2016-06-02

景気は悪くなっている

アベノミクス不況

景気は悪くなっている。

良くなっている証拠はない。

そう実感している人は多いと思う。

政府調査ですら景気は減速・悪化している。

中小企業製造業は以前から不況だが

非製造業中小企業も、見通しは不況判断した。

 

短観日本銀行 Bank of Japan

http://www.boj.or.jp/statistics/tk/index.htm/

2016年4月1日 2016年3月調査

http://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2016/tka1603.pdf

2015年12月調査2016年3月調査

製造業大企業中堅企業中小企業
最 近12→65→50→ -4
先行き3-2-6
非製造業大企業中堅企業中小企業
最 近25→2219→175→4
先行き179-3

 

この数字をまとめるとこうなる

製造業
企業規模2015年12月2016年3月2016年3月→将来見通し
大企業急激に減速悪化
中堅企業横ばい急激に悪化(不況突入)
中小企業減速(不況)悪化(不況)
非製造業
大企業減速急激に悪化
中堅企業横ばい急激に悪化(不況突入)
中小企業減速(不況)悪化(不況)

こういう状態から賃金待遇は急激に悪化するし

解雇配置転換、店の閉店なども急激に増えるだろう。

かつては業種によっては好況な業種もあったが

いまはどの業種も景気減速悪化不況化している。

 

ヤバい雇用

日銀短観の「雇用人員景気判断」を見ると

どの産業も「人材不足」が極限まで達している。

好転していないどころか先行きは悪い。

  

6 雇用

雇用人員景気判断(全産業)

雇用人員景気判断2015年12月調査先行き中小企業2016年3月調査先行き
大企業-12-12-11-10
中堅企業-21-21-21-21
中小企業-21-23-20-23
全規模-19-20-18-20

 

これは何を意味しているのかというと

人手不足を感じる会社が多いということだ。

 

極限まで人件費を切り下げ、これ以上は下げられない限界まで

待遇賃金を下げて求人募集をかけた結果

求職者側は応募することができず

人手不足がずっと続いているという状態になっている。

  

働く人の賃金を盗んで得た内部留保

企業一時的に景気が良くなった。

しかししょせんそれは泥棒窃盗とおなじで

そんなことがいつまでも続くはずがない。

 

待遇を良くして賃金も上げれば

自然人手不足は解消されるはずだが、

企業待遇賃金限界まで下げて

そこからさら賃金を下げようとし

政府無能でなにもしないしできないか

人手不足悪化し続けている状態になっている。

労働者の側から見ると

失業率は上昇して働きたい人はいるけれど

労働に見合った待遇賃金を出す企業が少ないか

働きたくても働けない地獄のような状態になっている。

  

自殺について

http://anond.hatelabo.jp/20160602210130

こういう指摘があるので書いておく。 

 

自殺「人数」が減っているのは事実だが

減っている主な理由日本人口全体が減っているからだ。

人口が減っているか自殺も減っている。

自殺「率」が減っているかどうかは

人口減少全体の中で比較して検討する必要がある。

最新データは以下の通り。

厚生労働省 平成284月5日公表 

人口動態統計月報(概数)(平成27年11月分)

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2015/dl/all2711.pdf

第4表 死亡数・死亡率 死因別

1-11月累計平成27年平成26年差引増減
自殺累計2131422560△ 1,246
年換算率18.619.6△1.0

2014年から2015年にかけて自殺者は1246人減っていて

年換算率でわずかに1ポイント減っている。

減っていること自体は良いことだが

それは2014年ごろに景気が良くなったことと関係があるだろう。

だがそれでも年間2万人以上自殺している大勢に変化は無い。

今は2016年で、その調査結果が出るのは2017年4月から

その時に自殺率がどうなっているかを見れば

現在自殺と景気との相関を確認することができると思う。

自殺原因は複雑で、病気人間関係悪化などとも相関する。

自殺は、我慢に我慢を重ね、

自殺未遂未遂を重ねるというプロセスを経て

様々な問題を抱えて既遂死ぬという経過をたどる。

自殺不況相関関係にあるが

自殺率不況の先行指数ではない。

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