2014-11-18

SHIROBAKO内輪ネタが盛り上がってて気持ち悪い

元来食わず嫌いではないけれども、この手の内輪ネタはあまりに寒くて苦手だ。

くろみちゃん然りの企画倒れなんで、まあ語れるのは作画と誰がモデルなのか位で

肝心のアニメ作品としては微妙、これに尽きるのだ。

以前グラスリップでも似たような事を書いたが、SHIROBAKOもまた俺のオススメアニメってのを見せられてるのだ。

業界の闇を長々と見せられてもこれといって響かないのは、単にこの手の雛壇芸人による内輪コント嫌悪感を抱いているに過ぎないわけだ。

その点PAWORKSという会社はあえてそうなるよう仕向けて描いてる感があり、スタッフ的にこの反応は大成功だと感じてるのではないか。

それだけ業界業界だけに閉鎖的でしかも薄暗いし大人の事情が常日頃渦巻いた世界という点で表では華やかだけど裏では・・・、となるのが常識で、

その辺を察してやれるだけの器量があれば何ら問題ない内容に仕上がっているのは、このスタッフ陣が如何に努力して見せられる業界アニメ

ないし内輪アニメを目指したのだろうか、と考えてしまうのである

しかしながら、白箱面白い所はどこだろう?

そうはいっても内輪ネタ以外で楽しめるのは新人制作進行の仕事ぶりとか、アニメ関係仕事をする他の登場人物をそれぞれの視点で描いている所で

そこは素直に評価してるし、何より業界モノだと分かった上で見ているのでなるほど納得する所が多い。

そもそもこのPAファンタジー要素さえなければ中々の名作が多い。いろはとかTARI TARIとか現実的な、ちょっぴり非現実的境界で描いている分が面白い

逆に少しでもファンタジー要素のある作品は不得手という印象がある。グラスリップとかTrue Tearsとか別に西村〇二監督非難してるわけではないが賛否両論になり易い。

その中で、やっぱり原点は現実路線であろう。

という事で今期はSHIROBAKO業界ネタ内輪ネタ勝負をしに来たのだろう。

しかしながら、面白いのは業界人と作豚と懐古厨だけだろう。

何故なら、そういった業界にズブの素人である筆者が、何を言っているのか時々分からない単語とある制作進行の存在が非常に不快からである

あいった業界不快系の業界人が話の根幹に必ずいるので、話をまとめるために更に風呂敷を拡げないと話がまとまらないというジレンマに陥るのだ。

その不快さがただでさえ業界ネタが人によってはつまらないと感じるのに対し、物凄い相乗効果となって顕れて結果、この手のアニメ敬遠しがちになるわけである

要は不快系をどうしたら取り除けるかをSHIROBAKOに見ているのに、一向にその不快を取り除く気配がない。

それどころか、その不快キャラがある種作品キーマンになっている様に感じられるのである

これは恐らく失敗を糧に成長していくサクセスストーリーを内含しているのかもしれないが、実際最新話になってもその様子は感じられない。

恐らくそのせいで主人公が苦労するといったコンセプトなのだろうが、見る側としては一通りの着地点を用意しない限り極めて不快で見るに堪えないと言わざるを得ない。

だがしかし、それなら見るのを辞めればいいじゃないかという声もある。

折角最新話まで見ておいて今更視聴を辞められない、またアニメ視聴において3話までで大体のテーマや内容が分かると言われている中で、

それでも面白そうだと感じて視聴を継続する人も存在するのではないか?

少なくとも筆者はその一人であるので、期待も大きいのだ。

内輪ネタがつまらないと一言で言ってしまえば簡単だが、どのあたりが酷いのかという事を指摘するのは実は非常に難しい。

SHIROBAKOけが抱えている問題というわけではないが、とりあえず何を一番伝えたいのかを明確にする事、明らかに浮いた人物の補足や単語の説明を入れなければ

ゆゆゆやコパスのような唯我独尊アニメや説明し過ぎて駄目になりつつあるテラフォーマーズの様な取り返しの付かないアニメの様な事になってからでは遅いのである

  • これ内輪ネタよりも、アニメとリアルのリンクっぷりを楽しむアニメだよ。 突然語りだすアニメ監督とか、急に自己主張を始めるアニメ関係者とかをウォッチして楽しむための作品。

    • それ全然楽しくない ただのあるあるネタだけだと面白くもなんともないんだなあと白箱見てると思う 元増田が嫌っている不快系というのはそこまで気にならない 現実にすぐ傍にいら...

  • グラスリップは本当に置いてけぼりを食った。 ああ、置いてけぼりってこういうことを言うんだとはじめて悟った。

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