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はてなキーワード: 空気とは

2024-05-20

anond:20240519220635

全然無理やりじゃない

これだけ若年女性の間で男性交際結婚出産育児に対する嫌悪感が高まってる中で、

産むことこそが女性役割解釈されるような発言すれば叩かれて当然だろ

あん空気の読めない昭和脳の馬鹿ババァなんて保守よりの私からしてもいらんわ

日本保守党にでも投棄してしまえよ

トラウマは続くよ、どこまでも。

今朝の夢が、中学テスト期間が終わって一旦教室からでて駐輪場まで行ったものの、忘れ物に気づいて教室に戻ったらいつもつるんでる男女8人のグループ自分以外の全員が打ち上げしていて、教室に戻った自分と目があって物凄い気まずい空気が流れれるってものだった。 

 

これが別にただの妄想じゃなくて、中学卒業式の日、同じ男女グループ女子の1人から、「〇〇君がそう言ったからみんな我慢してたけど、あたなが私達のグループにいるのが本当に本当に嫌でした!」って泣きながら言われて、周りを見たら「あーあー言っちゃったよ」みたいな気まずそうな顔しているけど、誰1人もフォローしてくれなくて、カラオケ行こうぜー!って盛り上がってるみんなを見ながら1人とぼとぼ帰ったってことがあって、それが今でもトラウマになってるんだろうね。

 

それ以降、男も女も信じられなくなり、10年経って社会人となった今でも挨拶必要最低限以上の意思疎通の為の会話を交わす以上の関係を築くことはできなくなっている。このまま私は孤独に60年過ごして、誰にも看取られることな賃貸アパートで突然死して、腐敗臭でご近所様に発見されるんだろう。

トラウマは続くよ、どこまでも。

anond:20240519183554

なんていうか思い込みだけで生きてない?

世界全般に対する解像度が荒いと思うよあなた

2chには男男の罵倒は腐るほどあったよ

男っていうか性別関係ないやつ

氏ね、逝ってよし

厨房、○○厨

ドキュソ、DQN

クソコテ

電波、デムパ

基地外基地、キチ

池沼

糖質

もっと直接的な悪口でいうと、普通に馬鹿とかカスとかゴミとか消え失せろとか罵倒し合ってた

2chが異常に女に態度悪いように見えるのは

まず匿名から男女平等罵倒されるわけ

みんな罵倒し合って治安悪い感じでその暴力的コミュニケーションから光るものを見つけるハイコンテクストフィールドだった

でもリアル性別が女だと「わたし女なのになんでそんなこと言われなきゃいけないんですか!?」っていちいち発狂するんだよね

こっちはお前が女とか知らんし、プロトコルに従ってやり取りしてんのよ

そのプロトコルが令和の今も通用するもんかは置いといて、確実に空気は読めてなかったわけ

頼んでもないのに自分語り空気読まずにコミュニティ自分流儀持ち込み、これ別に令和でも誰からも嫌われるやつだとわからんかな〜

でもリアル女をアピールすると令和になってもまだまだいるオチンポ騎士団平成にもやっぱりいて、そいつら湧いてきて女を肯定し始める

平成はもう既にテレビでは男女差別が酷くて、女は絶対に持ち上げないといけなくて男はどれだけ貶して罵倒して人格否定してもOKって風潮だったよな

それをインストールしちゃってるチンポ騎士がいるんだよね

てか2ch罵倒し合う特性も割とそのマスコミの風潮から来てるよね

女に罵倒するのは明らかにタブーだったし、タブーすぎるからこそ鬱屈してそれを破ったりとかさ

たち悪いのは女もそれを見越して空気をあえて読まないんだよな〜

女を晒すだけでその場を支配できる、それを意図的にやってくる

そりゃ女出禁になるでしょ

辟易してる女もいたと思うよ、てか俺の知り合いに実際いたし

女を隠してみんな男っぽく振る舞ってたのは男に理解があってコミュ力ある女が望まない姫プを避けるための処世術で、自然発生的に生じたものだし

そもそも今でもまともな女は姫プを避けるためにやってることだろ。知らんのか?

