はてなキーワード: 主語とは
CMのタイアップ曲がどんな感じで決まっていくのかと、MVの企画がどんな感じで決まっていくかを私の知ってる範囲で書くよ。
炎上した例のMVがどうだったかは知らないけど、普通はこういうケースが多いかなということを書くよ。
ここに書くのは慣れてないので、作法が間違っていたらごめんよ。
まず企業が広告代理店にCMの企画を依頼するところから全てが始まるよ。(今回はコンペじゃなくて仮に随契だとして話を進めるよ)
どういう商品で、どういうことを伝えたいとか、どんな層に見てほしいとか、そういうことを代理店に伝えると、CD(クリエーティブディレクター)やその手下であるプランナーたちが一所懸命企画を考えるよ。
CMの企画というのは大抵3~5案くらい出して好きなのを選んでもらうんだけど、その中で「タイアップ楽曲を使う案も出そう」ということになると、キャスティング担当とかタイアップ担当の人が各レーベルに連絡してエントリーを募るよ。
アーティスト側としてはやりたいのはやまやまだけどツアー中で無理とか、大御所すぎてそもそも興味なしとか、実は競合他社のCMが決まっていてできないとか本当にいろんなパターンがあるけど、タイミングがすごく大事だよ。
ちょうど数ヶ月後にアルバムのリリースを予定していてあと何曲か作ろうと思ってましたみたいなアーティストがいるとベストだよ。
さらに最高なのはすでにCMに合いそうなデモがあってあと歌詞書くだけみたいな状態の曲があると、プレゼンのときに聴かせられるので超有利になるよ。代理店側からこの人に書いてほしいということもあるけど、結局タイミングが合うかどうかだよ。
そもそもタイアップってなに?っていう人もいるかもしれないので書いとくと、
企業側はアーティストの新曲を無料でCMに使うことができておいしい。アーティスト側としては企業が数億円払って買ったTVCMの枠で自分の曲をバンバン流してくれるのはおいしい。っていう仕組みのことだよ。
具体的には新曲をJASRACに登録するときにこのCMでこの曲使うけど使用料発生させないでねという登録(委嘱登録とかタイアップ登録とか言う。詳しく知りたい人は調べてね)をすることだよ。
なのでアーティストとしては出稿量が結構大事で、CCJC(広告業界の人はコカ・コーラのことをこう呼ぶよ。しゃらくさいね)だったらまあかなり多いだろうからできるタイミングならやりたいというアーティストが多いと思うよ。
プレゼンの時点では数組のアーティストが候補として残っていることが多いよ。こっちの人のほうが有名だけど今回は10代に人気のあるバンドのほうがいいかなーみたいな感じで企業の人が絞り込んでいくよ。いよいよ決定となったら、歌詞を発注するよ。
企業と代理店から、楽曲の雰囲気とか歌詞に盛り込んでほしいワードとかをまとめてアーティストにオーダーするよ。
今回の炎上したやつでいうと「渇いたココロに注がれる」みたいな露骨なやつはアーティストからのサービスで、「意外と好きな日常」みたいなワードが逆に企業から出そうな言葉だなーという感じがするよ。あとは「覚えやすい」「マネしたくなる」みたいな注文が多い世の中だよ。
ここまで書いてて思ったんだけど、炎上した曲が使われたCMは私見てなくて、もしかしたら彼らが出演もしてたのかな?曲の提供だけじゃなくて出演もするってなるとエントリーしてくれるアーティストがガクッと減るので、もしそうだとしたら最初からミセスありきの企画だったのかもしれないよ。
撮影して編集して、アーティストから上がってきた曲をのせてCMをつくるよ。
今回のエントリではここは詳しく書かないけど、これでCMづくりは終わりだよ。
大抵の場合、レーベルのA&Rと呼ばれる人が発端となってMVを作ろうということになるよ。
ちなみに資金はレーベルが全部出すパターンと、レーベルと所属事務所が出し合うパターンがあるよ。事務所が全部出すパターンもたぶんあるよ。
まずA&Rが超ざっくりした方針(メンバー稼動はあり、バンド演奏なし、楽しい感じ、とか)を制作会社のプロデューサーに伝えて、プロデューサーはディレクター(監督)を数人提案して、その中から選ばれた監督が2案くらい企画を考えるパターンだよ。
数人の監督にそれぞれ企画を出してもらってコンペ形式にするパターンもあるし、プロデューサーの前に監督決め打ちで話がいくこともあるし、このへんは結構いろいろだよ。アーティスト本人が企画を立てるのも珍しいけどないわけではない。でも結局素人なので3分とか4分をどう構成するかなんていうのは最終的にはディレクターが考えるよ。でもいずれにせよ全てはアーティスト本人が確認して、納得した上で進行するのが普通だよ。
