いテーマやビジネスモデルが出た場合に、投資家がそのイベントの情報を簡単に入手できるような仕組みになっていないのも問題ではないでしょうか。
きちんとしたハッカソンやビジコンは、著作権や権利関係についてきちんと整理されて、参加者に対してその参加同意を求めています。
しっかりしていますね。
StartupWeekendだと、その権利関係がしっかり明示されていないから、「さてビジネス化しようか」としたとき、権利関係が複雑だったという事例があります。
発案者、あるいは貢献度が高かった人は、リスクをとって貢献しているとは思いますが、その後権利関係でもめたという話しをよく聞きます。
世界で開催しているStartupWeekendの場合は、UP Globalなど色々なイベントがあります。
しかし、日本でのコミュニティー活動はある程度あるのですが、「その後に続く」団体・イベントがないのが残念です。
今年色々なStartupWeekendに参加しましたが、どの地域も、どのイベントでも、その後のフォローがないし、開催して終了というのがほとんどでした。
僕が参加したチームでフォローで続いているチームは皆無です。