まぁ不本意なやつもいたのかもしれんけど

その不本意制限ってのはリアル女とAmazon欲しいものリスト晒せばバンバン荷物貢がれるような甘い扱いと表裏一体だし

究極的には膣と子宮を持って生まれたことへの宿命じゃねーかな

男が精巣と陰茎を持って生まれた業から逃れられないように

まあこういうこと言ってもわからなそうだよな

お互い様とかトレードオフとか処世術とか相手立場とか理解できてなさそう

このリプライ無意味かもしれん

anond:20240520001537

高望みというか通過率高めるための効率フィルターだと思う

見合いの申し受け率は少しよくなり、仮交際成立率は倍くらいになった

限界数まで申し込みかけるからフィルタ必要だよ

成婚しなきゃなんにもならないというのはおっしゃるとおりなんだけど、仮交際になれなきゃ成婚もないし

盛り上がらなかった見合い必死話題を探す空気、辛いんだよ あと見合い学歴コンプ出されたりすんのもキッツイ そんな相手と成婚するわけないから本当に無駄だし

2024-05-19

anond:20240519014952

メディア上川大臣自民党総裁になって次の衆院選を迎えるのを恐れてるんだよ。

せっかく自民党が負けるかもしれない空気なのに、憲政史上初の女性首相なら話が違ってくるから

今のうちに上川首相はない空気を作りたいんだから仕方ないでしょ。

anond:20240519163949

そういう理不尽さの記憶はどんどん書くべき。

あのとき空気がやっぱり異常だったし、その異常さを都合よく忘れようとしてるやつも多いからな。

窓際族のおじさん

自死した娘を持つ父親に「まさか殺してないよね^_^」言い放って職場がすごい空気になった。さすが。

良い歳して人の気持ちがわからない弱男おじ

グラドル優木まおみ自分グラビアで抜いてましたってツイッターで言ってきた奴を片っ端からブロックしたって件に対してまとめサイトコメ欄で「グラドルってそういう仕事だろ」みたいに言ってる奴が多数いるけど、

今はもう引退して結婚して子供もいるのにシコってただの抜いてただの言われたら不快に思うってわからんかな?

しか優木まおみグラドルやってた頃なんて20年くらい前だし抜いてましたって言う弱男もかなりのおっさんでしょ。それで堂々と夫子供いる女にセクハラ発言してその事に対して「グラビアやってたんだし良いだろ」と正当化しようとするのが、まさに空気読めずモラルの無い昭和脳丸出し。故に弱男おじなんだろうけど。

別に優木まおみファンじゃないし、フェミでもないけど、あまりにも非常識な弱男おじのムーブ過ぎて哀れに思った。

客先がフリーアドレスになり、席にいろいろ区分けができた

中に集中席、という括りがあり、基本的にここは会話や会議参加などは避けるという運用になってる

会議の時には席を離れ、通話オッケーな場所に移動する必要がある

考えてみれば作業に集中してる人の邪魔にならないように、って当たり前だと思うんだけど

コロナ前の平机を一面に規則正しく並べた形状のオフィスでは、そういう配慮って皆無だった気がする

喋ったもん勝ち

おしゃべりするのが良いみたいな空気さえあった

どんなにくだらないプライベートの垂れ流しであっても、うるさいから静かに と言える表立ってのルール存在しなかった

恐ろしいことだ

まあ、空気読まずに自身プライベート愚痴を周囲中に聞こえる声量で1時間平気で垂れ流していた人は、契約が切れたのか見かけなくなった

その人はプロジェクト初期メンバーとしてけっこうなポジションだったのに

契約も多い現場で以降声がかからないのだから迷惑していた人は多いんだろう

まあお喋りだけが原因ではないと思うけど

anond:20240519102902

昔は普通に地域子育てしたんだよ

役に立たないって切り捨てたんだろ?

干渉するなって遠ざけたんだろ?

それが正しいとなってコミュニティが死んだのが今なの

からもう昔みたいに隣近所で助け合おうって空気ができない訳

子育て子育てシェアとかのコミュニティを都合よく作ってる連中もいるな

そういう連中は頭いいよ

しろ自分不要になったら切り捨てられるコミュニティだし

anond:20240309130612

私と同じくらいの年齢(35歳前後)の増田だとしたら、10〜15年前(20代前半〜中頃あたり)にこうした異性愛至上主義自己責任論、冷笑的な空気の中で男と付き合ってなんぼ、結婚永久就職、男を手のひらで転がして教育♥30くらいには結婚してないとヤバい(笑)みたいなしょうもない論に囲まれゲロ吐きそうになってた仲間でしょうか。