ちなみに今回の炎上MVでいうと制作会社の名前が聞いたことない会社でおや?と思ったんよね。それでプロデューサーの名前を検索してみたら元SEPの人で、過去にミセスのMVを何本かやってるっぽかった。(SEPっていうのはまあMVばっかり作っている会社です)おそらくミセスの仕事を持ったままSEPを辞めて独立したんだと思う。ディレクターもだけどプロデューサーも個人商店っぽいところがあって、会社にというよりその人に指名で仕事がくる世界だよ。
時系列がこの通りとは限らないけど、(だいたいCMを作りながらMVの企画も進んでいると思う)こんな流れが普通だよ。
一部のネットユーザーが「電通ガー」とか「スポンサー企業が知らなかったわけないだろ」とか言ってるけど、仕事の流れを知ってる人からしたら、企業も代理店もMVの企画にはノータッチと考えるのが普通なんよね。なぜならMVには金を出してないから。
もちろん例外もあって、それは企業がMVにも金を出している場合。CMとMVを同じ世界観でやろうとか、そういう特殊なケースのときには当然企業のチェックは入るよ。
例のMVの場合、YouTubeの概要欄に電通の人がクレジットされてたから「電通ガー」が湧くのも無理ないかなと思うけど、たぶんレーベルからしたら元々電通から話が来て生まれた曲という意識があったからクレジットに入れといたほうがいいかなぐらいの感じだったんじゃないかと想像するよ。
なんか電通を擁護するために書いたみたいになってしまったけど別にそういう意図はないよ。繰り返しになるけど普通はこうじゃないかなーっていうことを書いたまでだよ。長くなってすまんね。
久しぶりにあった友人が子供っぽすぎてどうしよう。
大学の友人とコロナ禍明け、久しぶりに会う機会があった。学生の頃は男女混ざった友達グループで仲良くしてた人で、大学4年から就活とコロナが始まり、そのまま疎遠になっていた。数年ぶりに連絡が来て数回会ったのだが同い年と思えないくらい子供みたいな振る舞いが多くてびっくりした。
具体的なところとしては
人はそれぞれ考えを持ってるから自分の考えを伝えないと相手には伝わらないとか基本的なところができていない。あと若い世代が当たり前に持っている配慮がインストールされていない。一人暮らしの異性の家に行きたいって言わないとか、他人の噂話を無闇に話さないとか。自分も、自分の友人も、自分の会社の同僚や後輩も話す時は当たり前にその配慮をしてるので、配慮できてない友人にすごいびっくりした。
よく見るバウンダリーとかに近いと思う。自分が次ここ行きたいから相手もそう思ってるはずとか、そういう言動がちらほら垣間見える。例えば会った後予定があると言ったら(食事に行く約束しかしてなかった)ついてこようとするとか。
最初の約束の時に「ご飯に行ってその後どこか行きましょう」とかって話してたならまだわかるんだけどそういうのも特になく。自分がこうだから相手もこう、みたいなのが透けて見えてる。小学生くらいの息子がいたらこんな感じかと思った。
•認知が一部歪んでる。
Xとかで一時期話題になってたやつ。一人暮らしだって話をしたら第一声が「なんで僕を呼ばないの!」だった。せめて「僕もいつか行ってみたい」とかあっちが主語だったらわかる。(特にこっちはおいでよとかも言ってない。最近は一人暮らしで自炊してるって言っただけ)
おそらく彼の中では「一人暮らしの話をしてくれた→僕は友人だから当然呼ばれるべきだし話しているということは向こうもそのつもりだろう→でも僕は呼ばれていない→この人が僕を呼ばないのは間違っている。あってはならないことだ→なんで僕を呼ばないの!発言」みたいな感じなんだと思う。(Xの受け売りだけど)
一人暮らしをしたのは自分の生活の事実のみとしてこちらは話しているつもりだし、一人暮らししているの言葉の意味は一人暮らしをしている、以上となる。決して奥ゆかしく誘ってるとかではない。
今まで同年代の男と話してもこんな品のない発言されたことないので面食らった。(会話では曖昧に流したけどその後貴方の最寄り駅行きたいみたいなLINEが来たので丁重にお断りした。曖昧に流さなければよかったと後悔してる。)
余談だけど、この発言聞いた後から何話してもこんなふうに誤解されたらどうしようと思って会話がしづらくなった。
上記みたいに自分が26歳男だと理解して振る舞っていない節がある。言動が子供っぽいのに図体は大人なので結果としてうーんと思う発言が多いと感じる。そして自分が振舞えていないことを無知だけで片付けようとするのでタチが悪い。
例えば5歳の子が見知らぬ女性に抱きついても「お母さんと間違えたかな?」とかになるし「見知らぬ人に抱き付いてはいけません」って知らないんだろうなとなるから注意して終わる。でも26歳男が見知らぬ女性に抱きついたらセクハラだし最悪逮捕される。「僕は見知らぬ女性に抱きついてはダメとは知りませんでした」なんて言ったらお前は26年間の人生どう生きてきたんだ、ってならない?
