2023-10-02

経営者だが、仕事を欲しいと思ったことがない

仕事を欲しいと思ったことがない」

Google検索しても一つもヒットしなかった。

私は経営者をしているが、仕事が欲しくないのは経営者として失格なのだろうか。

誰もが、「フリーランス経営者仕事が欲しくてたまらないのだ」と信じて疑わない。

「今仕事探してて…なにか私でも働ける仕事ないですか?」というお仕事を探す主婦フリーランスもいれば、

「今度あなた会社仕事お願いできそう!」「仕事に繋がりそうな人を紹介できそう!」「仕事になってよかったね!」

と、私が仕事をもらうことを喜んでいる前提のひとがたくさんいる。

もし仕事がなくなったらお金が入ってこなくなるわけだし、お願いされるのは頼りにされていることであってすごくありがたいことは頭ではわかっている。

でも、「仕事になってよかったね!」という言葉に、うん・・・。うーん。となってしまう。

から喜べない。

私は別に仕事がほしくない。

これは変なのだろうか。

共感する人がいるんじゃないかと、Googleで「仕事を欲しいと思ったことがない」を入力した。

子供を欲しいと思ったことがない」はいくつかヒットしたが、仕事がほしいと思わない経営者の悩みは1つも出てこなかった。

あらゆるお悩みや情報網羅されている2023年になっているというのに、「仕事を欲しいと思ったことがない」という経営者言葉ネットの海に一つも存在しないなんてありえるのだろうか。

それで初めて、匿名ブログを書いてみている。

改めてになるが私は生きてきて一度たりとも、

「あーー仕事が欲しい!どうすれば仕事をとってこれるんだ?」と思ったことがない。

学生時代バイトでもそうだった。

周りには「シフト削られた〜最悪!今月稼げないんだけど」という愚痴が飛び交っていたが、その気持が全く理解できなかった。

しろバイトが突然なくなったりすることはものすごく幸福だった。

自由時間が手に入る。布団の中にいてもいいし、ダラダラしてもいい。

たった時給数千円〜1万円ちょっとのために、自分の大切な時間を払う必要はないと思った。

優先順位としては完全に、

忙しくてお金をもらう≪≪≪暇でお金もらわない

で成り立っている。

じゃあバイトなどするなと言われそうなのだが、お金が欲しいかバイトをするという感覚はあまりなかった。

バイトをすればやったことのないことができるし、いろんなお店や組織の裏側を知れる。

それだけでたくさん得るものがあったから、時給の1000円くらいはほんとうにおまけだった。

からTwitter(X)でよく見るような「労働意欲がわかない…働きたくない…」「一生ニートでいたい…」とつぶやく人々と同じ気持ちでもない気がする。

仕事仕事で、過度なストレスがなく、ルーチンワークでない限りは楽しいのだ。

ここまで書いて家が相当裕福なのかと思われるかもしれないが、そんなことはない。

貧困ではないだろうが、ごく普通の家庭だった。

結局、私の日々思う「仕事を欲しいと思ったことがない」を言い換えると、

・どんどん新しい世界を見たいから依頼されるのは嫌ではないし、やってみるし、感謝されると嬉しくはある

・でも感謝されるためにやってるというよりは私自身が新しい経験をすることのほうが楽しいだけ

・だから、”お金を払うんだからちゃんとやれよ!”と怒られる、責任を丸投げされるみたいなのはまじでやめてほしい(一緒に作り上げていくならOK

・同様に、”時給を払うのでこの作業を繰り返してください”とかなら他の人かロボットにお願いしてほしい

・”仕事になってよかったね!売上が上がってよかったね!紹介してあげたか感謝してね!”という圧力もすごくずれていて負担になる

っていう感じなんですが、あなたはどう思いますか。

同じような方、いませんか?

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