その当時、男のいる自分に酔ってた女たち、自称賢くうまく社会の波に乗ってる女が今、結婚して子どもが生まれて30〜35歳あたりで産育休を経験しつつ、働き続けないと生活できないけど育児も大変という状況になってから女性差別だのフェミニズムだのと言い始めてるのはよく目にする。

私自身もそういう友人、同級生たち見て反吐が出るなと思っている。

あの頃自分を叩いてた女と、いま自分自身の行動に無反省なままフェミニズム叫びながら他人も叩いてるやつ、だいたいこの辺多いんだよな…。

からブコメの「自分を嗤ってた人といまのフェミニストは被ってない」論はそうとは限らなくない?と言っておきます

実際あの頃フェミニズムフェミニズムに基づく発言をしていた私を含む人を嗤ってた友人たちは、過去自分の行動言動に無反省なままめちゃくちゃフェミニズムを掲げて連帯だのシスターフッドだのと言ってすり寄ってきますからね…

ガクテンソクが優勝したらしい

何年か前、明石家さんまクリスマス特番で、彼女AV女優との浮気バラされてたよね。(背の高い方)

それ以来ずっと嫌い。

俺は浮気不倫をする人間が心底嫌いで、軽蔑している。

芸能人特にお笑い芸人浮気不倫を隠そうともしない人が多くいて、本当に気持ち悪いと思っている。

今人気の千鳥なんかも、「そういうキャラ」として許されている空気が本当に気持ち悪い。

妻がどう思っているかはともかく、子どももいるのに、浮気して平気な顔でテレビに出ているの、マジで怖すぎる。

ずっとお笑いが好きだったけど、もうほとんどテレビを見られなくなってしまった。

今は教育番組見る時だけテレビつけてる。

子供のためにアンパンマン見ることはあるけど、カバオの声の人のことも嫌いだし、この嫌悪感はどうすりゃいいんだろうね。

上川外相発言「うまずして何が女性か」だけど、メディアの取り上げ方がヘンだという、当たり前のことを、

ちゃんと指摘しておかないと日本はどんどんおかしくなる。

生みの苦しみという比喩として昔から成立している表現を、まさしくそのような用法発言しているにもかかわらず、マスコミは一体なんなんだ。

候補当選によって新たな知事誕生させたいとの思いがあったとみられるが、出産を願ってもできない人への配慮に欠けるとの指摘が出る可能性がある。

一連の報道で、とても気になったのは「XXへのへの配慮に欠けるとの指摘が出る可能性」という表現

こうして、「出産を願ってもできない人」というグループ示唆することで、それらが何かしら傷つきやすメンタルを持っているという、配慮を要する人々としてイメージを固定してゆくのがとても気になる。これは発言曲解よりも根が深い。

実際には、出産を願ってもできない人々というのは多様だ。みんないろんな事情があるんだよ。

単に適齢期を過ぎているだけとか、仕事と両立したいなどの理由で機会を逸している、とか、あるいはそもそもパートナー出会えないなど、

要するに、ないものねだりをしている場合だってある。経済的問題で躓いているひともいるはずだ。

じゃあ、逆に「出産を願ってもできない人」というカテゴリーにはそういう社会経済的弱者は入りませんよ、というのかね?

体や心の障害に起因して、ある意味病理的な意味で、出産ができない人を指すのだと定義したりしてしまう?

そうすると、今度はむしろ、健常ならできるはずのことができない人々は悔しいと思っているに違いない、かわいそうだから、産むとかそんな言葉に触れさせないよう配慮必要っていう、潜在意識ますます透けてくる。

でも心身の問題出産できないというのを、自分はいかんとしもしがたい宿命的なものして捉えた場合

それって社会経済的理由出産できない場合と実際のところ、地続きだと思える。

例えば、親の介護など家庭の事情で適齢期を逃した人がいたとするよね。それってその人にとっては、自分意思で選んだわけではなく、自分にはどうにもできなかった、そういう運命だったという意味では、病理的に出産できないという宿命とさほど変わらないようにも思うんだよね。

出産を願ってもできない人」

産みの苦しみとかい表現を嫌がるような、そういう配慮を要するグループがあたか存在するかのように、それを空気のように記事するマスコミのほうが怖い。

そういうの、すごく傲慢上から目線だと思わないのかね。

障害者や病人ができなそうなことを比喩的にでも表現するのは彼らを傷つける行為だとする空気をまん延させることは、「そういうカテゴリーの人たちを可哀そうだと思うべきだ」とする社会規範空気として押し付けてくることだ。

