番号札システムではなく、誰に声をかけていいかわからず、きょろきょろとしていたら、1番手前の女性職員が「福祉課に御用ですか?」と声をかけてきた。
「はい」と答え、私はそこで着席し詳細を伝えようと思った。
ほんの少しの間があり、着席を促されないので、自ら席に手をかけようとするかしないかぐらいのところで、同じその女性職員に「どういった事ですか?」と聞かれる。
着席を促されないことに少し違和感を持ちつつも、「あ、その、生活に不安があったり、えと、こころの…精神面での」ぐらいのとこで食い気味に「あぁ、精神支援については保健福祉センターが担当なんでそっち行ってください。」と案内書を片手で差し出し言われた。
相談の緊急性は低かったが、気乗りしない中わざわざ出向いたのにという気持ちになり「いや、その精神福祉としての相談になるのか、生活支援の相談なるのかもわからな」と、また言い切らないぐらいで「生活保護の相談でしたらー」とまた、おそらく自分の担当ではないであろうところに誘導してくる。
(人の話を最後まで聞いたらどうなんだ?)と内心思いつつ
「あー、いや、そうですね、そういった話も含めて総合的に相談をしたいので、社会福祉士さんみたいな専門の方はいますか…?」と尋ねると
(社会… 福祉士…?)と疑問のあるような顔しつつ「確認しますのでお待ちください。」とラックを挟んで反対側の席の人に確認をしている様子。ちなみに待たせている状況でも着席は促されず。
確認を終え先程の冊子をもったまま「あのぉ…やはり、精神の話についてのご相談は保健福祉センターが担当となっておりましてー。」といいながら戻ってきた。
「あぁ…じゃぁ…もういいです。」とその場を後にした。
腹立たしさと、悔しさと、惨めさで、立ち去る背中に福祉課の「なんだったんだ?変な客(失笑)」という様な雰囲気すら感じた。
正常な精神で正常な判断ができる状態なら、「まぁ分業なのか。」と思い、そこから車で15分かかる保健福祉センターとやらにむかえるだろう。
しかし、福祉課に出向くような人は大体の人が正常な判断ができないだろう。
(調子がいい時に相談に行けばよいのでは?と言うような意見が聞こえてくるかもしれないが、調子がいい時は不安や相談事は自分の力で解決する事ができるので、相談に行こうという思考にならない。)
最終的には保健福祉センターに誘導するにしても、とりあえず話だけは聞いたらどうだろうか?精神支援案件なのか福祉支援関係なのかの切り分けもままならない状態で他部署案内をするのはどうなのか。
そもそも、"福祉"の看板を掲げておいて生活支援と精神支援の窓口が同じ建物にすらないというのは、政策として疑問を感じる。
人が人ならそのまま帰り道に自殺をはかるような人もいるのでは…?
と、いうか、希望して所属になっていないにしろ、仮にも"福祉"となのつく部署にいるのだから、せめて来訪者ぐらいには親身に丁寧に共感をもって接してもいいのではないだろうか?
また、そんな態度でも同等かそれ以上の給料を税金から支給されていると思うと、税金を支払っているのが馬鹿馬鹿しく思うし腹立たしい。
普段は、人運が悪かったな。と悪質接客に対してなにもモーションしないのだが、今回は納得がいかず、帰ってすぐ人事課にご意見を述べさせていただいた。
知人に話たら、担当した福祉課の女に文章で詫び状を送らせてもいいレベルの話だ。と当人である私よりも怒って言うので、改めて人事課に意見をうけとめた旨と詫びを文章にして送ってもらうよう要求した。本人の反省を知りたいから本人に書いてもらってくださいと伝えたが、あちらの都合で課長からの一筆で勘弁してくれというので応じた。
人事の電話を受けてくれた方は全く関係ないのに、嫌な思いをさせて申し訳ないと思う。
しかし、対応してきた女は、自分の手抜き仕事によって色んな人が嫌な気分になるのを理解することはないだろう。
そう言うことが理解できる人間ならば、はなからそんな対応にはならないと思うからだ。
できる事なら引っ越したいぐらいに腹がたったがそうもいかないので、これからも私の税金の一部はその無能女に払われていくのである。
対応してきた女は、1年契約の職員だから、給料も安いし 全て上の人に聞かないといけないルール。だから多くを求めてはいけない。 体調が悪い時にたらい回しはきついけどね。