そして何も買わずに帰ってきた。
paypayの20%還元のニュース自体は一週間ほど前に聞いていたが忘れていた。
昨日になって「あ、明日からだ、これ結構早く終わっちゃいそうだよなぁ」と思い
キャッシュバックの上限は5万円、つまり購入金額としては25万円分ある。
Twitterなどをぼーっと見ているとビックカメラでApple製品を購入するのがとてもお得らしいことはわかったが
数年前に購入した親用のRetina iPadはまだ十分すぎるほど使えるし、
1年半前に購入したMacbook proはCTOでかなりいいスペックにしただけあって何ら不満はなく買い換える必要もない。
そこで、ようやく思いついたのがデスクトップのWindowsPCを新調してはどうか、というものだった。
当時最新だったi7-860 2.66GHz、メモリ8GB、SSD 80GB、HD5850で組んで、SSDのあまりの速さに感動した覚えがある。
途中、メモリは16GB、SSDは250GB、GPUはGTX570に換装したが、このPC自体はもう9年も使っていることになる。
このPCに買い換える前は、確か2~3年おきにPCを買い替えていた気がする。
Pentium 100MHz、メモリ64MB、HDD 850MBで14型インチのモニタと一体型のPCで、TVチューナーもついていた。
TVチューナーではTVを録画することも出来たが、avi形式の無圧縮で録画されるため
1分そこらでHDDの空き容量が無くなりかけて焦った思い出がある。
次のPCはK6 300MHzで、次がAthlon TB 1.4GHzで、その次がCore2Duo E6600 2.4GHzだった。(うろ覚えなので数値は間違ってるかも)
これらのPCに買い替えた理由は、単純に遅さに耐えられくなったからだ。
ゲームが重すぎる、ブラウザがすごいもっさりしている、VisualStudioの起動や動作が遅すぎてイライラする等々、
どれも切実に、今よりも速いPCが欲しい!!、という思いがあって買い換えていたのだと思う。
そう、今回CPUに関しては9年も買い換えずに来てしまった理由はまさにそれで、現状あまり困ってないのである。
SkyrimやWitcher3は普通に遊べたし、VisualStudioは普通に快適だし(VisualStudio自体がバージョンあがるごとに速くなってるのもある)、
Chromeもメモリは潤沢に使うものの相変わらず速いままだ。
とはいえ、不便なこともないわけではない。
USB3.0に対応していないのでスマホやUSBメモリにデータを転送する(この機会自体以前に比べてめっきり減ったが)のは若干時間がかかるし、
Windows10にアップデートしてからスリープ出来なくなってしまったので毎回PCを起動/シャットダウンしなければいけなくなった。
そういうわけで、デスクトップのWindowsPCを9年ぶりに買い換えることにした。
昼休みのうちに最近の自作事情を調べて、よし今回はRyzen5 2600にして久しぶりにAMDで組むぞ!とワクワクしていた。
そして退社後に意気揚々とソフマップに向かい、その他のパーツもあらかた決めたんだけど、結局買わずに帰ってきた。
買えなかったのだ。
どうしてもこのPCは必要なんだ!という強い気持ちを維持できなかった。
そういう強い気持ちを持てないと、私はモノが買えなくなっているのだ。
それも何故か収入が増えるに従ってその傾向は強くなっているように思える。
どうしても、
本当にこれは必要なのか、
別に現状そこまで困ってないのに何故買うのか、
もし買ったとして今持っているものとそこまで違いがあるのか、
と考えてしまう。
iPadは親のため、Macbookは移動中等のスキマ時間を有効活用してスキルアップを図る、
という大義名分があって初めて購入できた。
PC使うけど性能に文句ないなら椅子とかに金かけるのもいいんじゃね 体壊したらコスパ悪いだろ
ホイホイ新しくパーツ差し替えちゃってノー貯金の自分には そこまで決心しないと買えないっていうのがうらやましい 増田の爪の垢を煎じて飲みたい