2011-05-29

福島第一で、首相の指示に逆らって海水の注水を続けていた事が暴露される。

当然の事であろう。いか首相といえども、安全な場所で専門知識も経験も無い者が、現場の細かい作業に指示を出す事は、間抜けで阿呆な事である

メルトダウンしている原子炉を直接相手にしている者が、そんな指示に従う方が、おかしい

首相のみならず、官房長官も、野党の党首も、いったい、どこの将軍様のつもりなのであろうか。

指示を出したければ、現場最前線に立ち、作業員と一緒の釜の飯を食ってからである。もっとも、飯の数が偉さの順番なので、昨日今日から食べ始めただけで、先任達を、アゴで使えるわけではない。

人の上に立つという事を、選挙で勝つ事、テストでよい点を取る事だと勘違いしているのであろう。選挙で勝ちさえすれば、一流大学に入って有力官庁に採用されさえすれば、万民の上に立てるというのは思い込みでしかない。選挙で選ばれる政治家を始めとする公務員は、社会小間使いである。民主制というのは、権力者を選ぶ制度はなく、人民の代表という名の奴隷を選び出す制度しかない。人民の為の奉仕者としての自覚が無いから、ああなるのであろう。

そんなものに喜んでなりたがるのは、自覚が無いという証拠である

政治家官僚も、高給で優遇されているのは、そうでもしないと、まともな人はなりたがらないかである。ここで、レモン市場現象が発生する。

高給優遇しなければまともな人は来ない。しかし、採用した人が、すべてまともな人であるという保証はどこにもない。そこで、まともな人一人と、普通の人数人分を混ぜて平均化した待遇で募集するとなる。すると、まともな人にとっては安すぎて応募するに値せず、普通の人にとっては高待遇なので飛びつくとなる。結果として、普通の人ばかりが集まり、賃金は高いがアウトプットが低く、コストパフォーマンスが悪くなる。さらに、高待遇勘違いをして、あたか自分が優秀な人材であると思い込むようになるのである

政治家官僚も、レモン市場となってしまっている。

この市場改善するには、情報の非対称性を打破する事であり、情報公開となるのであるが、今の民主党政権は、議事録すら取らない。議事録を取ると、間抜けな発言が記録されてしまい、不都合だからという事である情報公開の為に必要ならば、記憶をつきあわせて事実を再構成すると言っているが、これは、力関係によって、不都合な事実を全部改変し、捏造すると言っているに等しい中国や南鮮のようなことを平然と言っているのである

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