「観測」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 観測とは

2024-05-19

歯列矯正マナーとか軽々しく言うな

出っ歯かつ下顎がちゃ歯の成人です。

真剣に調べてお金貯めてカウンセリングも行って、最終的に矯正はしないと決めた。

 

観測範囲の偏りかもだけど、最近歯列矯正マナーみたいな書き込みを見かける。

歯並び悪いと印象悪いのになんで矯正しないの?とか簡単に言わないでほしい。

高額なのは前提だけど、生まれついた骨動かして再固定するんだからノーリスクなわけない。

 

矯正デメリットはそれなりにある

大人矯正費用の目安は100万円~。そんなに歯並び悪くないとかならもっと安いだろうけど、悪めなら最低これくらいかかる。100万だよ。簡単に出せる額じゃないよ。お金ないし、幼少期に保護者に金出してもらえなかったからって、マナーがなってないってことになるのか?あんまりだ。

  • 抜歯が必要なケースが多い

出っ歯は抜歯するしかない。引っ込めるスペースがないんだから抜くしかない。場合によるけどがちゃ歯もそう。

軽度なら歯の間を削る方法もあるけど、印象悪いレベルで並びが悪いなら抜歯しかない。なお歯間を削るのだってエナメル質を多少犠牲にする。

本来抜歯は歯科治療における最終手段であり、完全に不可逆の措置だ。矯正では虫歯でもない使える歯を2~4本抜く。

生涯にかかわる決断だ。「永久歯より印象の向上を選ぶのがマナー」なんて健全じゃない。

矯正で歯の根が短くなることがある。歯根吸収という。誰でも起きうるが、歯の移動が大きいほど負担がかかると言われている。歯根吸収の程度は個人差も大きく、極端な問題になる可能性は低いが、歯周病や、歯の寿命を気にしている人にとっては全く軽視できない。

矯正期間はおおむね1~2年。その後の保定にも2〜3年程度。保定期間が終わっても後戻りを防ぐため、就寝時などは保定器具をつけるよう勧められる。

 

矯正期間は痛みもある。抜歯の場合はワイヤーになるが虫歯になりやすいので、メンテナンスの労力も高い。矯正期間も保定期間もクリニックに通う必要がある。3年以上かかる身体改造を気軽に勧めるものじゃない。

矯正メリットももちろんある

ただ、見た目以外のメリットは、永久歯抜いて歯根吸収のリスクもあって、矯正終わるまで口内ケアが大変なことを踏まえる必要があると思う。

私も矯正専門認定から、歯の健康だけを考えるなら、矯正はしないで口内ケアを頑張る方がよいと言われた。

 

もちろんケースバイケースだと思う。

矯正して歯の寿命や口内環境メリットが大きい人もいるはず。

医師とよく相談して、慎重に検討して決断してほしい。

でも決してマナーなんて風潮で推奨されていいものじゃない。

蛇足

自覚してるしめちゃくちゃコンプレックスだよ。でもこれが私の歯なんだよ。

子どもとき矯正してくれなかったとかで親を恨みたくないよ。一生懸命折り合って生きてるよ。

矯正の次はホワイトニングマナーになんの?

あれだってまれつきエナメル質の厚さに個人差あってのものだし、知覚過敏のリスクもある。

そのうち顔面整形とか身長延伸とか植毛もマナーになるん?

憧れも理想もいいけど、マナーっていうの止めようよ。そういう方向にいってほしくないよ。

2024-05-18

anond:20240518123036

観測されないもの観測されるまで存在するかどうかわからないんだぞ

ってシュレジンガーちゃんが言ってた

男嫌いの女、マッツ・ミケルセン大好きな奴多すぎじゃね?

