禁煙を失敗する人に、まずは問いたい。
本当に禁煙したいのか?と。
心の底から「本当にやめたい」と思っているのか?と。
「煙草は麻薬みたいなもので、やめようと思っても、体が求めてしまう。やめたくてもやめられない。」
意思とか関係なしに、本当にやめたいのに煙草を吸わないと体が震えて死にそうになるとかガチな人はさっさと医者行け。
この時点で少しでも気に迷いが生じるようならまず禁煙は成功しない。
外的要因によって禁煙をしようとしているなら、絶対に成功しない。
自分が本気で「辞めたい」と思わなければやめられないのである。
外的要因とはつまり、自分の本心以外の部分で辞めたいと思っているパターンだ。
・小遣いが厳しいから
・●●にやめろって言われたから
こういったパターンでは、「辞めたい」という気持ちの裏に「本当はタバコをやめたくない」という本心が隠れている。つまり好きなのである。
とても好きな恋人がいる。とても好きなのに別れなければならないとしたら、どれほど辛いことだろう。それこそ簡単な理由では別れることはできないのではないだろうか。
たとえ別れることができたとしても、それだけの好意を持ったままだとすれば、簡単に忘れることはできないだろう。
話を煙草に戻そう。
もうすでにおわかりかと思うが、最大の禁煙方法は「煙草を嫌いになること」である。
「健康に悪い」とか「金がかかる」とか表面的なところで嫌いになるのでは駄目である。
「時間の無駄。何もプラスにならない。ドブに金を捨ててるのと同じ」
「単純に臭い」
「喫煙所探してる姿って滑稽だよね」
などなど、とにかく思いつく限りこき下ろす。
とにかく煙草のネガティブイメージを膨らませて、それを本心にしていく。
とっても簡単に言うと、「煙草を吸うやつ=バカ、カス、うんこ、カス、キングカス」
人間とは不思議なもので、毎日そう考えて、ときには言葉にしたりしていると、本当にその通りの気持ちになるものである。
これは有名な心理学者のフロイトだかユングだかニーチェだかも言っていた気がするので、おそらく本当である。
タバコのポジティブイメージ(かっこいい、大人の嗜み、コミュニケーションツール、有名人も吸ってる、など)に引っ張られそうになったときは、自分とは別世界のことだと割り切ればいい。
有名人みたいに金ないし、吸っててかっこよくねーし、タバコを吸わなくたってコミュニケーションは取れるし、大人の嗜みとか似合う人間じゃねーし。
一般人がタバコ吸ってても、頭が悪いうんこにしか見えないってことを理解する。
第三者から見た自分は、頭が悪いからタバコなんか吸ってる人未満のうんこなのだ。ああなんて恥ずかしいことだ。タバコなんてやめよう。
長くなったが、言いたいことはつまり
オチはアレだろうなと思ったら案の定。 シロクマ問題を一生懸命やってどうするんだ。「たばこは害悪!」と思ってるうちは禁煙できねぇぞ。 っていうか禁煙って言葉からしてもうシロ...
どっかのブログで喫煙禁煙のメリットデメリットを上げたところで止められないって書いてあった。 メリットとかデメリットじゃなくて、吸うことのモチベーションを下げることを意識...