はてなキーワード: 神ゲーとは
本気でがんばるとぎりぎり倒せるように絶妙のバランス調節がされた敵(困難)。
単純作業じゃ効率が悪いけど、工夫次第でどんどん効率を上げられる経験値システム(スキル)。
リセット不可の緊張感。でもシレンとかよりずっと死ににくいからあんま気にする必要なし。
全てのキャラが深い人間性と歴史を持って登場する、圧倒的リアリティ。
グラフィックが綺麗すぎ。多分、無限×無限ピクセルで、毎秒無限フレームで動いてる。
BGMの種類がほぼ無限。選曲も自由。自分で作った曲を流すこともできる。
人間が作ったとは思えない、とんでもなく複雑で洗練されたシナリオ。
リアル出産システム採用。自分と、自分よりも大切に思える相手の遺伝子を半分ずつ受け継いだ、
奇跡のようなキャラを生み出して、そいつに自由に色々教えて育てることができる。
すごく嬉しいし、ちょー楽しい。
ネコっつー生き物が登場するんだけど、これがちょーかわいい。
食いきれねーほどの種類の料理があって、超うまいものが時々食える。
説明書が無く、仕様が明かされてないから、自分でデータとって仕様を推測するしかない。
これがまたとんでもなく高度に洗練された仕様になってるっぽくて、なかなか正確には分からん。
だから、とりあえず大雑把に推定し、それに基づいて行動して、
これがまた楽しい。徐々に明らかになっていく世界観。未だに明らかになってない謎が山盛り。
友達と一緒に協力して遊べる。無料。本気で自分を愛してくれるキャラがいたりする。
ゲーム内で別なゲームやったりアニメ見たり出来る。登場キャラと本当に心を通わせることが出来る。
こんなとてつもない神ゲーを糞ゲーとか言ってる奴は、本気でこのゲームをやったことがない奴だけ。
まあ、一切がんばらずにクリアできるようなヌルゲーばかりやってる奴には、
テレビをつけると笠井アナが仕切りを間違えている。いつも通りの朝、と言っていいかもしれない。以前、仕事していた頃は笠井アナがしくじるたびになんだか安心できた。だけど、今では毎日はらはらしながら笠井アナを見守っている自分がいる。つまり、自分と重ねている、彼の失敗を。
けさは七時前に起きた。起きたらすぐテレビで星占いのコーナーをチェックする。今日の僕の星座は4位、ラッキーアイテムがないかと無意識に部屋を見渡す。くすんだ部屋には段ボールと図書館から借りてきた本ばかりだ。
星占いをみて仕切り直しのつもりで冷蔵庫からグレープフルーツジュースをコップに注ぎ、タバコに火をつける。ささやかな朝食がわり、朝のジュースだけはすばらしいと毎日思う。パソコンを開くと転職サイトからメールが3通届いていた。ニュースを見ながら求人を確認する、だけど頭に入らない。
たくさんの言葉が画面に出てくる。営業、企画、未経験者歓迎、語学を活かす、不動産、IT、コンサルティング。いろんな用語が出てくるけど、どれもこれも全くイメージが浮かんでこない。前の職種すら。自分がこれらのことをやっている姿が全く想像できない。想像力は大切だ、小学校でよく先生が言ってた。実体験で考えても先生の言葉は正しいと思う。これまでの人生で自分の想像が及ばないところまで到達できたことがないから。そして、今、僕はちょっとした想像力に不自由している。
現在無職だ。もう2年になる。無職とは英語で言うとunemployedだったりもするけど、わかりやすくout of workとも訳される。つまりworkという「場」の外にいるということだ。なにをそんなわかりきったことを、というかもしれない。そこなんだ、違いは。わかりきったことそのこと自体が重いんだ。わかるかな、普段感じないはずの大気圧が肩にみっしりと食い込んだような感覚。
仕事はしないといけない、義務だ。だが、将来の絵をかけない。図書館で転職の本と資格の本を借りてきて読み終えた、8冊。だけど想像力は刺激されなかった。期待してたのに残念だ。会社を立ち上げる本も借りたけど、社長をしている自分のイメージが生まれてこなくて本を閉じた。想像力が生まれないなら、今いる場所を妄想の足場にしてみるしかない。そんなとき陥りやすい罠なんだけど、できれば格上の相手を乏して自分の身を守るような立ち回りをout of workの自分がやってしまうことがあるかもしれない。たしかに小ずるい。だけど、逆に問いたい。相手をたたえてどうなる?相手をたたえたところで何が得られる?
