2023-05-05

技術負債誤用ポジショントーク

技術負債というワードウォード・カニンガム発祥と言われており、それこそ「スピード」と「コード品質」のトレードオフのことを指している。スピードを得るために、借金をすることで、未来コード品質改善するために利子を払い続ける必要があるという意味メタファーである

しかし、最近技術負債という言葉誤用が広まり、それが定着化している。

例えば「モダンではない(古い)技術選定」「要求仕様の変化によって荒れたコード」を指して会話していることが多い。

誤用であるので会話の最中自分コンテキストが一致しないこともある。とはいえ時代の変化とともに言葉の扱われ方が変わるのは、事実であるので、これは65535歩譲って理解はできる。

しかし、問題なのは誤用解釈しているエンジニア達がこぞって「技術負債」という存在のものを生み出しているエンジニア糾弾していることだ。

残念ながら、彼らに「技術負債はなぜ悪なのか」を聞くと「自分の開発体験が損なわれるから」という利己的な解像度しか相手に伝えられない場合が多く、コミュニケーション能力も乏しいと感じることが多々ある。

開発体験が損なわれると「感じる」というのはわかるが、彼らはこれに対して数字反論することはない。感情的なのだ

彼らは自分自身を利口で地頭がよく、論理的物事を捉えていると誤認しているが、これらの行動原理はただの感情ベースであり、彼らもまた感情的な生き物であることがよくわかる。

脱線するが一部のエンジニアには「○○言語が書けるから入社を決める」みたいな頭が悪い会社の選び方をする者もいる。

好きな言語仕事にしたいという安易な発想で、糾弾している技術負債を目の当たりにし、自分が書きたいと思ったコードが書けないで会社を去るものもいるだろう。本当に愚かである。残る選択をしたエンジニア技術負債に手を加えて、自分嫌悪しているのにも関わらず技術負債を生み出すのである

そして、彼らもビジネスの都合で技術負債を生み出して、後に入社するエンジニア技術負債を生み出したこと糾弾されるのである。数ヶ月、もしくは数年後にはモジュールなどのエコシステム刷新されることによって、結果としてオナニーコード技術負債として罵られるのである。滑稽としか思えない。

まり誤用技術負債ワードを用いるエンジニアが、技術負債糾弾するというのは無知によるポジショントークであり、自分自身が技術負債を生み出していることに気づかないピエロなのだ

さらに言えば、言葉定義にうるさい割に、技術負債という言葉定義自分たちの都合のいいように解釈して誤用しているのである

  • 書きたいことは理解できるが、一介のエンジニアとしては「NO 」と言わせていただく。お前の「技術的負債」の主張を真に受けると、エンジニアの将来を保証してくれるワケだな?ああ...

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