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2021-08-21

anond:20210820192755

いや、昭和60年代生まれでも、特撮再放送は余裕であった。

初代ライダーV3、X、ウルトラマンセブン、タロウなどは見た記憶があるし、友人との話題にも上がっていた。

この増田自身も雑な先入観が多くて、批判してる「特撮嫌い」と同じことをしてると思う。

庵野だってすべての「和製特撮」を手放しで褒めてるわけじゃないでしょ。むしろ偏ってると思う。

ただ、俺自身もそこまで詳しいわけではないので、あまり増田批判できないが。

以下、個人的な当時の観測

シリーズで言えばウルトラマン海外での「USA」や「グレート」があったりして、見てはいなくとも話題には上がってブランド延命していたし、辛うじて「ウルトラマンキッズ」とか「パワード」があって、「ティガ」に繋いでいた。

ソフビを集めてる子とかはそういうのすごい詳しくて、「USAみてー!」とか話してた記憶がある。

テレビマガジンとかの雑誌情報もあったし。

玩具とかアニメとか海外展開、あと「ヒーロー戦記」とかのゲーム結構キモだったと思う。

※「パワード」に関しては、庵野と仲いい樋口真嗣ガメラ特撮)が関わってたんだけど、まあ本人たちがネタにするような出来だったりする。

映画で言えば平成ゴジラなんかはあれでもみんな割と楽しんでてメカキングギドラとかデストロイヤかっこええーってなってたし、忘れてはならない「平成ガメラ」も登場してる。

和製特撮でいえば地味に「学校の怪談」とかもあるんだよな。


ただまあ石森系は「真 仮面ライダー」とか「ZO」とかあとなんか「ハカイダー」とか、ビジュアルグロめだったり「大人に向けた内輪向け」感が強い作品だったのが、なんだかなあ感はあった。

でも子供向け漫画雑誌仮面ライダーシリーズがあったり、やはり漫画アニメ役割は大きい。

「ポワトリン」とかもあったな。

そんな中でも一番偉かったのは東映スーパー戦隊メタルヒーローか。

「女リーダー」「全編ギャグ」といったエポックな「カクレンジャー」や「カーレンジャー」は94年、96年に登場してる。

特撮」の本道とは少し違うかもしれないが、でもまあ本当に東映はよくやってたよ。

ここからさら個人的偏見だが、昭和50年代かそれ以前の人の方が「本物の特撮」をリアルタイム体験してる分、その後の特撮平成ガメラ以外)にケチをつけてる印象がある。

ただこれも仕方ないというか、少年時代に「本物」を見た後には「劣化コピー」が続き、さらには「海外の本物」を同時に見てるんだもんな。

ルーカススピルバーグ世代」なわけでしょ。

映像的にも「アビス86年、「ターミネーター2」91年、「ジュラシックパーク」が93年。

ジュラシックパーク」を見た前後に、じゃあ日本はどうなのかっていえば「REX 恐竜物語」とか「水の旅人KIDS」とか「北京原人 Who are you?」なんだぜ・・・そりゃキツイよ。

(並べて思ったが、この横文字はいってる感じも相当きついな)

で、まあ80~90年代と世の中全体の物差しが「世界基準」になってる中、その世界映画監督が影響を受けたと公言してて、世界で戦えてたのが「漫画アニメ」なわけで。

青少年時代」にそんな体験をすりゃあ「漫画アニメすごい」ってなるのも当然の成り行きよ。

こうした時代感も考慮する必要はあると思う。

繰り返すが、「ジュラシックパーク」のあとに「REX 恐竜物語」を見せられる気持ち想像してみてくれよ・・・

傍らには「ドラゴンボール」とか「スラムダンク」とかあるんだぜ・・・

劇場版パトレイバー」とか「AKIRA」とかあるんだぜ・・・

 
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