流石に例え話ほど突飛な行動は友人も取ってないんだけど知らなかったから許してにも限度があると思う。「一人暮らしの異性の家に行こうとしない」くらい令和のマナーとして知っといてほしい。
あっちが実家暮らしでフルリモートワーク、人と会わない 生活をしているからか自分のことについて話すネタがないらしい。(友人にはあまり会わない。会っても3ヶ月に一回程度とのこと)
その結果として他人の話を無遠慮にしてくる。知り合いが有名人と結婚するとか本人に全く関係ないこと。そしてこちらに対しても「面白い話して」とか「僕は話すネタ何もないけどそっちは恋バナあるんでしょ。恋バナしてよ」みたいなことを言ってくる。
「貴方はたまに会ってくれる人間なんだから僕を当然楽しませるべきだ。さあ面白い話をしてください。恋バナをしてください」みたいになってる気がする。
恋バナは情報交換の意味もあるので向こうが話してこないのにこっちだけが話したいとは基本ならない。付き合い立てでこっちがめっちゃ惚気たいとかならともかく一年も前に分かれた元彼の話求められても反応に困る。
•口が軽い
コンテンツ消費してくるとも通ずるんだけど、リモートワークで人とも会わず変化のない生活をしているからか、親の病気とか家庭環境とか他人から聞いた他人の恋愛話とかなんでも話してくる。親から聞いた話をそのままこちらにしてくるので、私がした話も友人の家族に筒抜けなんだろうなと思うと会話しづらいし話題は選ばざるをえない。
実家暮らし•リモートワーク•友人とたまにしか会わないは全部友人が選んだことだ。
これらの生活で家事はやってもらえる•通勤しなくていいといったメリットを享受するならデメリットの人と会わない•単調な生活なども享受するしかない。でもその辺りを理解してないからかたまに会う自分や他の友人に生活の彩りを求めている気がする。人と会いたいなら自ら他の友人を誘うとか出社のある会社に転職するとか。人生がつまらないなら趣味を始めてみるとかやりようはいくらでもあるのにそれをしないで他人に選択した結果のデメリットの解消を求めてくる。端的にいってダサい。
(私が一人暮らしだから趣味を持ってたり人と定期的に会うように予定を入れるタイプなので余計にそう思ってしまう。)
簡単にまとめると、同世代が当たり前に知っている配慮や価値観を知らず、思考や認知が歪んでいて、それをそのまま言葉にする。そして自分が無意識にそれらを選んでいることに気付いていない、みたいな感じ。
禿げてる人が目の前にいたら普通の人は見た目の話題を避けるとかするんだけど、友人は相手に自分を投影して「自分は見た目のことは言ってもらいたいから言おう。この間SNSでおすすめのカツラ屋さん見たからそれも伝えて、センシティブな話題だから敬語で話そう」みたいな思考になって「貴方禿げていらっしゃいますね。どうして禿げたんですか?おすすめのカツラ屋さん知ってるので紹介しましょうか」というコミュニケーションになるみたいな。。(敬語だけはかろうじて気遣いとしてあってるのかまたなんとも言えない)
大学の時(コロナ前)は友人も定期的に人と会う環境にいたし、たまに子供っぽいと思うことはあってもここまでひどくなかった。
今後も友人関係は続けていけたらと思うものの友人が26歳にしてこんな思考なのでここから変わることができるのかとも思ってしまう。
正直会ってても楽しくないし話題も選ばざるをえないので会話が続かない。
他の友人からも「子供っぽい」とは言われてるみたいだけど具体的には言われていないみたいだし本人も「言われちゃった。テヘヘ」みたいな反応だったので深刻に受け取ってなさそう。
どこからどのように指摘したらいいものか、そもそも友人として指摘してもいいものなのか(こちらが指摘する立場にあるのか)悩んでる。
クリエイターと自由と責任、というテーマについて色々考えたことをつらつらと書いてみる。長文。
俺は大学在学中から、もうずっと長いこと個人でゲームを作っている者だ。仕事をしつつ余暇でゲームを作り、すでに何作も公開している。大して売れてはいないので、あまり偉そうなことを言える立場ではない。
これまでしてきた仕事は、ゲームとはまったく関係がない。俺がゲーム業界に入らなかったのは、そこに入っても俺が作りたいものを作れないことを知っていたからだ。会社という組織は、自分の作りたいものを自由に作れる場所ではない。
