2014-02-18

客先常駐先に、できてるんじゃないかと思うぐらい

仲が良い男性女性がいたとする。

二人は同期生で、下の名前で◯◯ちゃんと男性女性を呼んだり、

それが許されるのは大学生までだろ、的な若さ、溌剌さを誇る二人。

勿論自分よりは歳下。

遠目で見る分には、時々視界の隅を

女性椅子ごとすーっと男性の方へ寄っていくのが振り子時計のように見えるくらいで

まぁ小春日和だしね、と思うぐらいで済んでいた。つもりだったのだが。

客先常駐の悲しさかな仕事相手を選べるはずもなく。

……今年一月から、そのお客さん二人が自分のチームに参画する形で仕事をしている。

話せば、その人の良いところはよく分かるつもりだ。

そう、二人は、頭の回転は老害じみてきた自分よりも遥かにいいし、

大雑把な自分より細かく書類は作成するし、キックオフ後の平日の朝は二日酔いひとつ感じさせない清潔感があった。

まり、歳の功によるリーチが保ってる間は大丈夫なだけの、もの凄くやり辛い職場のお客さま。

それを察してか、最近、明らかに話の出汁にされてるんじゃないかということが増えた。

増田さんは、XってA,Bどちらが正しいと思いますか?』

『Bではないですか?』

『……たしか、Aだったと思う。NHK新書で読んだことがあるよ、××ってタイトル

ありがとうございます。ほら、そういったじゃない』

『◯◯ちゃんはその辺潔癖過ぎるんだよ』

いちゃいちゃいちゃいちゃ。

どうも、自分質問すれば答えが返ってくる114かなにかに見えているらしい。

ありがとうございます『。』の前後で態度が正反するあたりは、さすがというべきだろうか。

虚仮にされている、というかもう苔そのものにされている、というべきか。

それでも、それでもだ。

稲森いずみ似の女性に、質問されるだけでおっさんは嬉しい。その性が憎いくらい虚しい。

恋愛ディストーション』という漫画の一巻読み切り話のセリフに従えば、

『それだけで人生はおおむねオッケーだ。』

あれは彼女風邪を引いたことにも気づかない野郎の言葉だったか

その程度すら満たさなくても満足してしまっている自分は、加齢により閾値が年々低くなっていることを喜ぶべきだろう。

今日に至っては結婚式二次会トークまで始めた二人よ、永遠に幸あれ。

引き出物とかそういう話まで振るじゃねぇ!!爆発しろ

……一昨年あたりに書いた日記増田ではない。

今日、そのうちの男性に会って、…あ、(察しという形で

二人が実際付き合って分かれていたことを知った。

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