観測範囲でこのパターンやたらめったら多いんだが

2024-05-17

女がゲームに向いているかどうかは知らんけど、観測範囲ではFPSとかの対戦ゲームをやってる女性っぽいのって大体Xとかでも反射的な攻撃性を見せる傾向がある気がする。ゲーム現実混同すると言うか、ゲームゲーム、人付き合いは人付き合いと切り分けられない人が多いと言うか。

エロ漫画を読む男は性犯罪をするようになるって女さんの固定文は、自分達が娯楽と現実を切り分けられないから男もそうに違いないって思い込んでるのかなって最近思ってる。知らんけど。

anond:20240517075649

オタク男もしれっと結婚してんじゃん

ツイッターオタク結構結婚してるの観測する オタクから男だからじゃなくてお前だから結婚セックスもない

まあ自分もなんだが

anond:20240517083742

ネットで広く観測される女も入れてるけど

俺が経験したいくつかの職場プライベートでの観測範囲が主かなあ

2024-05-16

anond:20240516151621

別にはてな民じゃなくても普段反差別を気取ってる奴は全員ダブスタが酷くて面白い

よく観測されるもの

人種差別することは許さないのに「白人」が差別される側になると突然差別主義者に豹変するリベラル

宗教差別することは許さないのに「ムスリム」が差別される側だと突然差別主義者に豹変するリベラル

移民差別することは許さないのに隣の家に移民引っ越してくるとなると突然差別主義者に豹変するリベラル

・生まれ差別することは許さないのに「九州出身者」に対しては突然差別主義者に豹変するリベラル

イジメは許さないのに「同和」の関係者イジメ加害者だった場合は突然イジメ加害者に加担するリベラル

死刑はもちろん国家による人権侵害は許されないと思っているのに「性犯罪」になると突然推定無罪原則を忘れ国家による積極的人権侵害奨励するリベラル

不法移民にさえ就労機会を与えろと行政に迫るほど人々の就労に対して意欲的なはずなのに「ロリコン」については将来的な再就職禁止し、ありとあらゆる社会復帰の道を閉ざし自殺しか認めないリベラル

デマが嫌いなはずなのに自分が撒いたデマには視力が0になる不思議な目を持つため自分ポストについた「コミュニティノート」が見えなくなっちゃったリベラル

住民訴訟で自らの知る権利を勝ち取った稀有な事例なのになぜか「暇空茜国賠訴訟勝訴」の文字が読めないリベラル

最近なぜか戦い始めたフェミニストトランスジェンダー勝手に戦え!)(もう結果だけ教えろ!)

天賦人権説採用しておりあまねく人類普遍的存在すると謳っているのに「健常者男性」に対してだけ何故か頑なに人権を認めたがらないリベラル

浮気癖って友人にも嫌がられるよな

あくま自分観測範囲内でのことだけど、

異性との関係にだらしない人は友人にも嫌悪感を示されると思う

浮気癖ってかなりイメージが悪くなるんだよね

特定恋人がいなくて遊び歩いてるみたいな奴は別としてさ

自分も確かにそういう人が周囲にいたらなんとなく嫌悪してしまいそう

ワキガのこと嫌がるとかそういうのと同じレベル

遅刻癖とかは人によって許せる

バイト飛んだとかそういうルーズな話もまあ人によっては抵抗なく受け入れられる

でも浮気する奴は無理 特に不倫

噂話が回ってきた時点で「あーそういう奴なんだな」って軽く軽蔑してしま

というか浮気って周囲にバレたら本当に袋叩きになるよね 前の職場不倫してる女いたけど噂になったときえげつない陰口言われてたもん、女にも男にも

なんでなんだろうな

人間本能なのかな

2024-05-15

オフィス街キャバ嬢より

ノルマナンバーがない超ゆるい都内オフィス街キャバにて昼歴ピー年(現職)、夜歴3年弱の弱弱キャバ嬢やってるけど、一部の派手な土地を除きキャバクラって世間イメージよりずっと健全だと思う。

私のつくお客さんがたまたま良い人が多いのかも知れないけど、胸尻触りに遭遇したことは一切ないし、セクハラほとんどされない。痴漢と違って分別ある(?)から「お触りしたいなら今すぐ店変えていちゃキャバに行って」って言えばおさまる。一回だけ胸触ろうと奮闘するキモオジがいたけどガチギレして触らせずに帰らせた。あとパパ活不倫のお誘いは何度か遭遇したけど断るから何事もなく平和

しろ昔勤めてた大手JTCの方が酷いセクハラエピソード満載だった。昔の飲み会では女性社員の乳を鷲掴みで揉んでたとか、在籍中にとある支社長が若手女性社員局部を触らせてたとか。他にもセクハラ左遷された人いたし、自身キモい奴にセクハラされて人事に駆け込んだ。社内不倫もいたな。