俺には明確に作りたいものがあって、それは個人でも作れるものだったので、ゲーム業界に入る意味が俺にはなかったのだ。
本業の方では、いくつかの組織を渡り歩き、それなりに人を束ねる立場になってきて、組織の仕組みというものがある程度分かって来たところだ。
日本の企業は……いやもう少し主語を小さくしようか、俺が見てきた組織は、末端の従業員の裁量はとにかく小さく、何をするにも上司の承認を通さなければならない。個人が自由に創造性を発揮できる機会などはほとんどない。
そういう体制をディスりたいわけではなくて、それによるメリットもある。
上司の承認を取ることで、自分の行動で何か問題が起きても、その責任を上司に転嫁することができる。そして上司はさらに上司の承認を取ることで、その責任を転嫁する。
そのように組織の中で責任を広く薄めることで、特定の個人の責任を回避する。これは責任を曖昧にして、組織が社員を保護するための仕組みだ。
しかし普通の会社はそれでよくても、自由な創造性が必要な分野では、そういう体制はすこぶる相性が悪い。
クリエイターが創造性を最大限発揮するには、何よりも自由が必要だ。その点で、うまくやっていると思うのは漫画業界だ。
俺は、日本の漫画が成功している要因の一つは、漫画家が組織に属さず、組織から自由であるおかげだと思っている。もし漫画家がサラリーマンだったなら、漫画の内容をまず企画書にまとめて稟議にかけたり、1コマ修正するにも上司の承認を通したりといった世界になるだろう。
編集者がそれに近いことをしているのかもしれないが、漫画家本人はしていないはずだ。もし漫画家本人がそんなことをさせられたら、稟議を通りやすいテクニック、組織の中での立ち回りばかりが優先されることになり、自由な創造性からかけ離れてしまう。
出版社は漫画家にある程度自由な裁量を与え、漫画家が創造性を最大限発揮できる体制を整えている。しかしそのためには、漫画家を組織の外に置く必要があるのだろう。
漫画家のような存在は、組織にとっては異端者であり、組織の中に組み込むことができない。漫画家がいなければ事業が成り立たないにも関わらず、その主役を組織の中に置くことができない。この辺に、日本の組織運営の難しさがある気がする。
しかし自由の代償として、漫画が売れなかった場合、漫画家は収入の大幅減、連載打ち切りといった形で、その責任をダイレクトに負わされることになる。
サラリーマンであれば、たとえ大きな失敗をしても降格程度が済むことが多く、日本ではいきなりクビになることは少ない。サラリーマンは自由を制限される代わりに、ここでも保護されている。
サラリーマンであってもかなり上の役職であれば大きな裁量が与えられるが、その代わりに大きな責任も取らされる。結局、自由が欲しいなら責任を負う必要があるのだ。
ゲームの話から少し逸れたが、ゲーム業界においても80年代頃のゲーム会社は自由が気風が強かったのではないかと思う。いわばゲーム業界そのものが異端だった頃の方が、ゲーム業界は元気があった。新しいものを作るのは、いつだって異端者だったのだ。
俺はゲーム業界にいたことはないのでこれは想像なのだが、当時から残っている大手には、事業の規模が大きくなるにつれて社会の責任が大きくなり、多様なメンバーが集まり、大企業病に冒され、だんだん普通の会社になっていったところが多いのではないか。
任天堂なんかは今でも元気があるが、他に元気のある日本のゲーム企業は少ない。クリエイターが自由にものを作れない環境から創造性は生まれない。
ともあれ、いまゲームを作るなら昔から存在するゲーム企業ではなくインディーズで作るのが一番だと思う。それがもっとも自由な創造性を発揮できる環境だ。
俺なんかは、別の仕事をやりながら余暇でゲームを作るという、いわば美味しいとこ取りでやっている。しかしそういうやり方では、所詮大したものは作れないとも思っている。本業でゲームを作っている人には、やはり及ばない。
それは創作に掛けられる時間の長さという意味でもそうだが、それ以上に、本業でゲームを作っている人は覚悟が違う。
これが売れなければ倒産する、失業する、借金を背負う、そういうプレッシャーを負うからこそ作れるものがある。自由と責任は表裏一体だが、大きな責任はクリエイターを追い込み、本気にさせる。それで潰れる人も多いが、それを乗り越えて初めて達成できるものがある。