そこでは、知らず知らずに、どこまでが可哀そうなグループで、どこまでが身から出たさびとみなすグループなのかの選別が空気として形成される。

実際には、よくよく考えると、どこからどこまでが配慮を要する、などと到底割り切れるものではない。誰かを傷つけるかもしれない、と配慮することはそのイメージから漏れた人を知らず知らずに排除することでもある。その意味で、病理的な意味出産ができない人に限定して、「出産を願ってもできない人」というイメージを作り上げるなら、それは差別的ですらある。その場の雰囲気で、発言文脈をよく考えずに配慮を求めることで、逆に、特定グループを過度に保護し、そのグループ弱者として固定化する結果を招きかねない。

抽選結果で「落選」はやめます 都立中高説明会、表現めぐる指摘受け [東京都]:朝日新聞デジタル

これなんかも、「受験生」の感受性因子(susceptibility)を過剰に捉えていて、おかしなことになっている。


出産を願ってもできない人」なんていうふわっとしたイメージは、そもそもそんなに必要かね?

これは、戦時中の、「兵隊さんご苦労さん」っていって兵隊を敬わせて背中を押し、銃後の守りを頑張らせようとするのと近い話で、マスコミ世間空気をつくることができるのだから気を付けてもらいたい。

配慮に欠ける可能性がある」という、世論規範的に誘導する表現は、プロパガンダとしても機能してしまうので、正直、よっぽどのことがない限り使ってもらいたくない。

必要だとすれば、なぜ必要だと認識しているのか、マスメディアにはよくよく考えてもらいたい。

とりわけ政治家発言については、言論多様性重要だ。

言論空間を浄化して、きれいな発言だけをすればいいというものではない。

浄化できるというのも幻想しかなく、配慮したつもりで単に別の固定観念形成される、ということも頭に入れておく必要があるだろう。

政治家発言に過度な配慮が求められると、知らず知らずに本来意図文脈が歪められる恐れがある。

特に選挙に絡んだ発言については、妙な世論誘導に使われかねない。

自由表現が妨げられることで、社会全体の健全議論が損なわれることになる、ということの不利益ちゃんマスメディア理解しておくべきだ。

2024-05-18

適正テスト問題文が他人事みたいな書き方だったか

空気を読んで一般論ではこうだろうなという選択をしたら

診断結果で人格否定された

●すぞボケ

ふぃ~散歩から帰宅ぞい!

ペットショップ行って猫見てきたけどいやあほんと猫ってかわいいですね~

好奇心旺盛なミヌエットちゃんがバキ童みたいなワイの目をじっと見てくれるんだもん

たまんないですよほんとに

先に猫飼おうかな、猫が居れば人生がんばれるわほんとに

あと10年ぶりに超久々に犬を撫でてきたわ、犬もほんとにかわいい

で、そのあと地元でやってるお祭り行ってきたわ

大道芸人がなんかやってたり道路に露店がずらっと並んでたんだけど

客がついてるとこと全くついてないとこがあって切なくなった

ふわふわアイスと銘打ってるとこは盛況で、数軒隣にある手作りアイスは客が一人もおらずコーン山盛りのまま減ってない

・・・哀しくなり、ますよ落涙

ちな弱者男性ワイはお祭り空気を食べて帰ったぜ

空気無料からな!HAHAHAHAHAHAHA

あしたも強く生きよう

ささやかプライド

店員(わっ、店の雰囲気まるつぶれのチー牛弱男や、完全無視で一刻も早く帰ってもらお)という空気を感じた時は意地でも何か一つ買って帰る

東京に住むのギャンブルすぎ

中間層貧乏

なぜ東京が「経済的豊かさ」全国最下位なのか 中間層の厳しい現実 - NewSphere

金持ちになるチャンスは全国一だけど中間層ストップすると全国で最下位に転落

結婚したら住居費やばい

[B! 不動産] 「家が買えない」なぜ高騰?いつまで続く?マンション・戸建て 首都圏の最新住宅事情 | NHK

単身向けはまだ大丈夫だけどファミリー向けは中間層では購入できない

賃貸過去高値更新

災害ヤバイ

頑張って家を買っても地震が起きたら保険に入ってても半分しかお金貰えない

地震リスクも高いとされているか地震保険料も高めの設定

そもそも死ぬ率高いけど

健康寿命も短い

災害が起きなくても健康都市ではない

特に東京住み女性ワースト3

医療は1番充実しているはずなのにこれ

やはり空気が悪いのか?