それに比べてキャバマジで平和接待の席を盛り上げたり自慢話聞いてヨイショしたり愚痴聞いてヨシヨシしたり「あなたと話すの楽しい!」とニコニコしたり一緒に歌ったりしてるだけ。場内指名くれた人と連絡先交換するけどお礼と来店予定聞くぐらいでほとんどやりとりもしてない。

あと嬢がほぼ兼業からかみんなまともな神経してるし普通に仲良い。プラベで遊んだりもしてる。待機中のおしゃべりを楽しみに出勤してるまである。もはやちょっと客側の気持ちかもしれん。

別にキャバイメージを良くしたいとかは思わないけど、本当に良い意味で大したことないよ。何かのはじまりを期待してる男性には申し訳ないけどね。旦那キャバ行ってて浪費に怒るのは尤もだけど浮気心配しなくて大丈夫だよ。大方何も起きないから。

※ちなみにクラブセクハラやべーおじを複数観測した。会って開口1番「やらせろ」っていう実業家(この人は半分冗談常連)とか愛人誘ってくるおじとかタクシーキス迫ってくるおじとか色々いた。キモくて2ヶ月でやめた。

2024-05-14

ひも理論検証ができないのはエネルギー不足

解像度を上げるには膨大なエネルギーがいるが、地球の外周ぐらいの長さの加速器ではひも理論検証には不十分

これを考えると、「じゃあエネルギー無限にあれば無限小の理論が実現できるのか?」という話になるが、無限エネルギーなんてもんがあるのか?

そんなものがないのだとしたら、人間もつ解像度じゃ離散スケールの中で生きているってことになるよな?

では時空はどうだ?これは離散的なものなのか、って話になる

そもそも観測によってズームインしていけば際限なく拡大できると考えるなら、空間時間無限観測できるという話になる...と一見すると思われる

ところが「ある主体がどの時点まで観測たか」という話になると、時間空間もどれだけズームインしても有限の値になる

要するに有限論破増田に分があるってことだ、物理世界に「無限」は存在しない可能性が高い

anond:20240514174227

そういや男って実写アイドル生物するの?見たことない気がするが、観測範囲の外なのか、男はそういうことをしないのか

anond:20240514152147

それを観測記述する手法あやふやなうちは、その対象自体あやふやだもんね

敢えて変な喩えをするとダークマターみたいなもん

anond:20240514110216

何にもハマらないって事はないんじゃないかな?

いやあるとは思うけど、そういう人は多分心の病というか、自殺するレベルの人だと思う。

それと、それらの趣味と呼べる物にも順序的なのもありそうだよね。

個人的観測範囲からすると、趣味と呼べる物がない人ほどパチンコにハマる。

競馬とか麻雀とかとパチンコは、同じギャンブルではあるけど、ハマり方が結構違う。

弱男の定義ってなんなのよ

とりあえず弱男って俺の観測範囲ではここでしか見ないんだけど、使われ方としては、

恋愛弱者金銭社会的弱者として使われてる気がするんだけど、どっちかというと前者の意味合いが強いように思われる

例えば社会的に上手く行ってなくても恋愛では強者として振舞える、いわゆる「ヒモ」的な男を弱男とは呼ばない気がする

でもなんとなくだけど、彼女がいる男でも、自分社会的地位というか、仕事で上手くいってないとかいう奴も弱男を自称してる感じもある

個人的には、恋愛社会的両方兼ね備えてこそ弱男という気がするんだが、なんか弱男を自称する男自身がそれを認めないというか

自分を弱男にカテゴライズする事がアイデンティティーになってる感すらある

そもそも、弱男って「じゃくお」それとも「じゃくだん」、どっち?

2024-05-13

人生において中学時代のみ観測できる個体

ブス

運動神経悪い

頭悪い

性格内向的、よって友達少なし(いない)

みたいな、言い方悪いけど、ちょっと良いところがなさすぎるんじゃないかなぁ〜みたいな子

高校上がると一気にいなくなるわけだが、そういう子達って社会のどこで頑張ってるの?