実は準備はもうできてる。どんなことでも全力でいける準備。体力作りに腕立て伏せなんてことも実は毎日してる。だけど、"work"の外縁をうろうろとふらついていて、自分が何をしたいのか毎日問い詰めても出てこない。要は勇気はある、だけど勇気を向ける先が見あたらない。好きを貫きたい、しかし好きなもの自体がない。というか、挫折したばかりなんだ。人生はたしかに神ゲーだ、だけど僕はゲームをするとき勇者としてしかプレイしたことはなかった。村人Aとしてプレイしたことはない。
さて、どうすればいい。しかたない。人生に詰んで投了するわけにもいかない。11時になったら図書館にいって新しく本を借りてみよう。ついでに髪をバッサリ切ってみよう。証明写真も撮らなければ。職務経歴書ももう一度見直してみよう。
たしかに弱い方が強いかもしれない、批判はされないからノーガード戦法で一方的に文句をたれつつ、いつの間にか強い方へとチェンジできる可能性だってある。何もないから一方的に攻撃はできる、だけど何もないことそのものが重い、すでに十分なハンデだ。そんな気持ちを振り切って自分を騙し騙し「軽さ」へとシフトさせてみる。なんとか行動へと意識を向ける。こういったまやかしめいた発想の転換をしてから僕はこれから外出の準備を始める。もう4時間たった。
(ここには自分の書けることは、できる限りすべて書いてみた。以上です。)
リアル成長システム採用。自分と、自分よりも大切に思える相手の遺伝子を半分ずつ受け継いだ、奇跡のようなキャラに自由に色々教えて育てることができる。
すごく嬉しいし、ちょー楽しい。
本気でがんばるとぎりぎりクリアできるように絶妙のバランス調節がされたイベント。単純作業じゃ効率が悪いけど、工夫次第でどんどん効率を上げられる経験値システム。
リセット不可の緊張感。でもシレンとかよりずっと死ににくいからあんま気にする必要なし。つーか普通のゲームでもリセットなんて邪道じゃん。
全てのキャラが深い人間性と歴史を持って登場する、圧倒的リアリティ。
グラフィックが綺麗すぎ。多分、無限×無限ピクセルで、毎秒無限フレームで動いてる。色も多分無限色使える。「保育園でパパ描いたのー、見てー」とかマジありえねー美しさ。
BGMの種類がほぼ無限。選曲も自由。自分で作った曲を流すこともできる。人間が作ったとは思えない、とんでもなく複雑で洗練されたシナリオ。
ネコっつー生き物が登場するんだけど、これがちょーかわいい。
食いきれねーほどの種類の料理があって、超うまいものを食わせてやれる。自分で作ってもいい。
説明書が無く、仕様が明かされてないから、自分でデータとって仕様を推測するしかない。これがまたとんでもなく高度に洗練された仕様になってるっぽくて、なかなか正確には分からん。
だから、とりあえず大雑把に推定し、それに基づいて行動して、データを取りつつ徐々に予測値を修正していく必要がある。
未だに明らかになってない謎が山盛り。
友達と一緒に協力して遊べる。
無料。
本気で自分を愛してくれるキャラがいたりする。
登場キャラと本当に心を 通わせることが出来る。
信じがたいほど深い感動を味わえるイベントが結構ある。もちろん本気でやらないとフラグを無駄にするだけだが。
こんなとてつもない神ゲーを糞ゲーとか言ってる奴は、本気でこのゲームをやったことがない奴だけ。
まあ、一切がんばらずにクリアできるようなヌルゲーばかりやってる奴には、このゲームはちょいとハードかもしれんがな。でも一端ハマった奴はみんな、このゲームを辞めたくないって言ってるぜ
これなのね
みんな名をあげたいんだなあと思いながら
自分もなんかしら書いて喝采を浴びたいのだけれど
どうせレベル高いしムリだーてあきらめたよ
がしかしだ。
なんか仕事がおもんないだの、