俺にそこまでのことはできないので、それができる人は素直に尊敬するし、感服する。俺は、彼らと同じ土俵には上がらず、慎ましく自分の作りたいものを作っていようと思う。
いや横増だけど私もそれは雑すぎるし主語でかいし虎に翼のあのシーンは私もどういう意味かわかんなかったとこなので全然あれは文句でも批判でもない単なるいち視聴者の意見じゃんと思いました。
☆追追記あり
結婚しない・子供持たない理由で“結婚生活を送る経済力がない・仕事が不安定だから”は20-39歳男女で35%〜36%くらい。(複数回答・男女共同参画局)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/zuhyo/zuhyo00-41.html
上のグラフ見ると、20-39歳未婚で“誰かと一緒に生きたいと思わないから”が男女で27%33%とか“結婚という形式にこだわる必要を感じない”男女で28%41%だったり(多分子供を持つ気がない)
公営のマッチングアプリでも解決できないだろう人たちが結構いる。
お互いの所得が足りないと子供がいざ大学に行きたいと言った時に奨学金となり就職後も借金で苦しめることになるし(結婚も晩婚傾向になる)(子供一人の生活費教育費、大学まで行かせるには2000万以上かかると言われている。今は物価高だからもっとかも)
夫婦で持ち家を持てなかったり、老後資金が全然貯めれないことにもつながって結局子供に援助してもらうことになったりするので。
これを嫌がる人は多いし、所得が足りないようだったら結婚の選択肢を除外してしまうのも仕方がないことだと思う。
また女性は妊娠中の切迫流産率(流産危機で絶対安静)は15%だけど、長子がいて父親が中小企業勤めの場合、時短勤務や子供が風邪などで保育園休みになったり、保育園で熱を出してお迎えなど厳しいはず。父親が中小企業だと簡単に早退したり休める雰囲気がないところも多いし。
長子がいなくて夫が激務なパターンでも、帰宅後家事をやらなければならない。
また周産期うつは(産前うつ・産後うつ 妊娠出産でホルモンバランスが劇的に変わるので起こる)罹患率10-20%なのでこれも酷い場合は夫が色々やらなければならなくなる。
発達障害児が生まれる確率は10%程※で、療育に通わなければならなくなるとフルタイム勤務はどちらかが諦めなければならないし、不登校になっても(お互い子供を勉強も教えず家に放置していい方針でなければ)どちらかが働けなくなる。所得が低ければ塾や習い事もあまり通わせられないし。
夫婦共に所得も貯蓄も多くない場合無職期間が長引けば男女とも地獄なので、所得を見た方がいいのは確かで、結婚しない・子供を持たない大きな原因になる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0891U0Y2A201C2000000/
またこども政策の推進に係る有識者会議の東京大学の山口慎太郎氏は
・現金給付も現物給付もどちらも出生率向上に寄与。しかし現物給付(保育所整備)のほうがより高い
コストパフォーマンス。なぜか? 現物給付(保育所整備)は女性の子育て負担を直接軽減(させる)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_yushiki/dai3/rinji_siryou5.pdf
“ 第14節 生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育の振興
また,20代や30代の若い世代が理想の子供数を持たない理由は,「子育てや教育にお金がかかり過ぎるから」が最大の理由となっており,幼児教育の無償化をはじめとする負担軽減措置を講じることは,重要な少子化対策の1つです。”
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab201901/detail/1421903.htm
…と少子化の理由を“ 子育てや教育にお金がかかり過ぎるから”という事実を認めている。
R5厚生労働省の厚生労働白書や、こども家庭庁のこども政策の強化に関する関係府省会議にも同じ文章があり、現物支給を特に重視しているのがわかる。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/22/dl/2-01.pdf
https://www.cfa.go.jp/councils/kodomo_seisaku_kyouka/mMyTNdJo
