2013-11-09

違和感の正体(個人の感想ですよ)

学習指導要領に書いてある」の回答 - 石田のヲモツタコト

http://d.hatena.ne.jp/IshidaTsuyoshi/20131108/1383913078

前々からこの手の話題で違和感を覚えていたのだけど、元記事を読んでいくつか違和感の正体がComeUpしたので書き留めておきたい。

1.教育の流れが悪い

 "はじめて覚える事"でひん曲がった算数/数学ルールを覚えさせるというのが筋が悪い。

小学2年生で間違いをもらった立式が、可換則を習うと間違いでなくなるという正誤感覚は気持ち悪い。

もうちょっと言うと、テスト用紙に「説明文にそった式を立てること。」といった表現があれば、これを見た大人の意見はずいぶん違うと思う。

2.教師の理由が悪い(適当ではない)

 「学習指導要領に書いてある」というのが本質的な理由にあたらない。

教師の立場文部科学省トップダウン指導は絶対であるというのは、大人なら理解に難くないのだけど。

「こうしないとわからない子供がいる」というのは教える側の理由で、算数世界で「×」にする理由にならない。

そもそもどうしてこういう学習指導要領になったのかが知りたい。この論理的な説明が知りたい。

3.年毎に変わる学習指導要領算数数学ルール範囲を規定する

 2に関係するのだけど、数学世界での理由が挙げられていない為に(そもそもないのだが)、今後の指導要領変更で「やっぱりやめました!」的なことが起こりかねない。

過去にあった、円周率を約3とした悪しき学習指導反省がなされていないのではないかと思った。

4.おわり

以上だけど、違和感ついて1が割合的に大きい。

ものを覚えたり習う時は、

「大きく覚えて後から詳細を知る」または「一つ一つのルールを覚えて大きくする」

のが正則だと思ってたので、正則ではないという違和感が正体だった。

(以上、個人の感想でした)

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