東京でまともな生活が送れるのは単身者と金持ちだけ

でも単身者結婚と同時に東京に住めなくなるので結婚できない

もはや金持ちになるしか人並みの生活できる道がない

anond:20240516012146

英語圏だと「性的暴力をポップに描写して矮小化している」とか言って問題視している人がたくさんいる

叩いちゃいけない作品みたいな空気になっている日本のハズビン信者界隈が異常なだけ

外人の女が男を殴ってたら殴り返される動画見てたけど

外人でも女が殴られるとちょっと男子何やってんのサイテー!って空気になるんだな

2024-05-17

フェミニスト大嫌いな人こそ、特権階級の女様が主人公ドラマ、虎と翼を見るといい

なぜなら主人公は「ひたすら恵まれている」ハイポジションリベラル女子」だから。日頃から女はズルいと怒り呆れがちな人たちが真っ先に鼻で笑うタイプの恵まれた女だから

ドラマ主人公の寅子は、投資銀行に勤める父と良妻賢母の母という大正昭和初期のアッパークラスの、それもリベラル色の強い理解あるご家庭に生まれて、その潤沢な社会資本を余すことな享受して弁護士の道を自由に邁進している。そして勉強大好きで周囲が態度を変えるほど頭が良く生まれついてもいる。そして子供のころから正義感がある。家柄が良くまっすぐ育った明るい優等生

大学に行っても目立つタイプ、拗らせミソジニーを発動する拗らせエリート同級生男子が、いつの間にかそのまっすぐな人柄にやられて好意を抱いたりする程度にはモテる

寅子の家には、父が面倒を見ている司法試験合格を目指す書生がいて(アッパークラスのご家庭ならでは)この書生とも「私たち同じ道を進む仲間よね」という異性友達ムーブをぶちかましているが、書生は寅子に片思いである。そしてこの書生よりも寅子の方が圧倒的学力がある。要するに立場的にも、恋愛的にも経済的にも非対称性が生じている年上の男性を寅子は「異性の友人」として遇している。中々のタマである

寅子は、前述した好意を抱かれていた拗らせエリートに「彼女結婚してくれとはいえない、彼女の夢を奪うことになるから」と思われて振られてしまうのだが、それまでどっちつかずの態度だったくせにいざ振られるとショックを受けたりするし、せっかく弁護士になったのに依頼が来ないのは私が結婚していない(社会的信用がない)からだ、と思いつき慌てて縁談を探してもらうがうまく行かない。そりゃそうだ。

ところが助け舟で、寅子に片思いしていた家の書生から結婚をしたいと言われる。渡りに船逃げ恥のような「条件偽結婚」だと思い込みスピード結婚を承諾するが、前述のとおり書生は寅子に片思いしていたわけで、初夜にぬいペニ状態となる。かわいそうな仲野太賀…。

と、寅子の痛さを中心に4月ドラマが始まって今日までの1カ月半を振り返った。フェミニスト嫌いの諸氏や、女はずるいと常々思っている諸氏が叩き放題の「豊かさという下駄を履いて産まれた恵まれた女様」それが寅子である伊藤沙莉が演じていなかったら大変なことになっていたと思う。

だが伊藤沙莉の演じる寅子はとっても魅力的である

「虎と翼」は、現代問題昭和初期の物語に練り込んでいる疑似歴史感が臭うドラマだが、一方でモデルになっている三淵嘉子は実在の人で、ドラマにおける寅子のキャリアや背景はモデルのそれをなぞっている。恵まれリベラルな家に生まれ弁護士になり、戦争時代突入し、色々あって戦後日本初の裁判官になるスーパーウーマンである

ドラマの寅子も恵まれた家に生まれ、厳然とした性差別がある世界を、明るく、元気に、強気に突き進んでいく。そして突き進む中で彼女は、自分が周囲と比べ恵まれていること、「自由選択ができるという」下駄を履いて生まれてきたことを徐々に自覚していく。