増田では現金支給も現物支給も一律少子化対策には不要なものという結論になっているけれど
夫婦合わせた所得が低い人と、それなりの所得水準の人とでは分けて考えた方が良いのでは?と思う。
ただ現物支給でも大学無償化については、政治への信頼性が低いので18年後のことを信用して産む人は多くないだろうとは思うけれども。
追記:
①元増田が“ 現金支給も現物支給も一律少子化対策には不要なもの”としていたわけではありませんでした。そういう結論の人が多いようにその時は思えて主語なしで書いてしまいましたすみません。
② 多くの人の認識の中で、子供を大学に進学させるためにどれくらいの世帯が老後の貯蓄を取り崩しているのかが不透明な気がするのでこれも追加で書いておく。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg7/290313/shiryou4-1.pdf
“約半数の夫婦が、理想の子供数が3人以上と回答している。(理想の子供数 3人:約40%、4人以上:約5%) 夫婦が実際に持つつもりの子供数は、理想の子供の数を下回る。”
“理想の子供の数を持てない理由は、「子育て・教育にお金がかかりすぎること」が1位。 ◆就学前教育段階、高等教育段階の費用が大きな負担と認識されている。 ◆特に、年収400~800万円の中間層において、理想の子供数を持たない理由として、教育費など経済的理由を挙げている”
“ 教育費負担の現状 子供が大学に進学する際に家計の貯蓄を取り崩している。さらに低所得の世帯ほど、学費を奨学金で補っている”
☆一番下のグラフ 子ども1人世帯と子ども2人世帯の平均貯蓄率 共に子供を大学に行かせると、マイナスになっているのが分かる。
貯蓄を取り崩して子供を大学に行かせる層もいるけれど、老後資金をちゃんと貯めたい(+子供に奨学金という借金を背負わせたくない)高所得にあたらない層は子供の数は制限するのではと思う。
☆追追記
私個人は婚姻支援と子持ち世帯への子育て支援両輪がいい、晩婚化は解消すべきでそのためには独身の若者の支援もした方が良いと思っています。
子持ち世帯の子育て支援もちゃんと少子化対策になるのではという趣旨で書くことに集中しすぎて、独身者への支援が必要ないという文になっていました。すみません。
・奨学金の件を書いたのは、子供を大学に行かせるのに奨学金を子供に借りさせる親を否定するためというより
結婚しない子供を持たない子供の数を制限する要因の一つであるとか、その子供の晩婚の要因にもなると考えたので触れました。
子供が大学出じゃないと価値がないと考えている親がどれ程いるか分かりませんが、子供が大学を希望した場合お金を出せない・借金をさせてしまうのは申し訳ないと考えている人は多いかと思います。(自分は親に出してもらった人に多いかと)
・施策について
独身者…独身者の住居費用補助やカップルの住居費補助はいいのではと思います。たしか親元で暮らす(一人暮らしするお金がなくて)より一人暮らしの方が結婚する率が高いというデータを見たことがあるので。
財源について
高齢支出と少子化対策為の支出のバランスがおかしい事を明確に指摘しており、多分多くの政治家は選挙の票が大事なので目を瞑りたい部分だと思いますが
これをきちんと指摘した「選択する未来」委員会はどんな思いで書いたのだろうと思いを馳せてしまいます。書いてくれた事を無駄にしたくないと思います。
選挙では高齢者の票が多いとはいえ、若者中年の意識が大きく変われば状況が変わってくるのかな。そうだといいと、諦めも大きい中で考えています。
⑷少子化
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/sentaku/s2_4.html
“ 日本では、高齢化の進行に伴う社会保障の充実により高齢支出の割合は年々増加しており、社会支出(高齢・遺族・障害等・保健・家族・失業・住宅・その他)全体に占める割合は2011年時点で46.5%となっている。一方、出生率が低下傾向にあるものの、少子化対策は高齢者対策と比べて、その取組は進んでおらず、1980年度の家族支出は4.5%とその割合は低く、更に1990年度は3.2%と減っていたが、その後、2000年度は3.8%、2011年度は5.7%と微増傾向にあるものの、いまだ全体に占める比率は低い。”