見かけたことがない

anond:20240513142346

アマプラレビュー見ると信者さんが雰囲気で褒めてるのをたくさん観測できるぞ。

anond:20230423104346

行ったこともない九州を聞きかじった知識で未開の地扱いして死んでも行きたくないとゴネるような気の狂った都心育ちしか観測されんあたり

都心育ちで増田にいるようなやつってかなり問題ある特殊人間性の持ち主なんだと思う

旅行ですら九州行かんの正気の沙汰じゃない

2024-05-12

スカートめくりって量子力学的な実験だよな

観測するまで物事状態は確定しない」

まり、「パンツはいてる」状態と「パンツはいてない」状態が重なって存在しているわけで、

観測されないかぎり、それは決定しないわけで…

働きながら毎日料理する30代夫が、料理をする魅力を語る

私は今32歳で、子供は1歳3ヵ月。妻は専業主婦をしている。

料理基本的に私の担当だ。妻は子供離乳食だけ作る。

今は旦那さんが料理することも多いのだろうが、仕事をしながら毎食しっかり作っている、という話をすると、驚かれることが多い。

と言うことは、こういう生活スタイルは、まだあまり一般的だとは言えないのだろう。

自分料理担当して、3~4年くらいになる。

元はというと、(無自覚だったけれど)自分はかなり食にうるさい方だったらしく、

おいしくないもの我慢できない。それがプレッシャーになる、ということで、自分料理をするようになった。

ただ料理(食事)が好きなだけじゃん、と言えばそれまでなのだが、

別に元々自炊する習慣がついていたわけではない。学生時代や、社会人生活最初の方は、かなり適当食生活をしていた。

必要になってやり始めて、だんだん面白くなってきたのだ。

から、今回の話は、必ずしも生まれつき料理好きな人にだけ当てはまる、というわけではない、と思う。

自分料理をする上で、最もいいな、メリットだな、と思っている点は、

家での料理が、「一石多鳥」である、ということだ。

自分そもそも合理的な行動が非常に好きなので、料理という一つの動作で多くのメリットを同時に実現していることを思うと、それだけで嬉しくなる。

自分料理をすることのメリットは何か? 挙げていけば、下記のようになる。

節約になる。

健康になる。

③好きなものが食べられる。

④食への理解が深まり、味覚をより探求できる。

趣味としてのリラクゼーションになる。

仕事でのタスク遂行能力が上がる。

⑦妻に喜ばれる

以下、順番に説明する。

節約になる。

これは言わずもがな、だ。一部には、「自炊お金がかかる」と言っている人もいるようだが、そんなわけはない。

短期的に見れば、確かに一定の初期投資必要かもしれないが、一旦ルーチンが確立してしまえば、中長期的なコストはどう計算しても自炊の方がやすい。わざわざ計算式で表現するのが馬鹿らしいほどだと思う。

料理器具などについての議論は一旦おいておくとして、ぜひ注目してほしいのは、「保存の効く食材について」だ。

ある程度料理をするようになるとわかるが、案外、日常的な料理日本人使用する食材調味料レパートリーは限られている。

また、そのレパートリーを大別すると、

(a)生鮮食品のように足が早いもの・・・肉、魚、卵、葉物野菜牛乳ヨーグルト、など。

(b)ある程度日持ちのするもの・・・玉ねぎジャガイモにんじんねぎにんにく生姜昆布鰹節味噌醤油、酒、ワイン蜂蜜、塩、砂糖コショウ、その他種々の調味料、など。

となる。

ポイントは、(b)に分類される、日持ちのする食材のうち、特に根菜類を、例えばイオン場合であれば火曜市などの安価に入手できる日に、

常に一定数以上確保しておくようにすることだ。

(b)の分類の食材が常に冷蔵庫ストックされており、調味料なども揃っていれば、

あとはその日の気分次第で、適当に(a)分類の生鮮食品と組み合わせて調理する。

肉類も、日によって、この日は豚ロースが安い、この日は鮭が、などと変わっていくので、

特別なこだわりがなければ、こうした特売に合わせて食材をチョイスすると、より割安に材料調達できる。

こうした方式を導入すれば、仮に一人暮らしだったとしても、食材無駄にせず、常にジャストな分量の食事を、最も安い価格で実現することができるはずだ。

健康になる。

これについては、妻の嗜好をかなり取り入れたところがある。今となっては、むしろ出来合の食事を食べることがかなりストレスになってしまい、一食でもコンビニ食などで済ませるのは、非常に嫌になった。

