その本物本気はどういう定義なんだよ。
本物、って何?
それどうやって判断して区別できんの。どこからが本物でどこまでがそうじゃないの。
どう違うんだよw
「本気で好きになると違う」とかさー 自己陶酔を共有しあってるんじゃないよ。
それにそんな運命の相手()と結婚したところで、待ってるのはトイレのタイミングや音も気にしてられなくなる現実的な生活だぞ。
ロマンチックな「男女」、の関係なんてすぐに「家族」に上書きされるんだよ。
…なんてなー。
まぁこういういちゃもんつけたがるのは、大体がそうであるように
やっぱり本当はどっか羨ましいんだよね。
高1の時に彼氏ができて、そこそこ名の知れた大学に入ってそこでも数人と付き合って、
そこそこのとこに就職し約3年付き合った安定した彼氏と27で結婚した。
今の時代にしては早い方だろうし簡単に言えば周りから見ると勝ち組ってやつかもしれない。
結婚しても自分の腹は割ってないところがあるというか、相手は自分の腹黒さを知らないとは思うが
かわいがられているし、気が合うし、ずっと一緒にいられそうだし、安泰。
別に不満もない。不満なんてない。
はずなのに、人の熱量や糖度の高い恋愛話や純粋なラブストーリー的なのがもてはやされたりしてるのを見聞きすると、
心の端がざわざわして、なんかイライラしてきて、ケッ!!と言いたくなる。
多分だけど、そういうめくるめくような「本物の恋」に出会えたり、
心が震えるような、会いたくて会いたくて西野カナみたいな「ヤバイくらい好き」になれるのにも、
自分はロマンチックな、ドラマチックな、或いは純度の高い恋愛ができるポテンシャルが、きっともともと低かったんだ。
あとはうまくいくと思った初恋で傷つくことがあって、どこかをこじらせたせいなのかもしれない。
他に考えられるケッと言いたくなる原因の一つには、
こんな自分でも一瞬そういう恋の入口に立ったような気がした経験があったからではとも思う。
みじんも分からない訳ではないが故の?
相手が昔の月9ラブストーリーの主人公みたいに人間が爽やかでキラキラしてて、
人に媚びるのなら得意でせいぜいメッキの女子力しか持ち合わせてしかない自分では、同じ次元に立てなかったけど。
なんか、その周りの人達みんななんともナチュラルなモテ感があって。
あーー、自分も大恋愛とか言うやつをして、死にそうなほどときめいたり、切なくなったりしたかった。
よかったな、その平凡な生活を捨てればいつでも恋愛できるぞ