( 補足:データが古いので…グラフのものはこれしか見つけられなかったが最新2017年のものはこちら。
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-09-09.html
“人口減少が継続し、生産性が停滞した場合には、2040年代以降マイナス成長となる”“2050年代には〜社会保障を支えるための家計の潜在的負担が所得の半分を超すなど、厳しい状況が続く。” “現役一世帯当たりの実質消費増加率が2050年代までには現在の半分程度まで落ちる” “さらに、この場合には、人口・経済相互が負の影響を与え合う「縮小スパイラル」に陥ってしまうリスクがある。これは、人口減少により、生産を決める要素である、労働、資本、生産性のすべてがマイナスに寄与し、そして経済が縮小することがさらに人口に減少圧力をかけ、この負の連鎖が続く状態である。”
『なんで「弱者男女を結婚させる」なんて、誰も言ってない事に反論してんの。』
というブコメが人気で、俺もそうだそうだと思ったが、
『増田にそう言う投稿がちらほらあるから誰も言ってない事でもないかな。』
というブコメもあり、調べてみるとマジだった。
『日本で』『女に』というクソデカ主語を用いているから、それに当てはまらない女性からは違和感を持たれて当然なのに。
小さい子を狙う痴漢が大勢いると言っても、全員が全員被害に遭うって訳ではないじゃなし。
この人の経験はあくまで、この人が特に美人で狙われやすいゆえの経験であって、世間の一般女性が必ず同じ目に遭ってる訳じゃない。
ナンパ?っつーかキャッチに遭った事ならあるが、怖いので走って逃げたし愛想を良くするという発想がなかったよ
何つーか、女なら全員体験してて当たり前みたいな言い方をしたら
そりゃ反発を食らって当然なのに、それをセカンドレイピスト呼ばわりするのはどうなのよ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/bambi_yoshikawa/n/n7035883b5e2e
「本当のことだ。」じゃなくてさあ。
そう、男はこういうこと言わないよね。
っていうと「男も言えばいいだろ」とか言うけどちげーんだよ。
「あいつの騒音なんなの?」って話に「お前も騒音立てればいいだろ」っていうのはちげーだろ。
俺はこの手の女の茫洋としたお気持ち表明見るたびに騒音だなあと思う。
だってさあ
話の全てが「なんじゃそりゃ」としか言いようがないわけ。
お前の保育園ヤバくね?
お前の入社先ヤバくね?
お前のバーヤバくね?
お前の付き合ってる男ヤバくね?
としか思えないんだよ。
と言うかそれぞれ個別の問題としてきちんと対処してケジメ取れば?って思う。
それを「日本」「「男」ってデカく括られると「お前の人生のルートがおかしいんじゃねえか?」って言い返したくなるんだよね。
魔界の保育園から底辺学園を出て煉獄商事に就職して地獄のバーに勤めたんじゃね?って思う。
それは違うんだと反論されたとしても「じゃあこの話で何をどうしたいの?」ってなるわけ。
例えば今度養育費を国だか都だかが取り立てる案が出てる。
これはいいねって思うよ。
(本当は「自分の子の養育費から逃げるような底辺のくせに無軌道に結婚する動物たちから迷惑かけられてる」とか言えば言えるけど)
そうやって「こういう問題があるからこう対処します この施策はこれこれの見当の上で合理的です ご賛同を」って話は気持ちがいい。
そうじゃなくてただ愚痴ってるだけの女の話って騒音じゃなかったらなんなわけ?
「日本に産まれて後悔している」とかどんどん主語がでっかく大袈裟になっていくわけじゃん?
女とか女の腐ったような奴の話がどんどん主語大きくなるのって
「その話でどうしたいんだよ」みたいなゴミトークで人にかまってもらうために
ゴミな中身を補おうとして主語がでっかくでっかくなっていくんだと思う。
バキバキッと戦って物事を解決の方向に整理して「これにご賛同を」ならいいよ。
サブスクばっか見てるうちの子、久しぶりにまったり一緒に地上波のバラエティを見ていたところ、「あ!やればできるのひと!」(ティモンディの高岸氏)とニコニコしながら話してきた。
野球のボールなげるのがはやいんだよね〜との豆知識まで披露してくれた。
えっ、あなた、サブスク民でアニメばっか見てる子だったのに?!