野菜を取りやすい、というのは当然そうだ。

しろ調理済みの惣菜や、飲食店食事で、一日に必要野菜摂取量を十分に確保することは難しい。

また、これは料理をするようになって気づいたことだが、

調理済みの食品には、大抵の場合、多くの食品添加物使用されている。

昔は食品添加物など「そんなシャラ臭いこと気にしてられるか」という印象だったが、今はほとんど全ての買い物で、食品成分表示確認するようになった。

具体的に、何は取るべきではなく、何は取ってもいい、という情報はあまりにも細かな話になってしまうし、自分自身でも完全に把握できているわけではないので、立ち入らない。

が、実際にコンビニスーパーなどで普通に販売されている食材の中にも、専門的な見地から見て十分に安全とは言えない添加物が多数使用されているようだし、

加工食品をあまり摂取しない生活の方が、(少なくとも主観的には)体調がいい状態で日々を送れているように感じる。

また、砂糖や油などの、体調への影響度が大きい成分についても、

自炊をする中で、それぞれの分量や性質自分の体調に与える影響の度合いを、実経験観測していくことができる。

こうしたPDCA自炊をしていると自然と回るようになるので、自然ダイエットにもなり、体調管理もつながっていると思う。

③好きなものが食べられる

これも当たり前と言えば当たり前だが、自炊による料理のおいしさ、という点では、個人的にはYoutube以前と以後で、自炊を巡る状況は大きく変わっている、と思うのだが、どうだろうか。

コロナ以前の、あまりYoutube上での料理動画が充実していなかった頃は、ホットクックを見るか、料理本を見て作るか、くらいが基本的選択肢だった。

ホットクックは玉石混淆だし、料理本は色々試すにはハードルが高く、またレシピ通りに作っても必ず美味しくなるわけではない。

また、いずれの場合でも、レシピだけを見て作っていると、料理の背景に、ベースとなる基礎があることが理解しにくかった。

その点、例えば食材の切り方一つ、食材の投入タイミング一つでも、動画で示されれば、そこで用いられているテクニックは一目瞭然だ。

また、「これは本当にすごいな」という、作って感動するレシピがかなりたくさんあるのもYoutube料理動画凄さだと思う。

誰の料理が好きかは好みが分かれるところだろう。個人的には、コウケンテツさんは、このジャンルでは本当の天才だと思う。ほとんど全てのレシピ動画に、味という観点だけでなく、作りやすさ、シンプルさ、という観点からも、驚くような工夫が凝らされている。毎回非常にクオリティが高いのに、ありふれていない。単純に仕事として憧れるところがある。

Youtubeがあることは、今から自炊を始めることの大きな理由の一つになるのではないか

④食への理解が深まり、味覚をより探求できる。

上記のように、Youtube動画ちゃんレシピ工程確認しながら多くの料理経験していくことで、料理全般を下支えするセオリー体感にわかるようになってくる。

例えば、

 ・料理において、塩はどのような役割を持っているか

 ・どのようにして旨味を構成するか?

 ・〇〇の食材には、どのような調理法が、なぜ合うのか?

 ・〇〇の食材は、季節によって味がどう変化するか、いつが美味しいのか?

 ・なぜこの順序で食材を投入するのか?

 ・この食材で風味づけする意味は何か?

など、無数に論点がある。

もちろん、素人なので、こういう事柄について体系的にわかっているわけではないが、それでもかなり感得できるところがあるのは確かだ。

このことによって、例えば外食に行った場合も、

「なぜこのような料理の仕方になっているのか」「この料理のうち、何がユニークなのか?」「なぜこれが美味しいのか?」などを考える上で、それを言語化し、考えるためのヒントが自分の中で非常に多くなる。