寅子が持って生まれた豊かな資源は、裏返せば、女に人権がなかった時代には、ここまで特権的に恵まれてなければ法曹界で働く道を切り拓くことができなかった、ということの証左だ。そしてこれを現在に照らせば、形式上男女平等になった現在の女は寅子に比べれば矜持や頑張りが足りない、という振り返りもできるし、現在でもまだまだ形式的しか男女の機会平等は達成されていないよなと振り返ることもできる(医大入試における性差別不正はつい最近出来事だが、あの時は差別だと批判する意見と、女はズルいから消耗が強い診療科を選ばないため合理的配慮だという意見に二分されていた)。

これは、女性人権がなかった頃を引き摺って今も残る男性優位の古い価値観を、改めてマーカーでなぞっていく作業であり、同時に現代の女が抱える特権性の問題も照らし出す作業でもある。

そしてドラマの中では、現代にもしっかり残っている、個人幸福を削るような価値観を改めて再発見することになる。

結婚しなければ社会的信用が得られない」、「エリート男が生きていくには従順に従う女が必要」、「女の弁護士なんて信用できない」、「自分より優秀な女は生意気で目障りだ」、「適齢期を過ぎると縁談がない」、「人は生まれた国や家や身分に縛られる」、「平等を求める声は不平等利益享受する側には届かない」、「上品批判下品な妬みには勝てない」、「お金がないと社会的意義の高い仕事につけない」などなど。昨日どこかのSNSでだれかがぼやいていそうな内容である

これらは女だけではなく、男も同様に削られる呪い価値観である。学友たちはこの呪い価値観によって法曹界で働くという夢を立たれていき、寅子は弱い立場に置かれた人を助けたいという正義実践に加えて、諦めなくてはならなかった仲間への思いを「使命」として背負う人生を選ぶことになる。

平等と戦うに十分な恵まれ武器を持って生まれて、更に先駆者の使命を背負った寅子は、おそらく来週から戦争ターンではどんどん「恵まれていたもの」を奪われていくことになるのだと思う。世紀の愚戦・負け戦の太平洋戦争ってそういうものだったから。男は戦争に行くし残った老人や女子供は空爆さらされる。男も女も人がたくさん死に経済活動は退潮する。

その時でも寅子は「正義」と「使命」をもって生きていくのだろうと思う。モデルの三淵さんは生き残ったし、何しろドラマ主人公なので正義や使命は捨てないだろう笑。

たくさんのものを奪われてなお「正義」と「使命」を失わない女がどんな生き方をするのかのドラマを私はとても楽しみにしている。

そして、形式上の機会が平等になった世界で、これまでずっと恵まれていたはずのものをどんどん奪われ不満が溜まっている人たち、「女は狡い」、「現代の女は特権階級だ」と思っている人こそ、奪われても正義と使命を捨てなかった人のドラマを見てほしいと思う。

フェミニズムドラマくっさー、と思う人も多かろうが、お勧めしたいのには、単純にドラマとして良くできているのもある。

寅子は「戦う女戦士」みたいな感じではまったくなく、前述通りそこそこの空気読めないわがままな、脇の甘い生き方をしていて、いちいちナレーションに突っ込まれている。ナレーション尾野真千子で、芝居がかったナレーションだがコメディの良い味付けになっている。

寅子の両親や兄夫婦明治家族観(男が働き女は家を守る)できわめて円満夫婦関係に描かれている。一方で嫁姑ちょっとしたストレスも描かれたり。父は帝人事件(疑獄事件)の当事者になり、リベラルエリート父親会社での立場に縛られる姿をシリアスに描いてもいる。

また、法曹界への女性進出を後押しする立場であるリベラル派の教授弁護士がしっかりと性差別をしていてフェミニズムにおける父権問題提示していたりもして、本当に痒い所にまで手に届く配慮がされている。セリフやシーンの伏線もとても豊かでドラマとして見ていて普通に面白い出演者はみな手練れの俳優だらけで演技へのストレスはほぼない。

単にドラマとしても面白いので、ぜひ。

フェミニズムドラマとしての側面については、あまりブコメが集まっていなかったがこの記事分析がとても分かり易かったhttps://bunshun.jp/articles/-/70764 これ読むと「女のためだけのドラマ」じゃないことがよくわかると思う。