バラエティは子どもが寝てからしか見てないし、子どもが見るのは世界の動画〜みたいなやつなよで高岸さんのやれば出来るが刺さるほどは観測範囲で見てないじゃん?!と思って話を聞いたら、学童で夕方からテレビが開放されて、天才てれびくんやビットワールドを見てるらしい。
元々、その時間帯はお母さんと一緒をやってたけど確か改変で前後したんだよね。
お迎えに行くまでに小学生にフィーチャーした話題をやってくれてるみたいで、ガッツリ入り込んでる。
その際のMCがティモンディの2人がやってるらしい。ちらっとみたら野田クリスタル氏もなんかラップバトルしてた。あれくらいの実力のあって子どもたちと協調できる大人な芸人さんがでてると安心感あるなあ。
その昔、キャイ〜ンやダチョウ倶楽部がやってたお決まりのお笑いを確かに見てたな〜と思い出した。ちょっと前はパンサーもよく出てた気がする。
早めに帰ってきたとき、一緒に天才テレビ軍を見ていたら、テレビ戦士が笑うと、一緒にきゃっきゃしてる子どもが可愛い。一緒にマカロニえんぴつのエンディング歌いながら踊ってた子ども可愛い。
いま子どもがちょうどダジャレのような言葉遊びが楽しいときに、だれかを腐すのではない、楽しいお笑いにふれてる様子でほっこりした。
入りきらなかったので別エントリで。
なお、出典は前のエントリーに貼ってあるのでそっちを見てくれ。
今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。
ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策がマッチングサービス・非婚化対策なのである。
統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済的理由」である。
経済的理由と出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。
そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。
両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援が最初に来るだろう。
参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉な理由
引用:
涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口を年収別にみると、未婚男性でもっとも人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年の10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性が高望みといわれてしまう年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている
わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた時代はもう50年以上前の時代の統計であり、現在の状況を分析するには古すぎる。(注3)
また、子どもが欲しいから結婚すると言う回答と、婚姻数が減り始める時期にはズレがあるのでマクロな動向を説明するには矛盾がある。
結婚せずに子どもを産む、いわゆる婚外子の割合が多い国はイタリアなどがあるが、実はイタリアは日本よりも出生率が落ちていて急速に少子化が進んでいる。
また、現実問題、日本では婚外子の出生率が非常に低い。これは社会文化的な問題なので早々覆すことはできない。
参考: ttps://president.jp/articles/-/74857 婚外子の推奨で出生率アップを狙うのは大間違い…婚外子、養子を認めても少子化は解決しない理由
ただし、て「結婚を強制するな」まで入って、最も合理的で優先順位の高い非婚化対策による少子化対策とトレードオフ関係に持っていく場合には問題になるが、
結婚しなくても子ども産みたい人は生めるようにどんどん制度を整えていったら良いのでは、という部分だけならば反対する理由はない。できるならば全部やれば良い。
これは最高に頭の悪い議論だと思っているんだけど、対立しない限り全部やればいいのは自明でしょう。
費用対効果は考える必要があるが、それに求められる効果は非常にわずかでも利益が大きい。
また、民間で出来ているから不要である、と言う話も頭が悪いと思っていて、その民間のサービスができて何年たっているかという事を意識して話をするべきだ。
例えば、マッチングサービスならば、サービスは2010年代前半から急激に増加して、もう10年以上の歴史があるが、そこから漏れる人々がいたのだ。だから非婚化は進み続けている。
ならばそれに対して行政が入る事で改善を図ることに合理性はしっかりとある。
気持ちはわかるのだが、同性カップルの結婚を可能にすることと、少子化対策として非婚化の対策、マッチングアプリなどの施策は本質的に対立しない。
にもかかわらず、そこをつなげる意味は無い
こういった考え方は少数派であることがわかっているため、マクロ政策を議論するときには、残念ながら優先順位は下がる。
もう社会的にコンセンサスがとれて久しいため、古い統計しか残っていないが
ttps://survey.gov-online.go.jp/hutai/h20/h20-syousika.html
これらを確認すると、少子化対策をやるな、不要だ、としている人は社会的に2%以下で、この数字は母数に対してほぼ誤差であり有意な数字ではない。
もちろんマイノリティであっても、配慮は必要である。さらに、戦前の産めよ増やせよの方向に行くようなことは避けなければならない事は大前提である。
しかし、少子化対策で、そこが戻るような兆候は見当たらないため、政策決定段階では処置は不要だと思われる。実施する時に個別の対応はする。
前項にも関わるのだけれど、こういった極端な意見は少数派である事が分かっているため、マクロ政策を議論するときには、残念ながら優先順位は下がる。
一方で、この議論は前項と違い、個人的に嫌だと思っていると言う主語を自分に置いた話とは程度が異なり、主語が社会になっている。
であるならば根拠が必要とされるわけだけど、このような話にそう言った論拠や統計などが記載されている所を見たことがない。
こういった議論こそ少子化対策を駄目にしていると思っていて、根拠ベースで話をしたいと思って、面倒だが色々な出典を貼ったエントリーを書いている。