理系は必要とされてないだの、
恋空はいまいちでしただの、
単なる愚痴っていうか、まあ自分みたいなもんでも書けそうな文章が
支持されてるてのははがゆいね
もっと、こう、何でも楽しいという友人とか
人生は神ゲーだくらいの
新しい価値を提示しつつ、なおかつ読み易い
ハイレベルな文章がどうせなら読みたいです
増田のみなさんにおかれましては頑張って僕を楽しませてくださいませ。
諸君 私は増田が好きだ
諸君 私は増田が好きだ
諸君 私は増田が大好きだ
「パスタを作るときは」が好きだ
「お嬢さんが亡くなったそうで」が好きだ
「聞き上手マニュアル」が好きだ
「頭のいい人が成功できるかどうかの境目」が好きだ
「人生は神ゲーだ」
「グーグルに対抗する為、電通は貨幣を量産する」が好きだ
「あの楽しそうな人たち」が好きだ
「2ちゃんねるに松岡農相の自殺2日前に事件を予見していた書き込みが」が好きだ
「プログラミング用のフォントを探してたら一日が終わってた」が好きだ
[1get]で [勝手にホトトギス]で [つくってわんぱーく]で [今日の消費]で [増田日記]で
[しりとり]で [リレー小説]で [゜π゜]で [(Φ皿Φ)クワ!]で [ヽ(<>)ノ]で
これらのカテゴリで投稿されるありとあらゆる増田記事が大好きだ
戦列をならべた増田たちの一斉投稿が轟音と共にサーバーを吹き飛ばすのが好きだ
鼻息も荒く書き上げた記事がトラックバックでぼろぼろに貶された時など心がおどる
悲鳴を上げて燃えさかるブログから逃げ出してきたブロガーが増田でも叩かれた時など胸がすくような気持ちだった
足並みをそろえた増田たちがはてなダイアラーの戦列を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の増田が既に何ヶ月も前に書かれた記事を何度も何度も非難している様など感動すら覚える
敗北主義の増田記事がはてブのトップページに晒し上げられる様などはもうたまらない
泣き叫ぶ増田達がid:kanoseのブックマークをきっかけに金切り声を上げるはてなブックマーカーにさんざんに扱き下ろされるのも最高だ
哀れな増田達が雑多な知識で健気にも立ち上がってきたのをid:finalventの痛烈な一言が自尊心ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
id:Marco11に滅茶苦茶に煽られるのが好きだ
必死に守るはずだった匿名性が蹂躙され 増田のidが暴かれ特定されていく様はとてもとても悲しいものだ
夜間の速度に押し潰されて注目されないのが好きだ
他の増田と言い争って芋虫の様にトラックバックツリーが延びていくのは無様の極みだ
諸君 私に付き従う増田諸君 君達は一体何を望んでいる?
更なる短文記事を望むか? 情け容赦のない糞の様な長文記事を望むか?
悪口雑言の限りを尽くし 電脳世界の秩序を殺す 嵐の様な増田を望むか?
よろしい ならば増田だ
我々は満身の力をこめて今まさに書き込まんとする増田民だ
だが この暗い闇の底で八ヶ月もの間堪え続けて来た我々に ただの匿名ではもはや足りない!!
我らはわずかに11人 百人に満たぬ増田に過ぎない
ならば我らは諸君と私で総兵力1万と1人の匿名集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけているブロガーを叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし眼を開けさせ思い出させよう
天と地とのはざまには奴らの哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
目標 はてラボ はてな匿名ダイアリー!!