ところで最後全然話は変わるのだが、昭和初期というのは実はWWIIジャンプして戦後と地続きになっていたかなり民主的かつ退廃的な時代だったらしい。「富国強兵」を叫んで強国を目指していた大日本帝国から現代にいたるGDPの推計推移をみると「戦争が無かったらこグラフの線が素直に上がっていたのではないだろうか」と感じさせるラインが描かれる(https://www.nippon.com/ja/in-depth/a04003/ 中ほどのグラフ)。まあ実際は戦争しないと色々糞づまっていたわけで後付けの皮算用しかないが。

ともかく、人が自由を求めそして退廃を享受できる程度の十分な豊かさが生まれていたのが大正末期から昭和初期の時代。ちょうど朝ドラで描かれているこの時代は、結構現代に近い時代だったりもする。

しかし、このニッポンドットコム笹川財団由来のかなり右寄り情報サイトなのだが、それでも「高度成長期ストック90年代で尽きてその後の策がねえぞ」という分析になっているのが、ちょっとだけ面白いですね。

anond:20240517163702

ぶっ壊すまではワンチャン賠償からやらんほういいけど

バルブ抜き取って完全に空気抜いとく位はやっておくといいよな。

anond:20240517094208

元々婚活文脈で出てきた話なので層1の反応が正しい

層1も婚活文脈ではないなら話が変わる事は当然分かっている

層2も婚活文脈だと分かった上で言っているのが多く、増田認識はズレている

層3に至っては「前提全く知らない話にズレた口出しをしてくる空気読めない人」でしかくそれが一般人とは言い難い

本当の一般人は「前提分からん話には口出さないでおこう」と思うもの

さっきまた職場にちん毛が落ちてたけど、多分あれ俺のちん毛だな

なぜか知らんけど俺のちん毛はパンツの中から出てきて宙を舞うんだよね、たんぽぽみたいに

この間、職場カレーにもちん毛が入ってたけど、多分あれも俺のちん毛だな

職場パンツを脱いでいるわけではないんだけど、なぜにちん毛浮遊してしまうのか

恐らく、

ちん毛抜ける → トランクスと足の間から下に落ちる → ズボンの裾から地面に落ちる → 人の往来で空気中を舞う → カレーに入る

であると考えている

予防策はないのであきらめるしかない

追記

ボディーシェーバー、パフ付きのシッカロール、ベルナルド(格闘家?)

自分ひとりでは知り得ないキーワードをご教授いただきありがとうございます

これでちん毛が落ちているのを見かけても、自分のものではないと自信をもって判断できます

誰にも言えない

ある古典芸能の家。

家元とか名家やない、言うたら町のお師匠さん。

明治維新でお抱えから放り出され、おじいさん(祖父)の時代には戦争芸事が一旦わやくちゃになって、おじいさんの一人娘(母)の婿(父)は、芸を継ぐ婿と違て、ふつう会社員やった。

当時は女がする芸事やなかったから、娘に継がすことはできひんし、ちゃんと定期収入がある婿はありがたかったんやろな。

まあ、たいそうな歴史のある家でもないからね。

おじいさんは孫の自分から見たらツルっ禿げの爺やったけど、家の外に恋人がいはった。

相手は娘(母)が小学生とき担任えぐい話。おばあちゃんも、おじいさんの前でよそのお師匠さんを褒めて空気を冷やすような人やったから、おじいさんの気持ちが外に向いたのも仕方ないかもしれん。

お父さんは堅い会社の真面目なサラリーマン

自分は遅く生まれた子で、そんな父親よりもおじいさんの方を尊敬して、芸の道に入った。おじいさんの弟子になった。

孫が継いでくれるのは、おじいさんも嬉しかったと思う。おじいさんとおばあちゃんのゴタゴタも、ちょっとはマシになったような気がする。

自分は「ええ子」にしてるのが上手かったしな。

けど、お母はんは苦労しはったやろな。おじいさんが死んだ後も、おばあちゃんと入婿のお父さんの間で板挟みになったはった。

そして自分も、家の外に恋人がいる。

まあ、そんだけの話。

寄贈イラスト自分の連載宣伝する奴

読者が見たいのは「Aの漫画書いてる人がBの作品書いたらどうなるか」が見たい訳じゃん。

それを自分キャラにB作品コスプレさせました!みたいな隙あらば自分の連載宣伝してくる空気読めない奴。あれホント嫌い。 anond:20240517073306

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