もともとゲームと機械系が大好きだった私はすぐさまPCに飛びついた。
”インターネット”という言葉は学校で習っていたから、すぐに接続したくなった。
当時は光回線やADSLなんてもちろん無くて電話回線から直接繋ぐダイアルアップ方式。
全く未知の機械と、わけのわからない説明書を相手に何日もかけてやっとインターネットに接続できて
自分がWEBデザイナーを目指したのは思えばこの頃からかもしれない。
中学2年の時にインターネットに初めて触れた私は、その翌年初めての携帯を持った。
今の携帯電話のように、定額じゃないから毎月のバイト代はほとんど携帯の料金に消えていった毎日。
それでも、当時ははやってた魔法のあいらんどを見たり、まだこんなに有名じゃなかった携帯小説を読んだり
ネットで得られる色んな情報を見るのが楽しくてやめれなかった。
いつのまにか友達の間でパソコンのことはあいつに聞けば大丈夫。と見られるようになった。
答えるのも全然苦じゃなかったし、むしろこの頃からPCに関わる仕事をしたいと思うようになった。
初めは魔法のあいらんどとかで作っていたけど、物足りなくなってHTMLのテーブルを勉強するようになった。
まだCSSなんて無い時代だから、テーブルで枠組みして形になっていくのが凄く楽しかった。
それから時は過ぎ、WEBデザイナーの夢もあきらめた私はネトゲにはまって画面の向こうの彼に恋をした。
遊びじゃなくて本気で恋をした。
でもその当時周りには”ネットで会った”なんて言えないし、気持ち悪がられる時代の風潮だった。
本気でこう思ってた。
ネットで知り合った事をバカにされるのが辛かった。
時は過ぎ、今までPCさえ触れなかった友人達が”mixi”を初めていた。
この時は正直びっくりした、時代が変わったと強く思った。
そしていま、Twitterが流行ってますますネットコミュニティの加速広まっている。
こんなに嬉しい事は無い。
誰にもバカにされない時代が来たんだ。
TwitterのTLを見ていても、その人個人の持ち味が非常に出ていておもしろい。
ある意味アナログよりネットの方が、その人の人間性や持ち味を出せるんじゃないだろうか。
ネットコミュニケーションを使えば、社会にある色々な問題を解決できるんじゃないだろうか。
私はこの10年ネットを通じて色んな出会いをしてきたけれど、実際リアルで初対面の人より間違いなくネットで会った方の方が信用できる。
それはたぶん、当たり前だけど”信頼関係が出来上がってる状態”で会うからだと思う。
もちろんアナログも大切だけど、初対面から信頼関係なんて、なかなか築き上げれるものでは無い。
それをあっさり、気の合う仲間を探して人と繋がれる。
何て素敵なことなんだろう。
もっとみんなやればいい。
もっとみんな出会えばいい。
これからもっと加速するネットコミュニティをみんなに使ってほしい。
そんな想いです。