名前を隠して楽しく日記 書き込みを開始せよ
書くぞ 諸君
人生は神ゲーだ http://anond.hatelabo.jp/20070303100408
この記事で言っている事は、歌で表現すればこんな感じだろうか。
「難易度が高くても人生を肯定」
A Happy Life http://www.youtube.com/watch?v=BxdyFbF3pjg
青空 http://www.youtube.com/watch?v=nIt2VEY7ISw
「悲しみと喜びは裏表」
The Rose http://www.youtube.com/watch?v=PIBUaMe37B8
愛燦燦 http://www.youtube.com/watch?v=riarOMCegh0
「人生の素晴らしさは神がかっている」
Jesu Joy of Man's Desiring http://www.youtube.com/watch?v=iPeVIuRjUi4
やはりこういう事は、文章より音楽のほうが表現しやすいと思う。
おまけ
人生はゲームだという考えを活用してナチスの強制収容所を楽しく過ごした話
ライフ・イズ・ビューティフル http://www.amazon.co.jp/dp/B000A16QIY/
人生の様々な課題に、気軽に前向きに楽しむ姿勢で取り組むことが出来る。
以前遊んだゲームで培った攻略法を、人生に応用しやすくなる。(自己成長の有用性など)
人間が作ったゲームと比較することで、この世界の凄さを感じることが出来る。
所詮ゲームなんだから、という、少し冷めた態度で人生に取り組むおそれがある。そのために、人生に対する姿勢に真剣さが薄れ、本来得られるはずだった強烈な体験が充分に味わえなくなるかもしれない。ゲームを最大限に味わい楽しむ秘訣は、それがゲームであることを忘れて熱中・没頭することなのだから。
キーワード 「Life is Beautiful」
世の中の否定的な状況や自分の不幸をゲームシステムのせいに出来るため、自分に非が無いことを確認し、自尊心を守ることが出来る。
努力は報われないことになるので、人生の課題には消極的に取り組むことになる。
物事の結果を自分ではコントロール出来ないという考えのため、自分の望む結果を得ようとする気が無くなり、やれば出来たはずのことも出来なくなる。そのため幸福になりにくくなる。
人生は唯一の現実であるため、真剣に生きようという気持ちになる。そのため、体験はすべてリアルで強烈なものになる。
唯一の現実であるがゆえに、人生が重くのしかかってくる。そのため、生きることが深刻になってしまう場合がある。
辛い状況から目を背けることは許されない為、厳しい状況では神経をすり減らすことになる。
メガネに色をつけない場合
世界を本来の色で見ることが出来る。
無気力になる場合がある。
参考
おとぎ話が人を鬱と自殺に追い込む。おとぎ話をはぎ取ると絶望回路と無気力回路が作動する。 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20061101/1162352701
絶望回路のその先へ http://iwake.g.hatena.ne.jp/IWAKE/20061103
☆☆☆
メガネは道具なんだからさ、便利だったら使えばいいじゃん。
気分に合わせて、好きな色のメガネをかければいいじゃん。
自分がかけたことのない色のメガネをかけてみると、新しい発見があるかもよ。
────────
今回のお話では、色メガネをかけた場合と、色メガネをかけない場合(透明なレンズのメガネをかけた場合)の説明をしたよ。
次回は、メガネをかけない場合のお話だよ。
メガネをはずすと何が見えるか http://anond.hatelabo.jp/20070309232818
僕が時々使う色メガネの紹介はこちら
http://anond.hatelabo.jp/20070306230424
http://anond.hatelabo.jp/20070306215829
満足していない、まだまだ努力し足りないんだ!って可能性のが高いような。
それなら
ずっと人生は糞ゲーと言ってた人が、死ぬ瞬間には実は自分の人生に満足している可能性が0だって、君に言い切れるの?
のほうがいいか。
http://anond.hatelabo.jp/20070306215829
満足していない、まだまだ努力し足りないんだ!って可能性のが高いような。
「死ぬときはドブの中でも前のめり」って誰の台詞だっけ?
神ゲーっつーか、
神がシムシティ的なノリでやってるシミュレーションってほうがあってないか?
シミュレーションだから個々人の尊厳なんかは皆無で
天災とかでぷちぷち死んでいくのも、
人間が蟻を踏み潰すのと対して変わらん
ふと、自分が死ぬときに考えるだろう事を想像した。
あれは失敗だった、これは余計だった…ほんとなにやってんだ自分…ばかなことしたなあ…
みんなすいません…死にたい…いやもう死ぬんだっけ…もっと早く死んどけばよかった…
たぶんこんな感じだ。ああ、死ぬと意識せずにすかっと即死したい。最後まで鬱だなんていやだ。
http://anond.hatelabo.jp/20070306021045
常に幸福ならそれでいいだろ。何がいけないんだよ。幸福が多いほど不幸が少ないほどいいゲームでしょ。
その人が本当に幸福か不幸かなんて、本人にしか分からないんじゃないの?