また、それに対する考察が、日常料理にもフィードバックされるために、自分家族の食の経験がより豊かなものになっていく。

これは、とても創造的で、面白い頭の使い方だと思う。食をよく楽しむと、「ああ、人生を豊かに楽しんでいるな」という気に、ふとなる瞬間がたくさんある。

趣味としてのリラクゼーションになる。

これも、個人的にそう感じる、というレベルのことに過ぎないかもしれないが、料理食材は、「人間自然との強力な接点の一つ」だ。

この前たまたま流れてきた動画の中で、養老孟司さんが、

サラリーマン一年のうち3ヶ月は田舎に行って農作業をするべきだ」

というようなことを言っていた。

これは、人間は(人間以外の)自然に触れることで、人としての自然なあり様を取り戻せる、などというような話の文脈で言っていることのようだったが、

やはり現実的にはこれはなかなか難しい。

一方で、都会に暮らしていると、自然に触れることによって自分の心身が整えられる感覚があるのも、自分としては実感するところだ。

料理は、一つの自然である、と考えることもできる。

例えば、食材を茹でている鍋の中で、いろいろな食材の色を眺めていると、何となく癒されるものがある。

また、料理をすれば、その色彩を眺めるだけでなく、実際に手で触れ、匂いを嗅ぎ、それを味わう、という、五感総合的に用いたプロセスを、自然経験する。

これが、日常生活を生きる上での、癒しになっている面は非常にあると思う。これは、例えば電子機器などが介在するような趣味とは、少し異なる位置づけの趣味として考える必要がある。

仕事でのタスク遂行能力が上がる。

料理は細々したタスクの積み重ねだ。日々確実に、決まった時間に、下記のような要素を十分に考慮した料理提供する必要がある。

 ・おいしさ

 ・栄養

 ・原材料費

 ・材料調達(買い出し)

 ・家族の好み(カスタマイゼーション)

 ・新規レシピの導入

 ・在庫管理

 ・洗い物の段取り

これらの左脳的なタスクも、非常に奥深いものがあり、上記を同時に達成するためには、細かなオペレーション上の工夫や、機材の導入などを適切に行なっていく必要がある。

私自身は一介の勤め人だが、上記のようなスキルは、一般経営者が求められる全般的なスキルと通ずるところがあるのではないか、と思う。実際に、経営学等における考え方を、日々の料理管理活用している部分も色々ある。

こうした事柄について改善を行うためには、個々の作業をただ行うだけではなく、全体の工程俯瞰した上で、このプロセス全体を創造的に組み替えていく必要がある。

ここまで色々語っているが、自分料理に実際に日々費やしている時間は、平均で30分程度のものだろうと思う。

このような工夫を継続的に行うことで、「涼しい顔をして高品質アウトプットを出し続ける」ような仕事の仕方を、多少なりとも身につけることができつつあるのではないか、と思っている。

⑦妻に喜ばれる

結局、これが一番大事だ。

よくある言説として、「時給に換算するとこれは〇〇円だから外注した方がいい」などというものがある。

かに資本主義原則から考えれば、原則的に自給自足は不合理であり、分業こそ正義、というのは、理論的には正しいだろう。

しかし、近頃子供も産まれ、よく考えることは、

自分がすることのうち、何を内部化し、何を外部化するか、ということは、生き方のもの規定する哲学だ」ということだ。

それこそ原理から言えば、ありとあらゆることを外注化することができる。

料理外注化すること、子育て外注化すること、(仮想的に)家族・友人を外注化すること、(パッケージ化された娯楽を楽しむという点で)趣味外注化すること。

技術が発展すれば、例えば「息をする」というようなことも外注できるだろう。

原理を考えれば、デカルト式に、「我思う」以外の事柄は、全て外注可能である、と言うことができるかもしれない。

しかし、やっぱり自分はそういうあり方には、本質的な喜びはない、と思う。

食事を作り、家族と食べる、という行為は、「息をする」のと同じカテゴリーに入る、自分に属する行為だ、と、今の自分は感じているらしい。

まあ、どこにラインを引いていくかは、人それぞれだ。それが生きる姿勢の反映ということだと思います

2024-05-11

anond:20240511222842

そういうの詐欺釣り餌だから観測するのやめた方がいいよ

都内勤務だけど男性って基本妊婦に優しくね?

帰宅ラッシュでもマタニティマークつけてる人に席譲ってるの観測範囲内だと男性ばっかだわ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん