「昔に比べてお菓子の容量が減った」とか「このお菓子はもっと大きかったのに最近は小さくなった」とか、そういう愚痴をまとめた記事を読んだんだけど、単に思い出補正なだけだろうが。
子どもの頃なんて小遣いも限られてるからいつでもお菓子が買えるわけじゃない。自分の小遣いからやりくりして購入したり、親にねだってごく稀に買ってもらったりする。だからこそ久しぶりに食べた時の喜びが大きいわけで。
昔は大きかったと言っても、そもそも身体が大きくなってるから相対的に小さくなってるだけ。選挙とかで小学校に行けばわかるけど、小学校の頃は地平線が見えそうなぐらい広く見えた校庭だって、成人してから改めて見るとスゲェ狭かったりする。机だって、小学1年生の頃にはものすごく大きい領土に見えたけど、成人してから見るとすごく小さい。
子どもの頃だったからこそお菓子のサイズが大きく見えただけであって、手や口や体全体がでかくなっただけでお菓子のサイズはそのままだ。なのに「俺が成長したんだからお菓子も大きくなるべき」とか馬鹿じゃねーの。
自分の考えるイメージだけを元に、「昔は良かった」と駄菓子に向かって文句言うなよ。たかだか数百円だろうが。小遣いが月額500円の子供にすれば100円のお菓子は1/5だから贅沢かもしれないが、小遣い2万の社会人からすれば100/20000だぞ。たったの0.5%だろ。その程度で文句言ってんじゃねーよ。
子どもの頃の『たまに食べるポテトチップやチョコレートのワクワク感』を忘れて、いつでも買えるものと思ってるから思い出補正に負けてんだよ。ちゃんと味わえよ。空想の『ほんとうのお菓子』を基準にして考えるのはやめろよ馬鹿。
……とか書いたら、誰かが具体的なデータをもとに「お菓子の内容量が減少し続けてる」というのを丁寧に解説する記事を書いてくれないかな。
実際小さくなってるし量も減ってるんだが
一番わかり易いのはチロルチョコ。 発売当時は3個で10円だった。 今は1個20円だよね。 それからポテトチップスの内容量。 価格は98円~158円であんまり変化がない...