2013-06-30

人間ってのは良くも悪くも「感情に左右される生き物」だ。快楽を感じるミームを平均的に重視する傾向にある。例え自分が好きな理論整合的に間違っていたとしても、何とかして繕おうとしたり、反論に拒否反応を起こす事もあるだろう。

未だに光ある「可能性」と「正義」を信奉する者よ。

現実主義者が、例えばお前らの可能性を否定し、「所詮自分たちは力のない屑にすぎない」とか「地に足のついていない、非合理的な夢想に過ぎん」と言ってくる事もあるだろう。

単なる感情論なら問題はないが、世の中の出来事に精通して現実主義者になった者の意見整合性は通っている。地に足のついた意見で、例えば「俺が政治を変えてやる!」とか「世の中を変える力が人にはある」と言った夢を否定しに来たとき、語るべき言葉を持たぬ者は「だって・・・」としか言えないか、下らぬ批判に終始する事しかできんだろう。何も言えないかもしれない。

世間ってのは厳しい物で、思い通りにならぬ事の方が多い」と言われている。人間関係経済状況ってのは特に厄介な妨害柵だ。日々のしがらみに忙しすぎて、結果夢半ばで何もできずに終わっていく例は数知れない。お前が何かしようとする度に、手酷い反発を喰らう事になるかもしれない。

成功するものはひと握りってのも真実だ。「努力した人間が報われる」という言葉の裏にどんな辛苦が湛えられているか、夢を追う者は嫌になるまで知ることになるだろう。天才の理解力は、常人のそれを遥かに凌ぐのも良く言われている事だ。が・・・

気にする事なく夢を追うといい。何、それらも一側面から見方にすぎんさ。正解は無限にある。

お前達はそいつらとは違う人間なのだ。後で自分なりに理論を組み立てて反論してやればいい。お前が自分の求めていた理想となれば、もう関係のない事さ。

日々の生活に追われて夢を失くす者もいれば、劣悪な環境で夢を実現させる者も存在する。才能が足らんなら磨けばいいし、努力で届かぬ領域なら手法時間を変えればいい。プロセスは複合的な要因で成り立っている。天性もその一つではあるが。

一人でできん目標なら数を集めてやればいい。心の持ちようと視点で、世界はどうとでも変わる。尻込みせずにやればわかる事もあるだろうよ。

お前にはお前しかおらんのだ。やりたい事をやればいいし、信じれる物を信じればいい。

それで人を大勢不幸にすることが無ければ、の話ではあるが。

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