2023-05-18

anond:20230518122050

続き。

深沢氏は今年4月上旬判決後に実名列挙Tweetしたことでも騒ぎになった。

係争中だから沈黙貫かれても仕方ないと思ってたけど、判決でてすらだまり続けるとは。

もう黙ってても意味いから、

告発から事件のこと知ってた人たちの名前を出しま

   

【以下、8名の教員たちの実名を列挙】 

このTweetに至る心情的な背景は看過しない会のBLOGでも説明されている( http://dontoverlookharassment.tokyo/2023/04/19/writtenrequest/ )が、もし仮に判決後に当該の教員がなにかねぎらいの連絡をしたとしても「大変な時になにもしてくれなかったのに裁判所判断が出て安全になってから味方みたいな顔で連絡してきた」などと怒り狂った可能性も大いにあっただろう。

すべてが当人感情次第であり、「ブラック」の件からもわかる通り、「正義」を参照点にしていたとしても、「当人が傷ついた」が何事をも凌駕するのである支援者も一度関わった以上はその構造に加担し続けるほかない。

もはや深沢氏に対する穏当な指摘も、当人精神を乱せば「人権侵害」なのである

そもそもなんですが、深沢さんや看過しない会さんが心身ともに逼迫した状況のなかでわざわざ深沢さんが差別意図なく使った「ブラック団体」という言葉についてそのタイミングで指摘することは深沢さんたちの人権侵害にならないのですか?

https://twitter.com/hydropunk_2019/status/1658988003065298944


こういうときにどうしたらいいかは「ケア倫理」についての学問的蓄積が参考になりそうなものだが、『ケア倫理エンパワメント』の著者の小川公代氏すら、深沢氏と大揉め状態にあった伊藤比呂美に最悪のタイミング肯定的言及してしまう始末であった。

え、「生きづらい」とかい理由Twitterから逃げたの・・・?? 

しかしたら小川さまはご存知ないのかもしれませんが、自分からセクハラ被害者への有害二次加害ツイートしておいて、説明謝罪もなく逃げているだけの伊藤氏のことを、今このタイミング肯定するのはお控えいただきたいです。

https://twitter.com/hydropunk_2019/status/1658988003065298944

結局小川氏は該当Tweetは削除したのだが、内心の葛藤はあり作家として重要発言を削除させられたという「被害者性」を一言表明せずにはいられなかった。

今回はご要望があったので削除することを選びましたが、葛藤がなかったわけではないのですね。私にとって、本を読んで書き留める言葉は、自分が生きていくためにもっとも必要もので、Twitterはそれを記録する場所として機能してきたからです。何が正しいかからないなか、暗中模索をしています

https://twitter.com/ogawa_kimiyo/status/1652040347990761472

被害者に救済が必要なことは間違いないのだが、とはいえどうしたらいいんでしょうねと思いながら見ている。

記事への反応 -
  • 大学のハラスメントを看過しない会というツイッターアカウントは、bioにもあるように「早稲田大学文学学術院元教授の文芸批評家からハラスメント被害に遭った原告A /深沢レナとその...

    • 続き。 深沢氏は今年4月上旬の判決後に実名列挙Tweetをしたことでも騒ぎになった。 「係争中だから」沈黙貫かれても仕方ないと思ってたけど、判決でてすらだまり続けるとは。 もう...

      • 当人は引っ込んで代理人が応対する、以外の解はないわな いくら傷つこうが被害者だって差別をすることがあるし、それを指摘されるのは避けられないよ

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