それなら、努力が報われてるように見える人だって幸福だとは言えないってことだよね。
ま・さ・か
あのさ、全てのプレイヤーがいつでも常に幸福に浸っていられるのがいいゲームじゃないっしょ。
ドラクエとかあるじゃん。で、ドラクエってのはイオナズンって魔法が使えるゲームなのね。
ただこれは、ドラクエに登場するすべてのキャラがいつでも好きなだけイオナズンが使えるってことじゃないわけ。
イオナズンを習得できるように設定されてるキャラが、イオナズンを習得できるレベルまで経験値を上げて、イオナズンを習得してから、十分なMPが残っている状態で、戦闘中に、マホトーンをかけられていない時に、自分のターンが来たときだけ、イオナズンを使えるの。でも敵には効かないこともあったりするの。
別にね、この世の全ての人が、心から愛する人に囲まれて毎日楽しく幸福に過ごせるって訳じゃないの。
むしろそんな人は少数かもしれない。
そして君はそうなれないような初期設定になってるのかもしれない。
でもね、努力すればそうなれる初期設定になってるかもしれないの。
後1年経験値を稼げば、イオナズンを覚えられる設定になってるかもしれないわけ。
君は人生を糞ゲーと言うけれど、そう言うからにはそれなりにプレーしたんだろうね?
ま・さ・か
ゲームが始まってから自分の持ち物も確認せず、自分が何を装備できるかも確認せず、自分が何の呪文や特技を持っているかも確認せず、街の人々に話も聞かず、主要な施設の利用法も確認せず、仲間を集める場所へも行かず、そもそもどんなゲームなのか探ろうとも一切せず、とにかく単身草原へ乗り込んでいって、最初に出会った敵に殺されて、その後も自分のプレイ方法を改めず、またもや丸腰で敵と戦いに出かけて、また殺されて、そしてこれは敵が強すぎる、バランスが悪い糞ゲーだ、なんて言ってるわけじゃないよな?
も・ち・ろ・ん
自分自身とこの世界について出来る限りの情報を集めるよう努力し、その状況の中で自分には何が出来るのか、何をすることが最善なのかじっくり検討し、自分が幸福になるためにはどうすればいいか、考えられることは全て考え、読める本は全て読み、聞ける人には全て聞いて、自分の持てる全ての検索技術を活かしてインターネットを活用し、出来ることは全てやった、俺は本当に自分の持てる全ての力を出し尽くした、と感じられるまで努力したけど、ずーーーーと不幸だったんだよな?だから人生は糞ゲーだと言うんだよな?
もし本当にそうなら、俺も考えを改めなけりゃならんかもな。
でもね、そんな奴いそうにないんだよな。
そりゃがんばってるのに世の中に認められない奴だってたくさんいるだろうよ。
人によって初期設定は違うし、運不運もあるだろうさ。
だけど、不運と不幸は違うんだよな。
別に、誰が一番金を稼げるかっつーゲームでもないしね。
己の限界まで努力すれば100mを9.5秒で走れるようになる初期設定で生まれた人が、普通に努力して100mを9.8秒で走れるようになりました。
己の限界まで努力すれば100mを11.5秒で走れるようになる初期設定で生まれた人が、己の限界まで努力して100mを11.5秒で走れるようになりました。
俺は後者を評価するね。二人とも陸上に全てを打ち込んだ人生だったとしたら、後者のほうがいい人生なんじゃないかな。前者は金メダリストとしてちやほやされるけど、人生を十分には生きなかったんじゃないかな。
自分から見ると不幸に見える人がいるから、人生は糞ゲーだって言う人もいるよね。
その人が本当に幸福か不幸かなんて、本人にしか分からないんじゃないの?
ずっと人生を呪う台詞をしゃべっていた人が、死ぬ瞬間には実は自分の人生に満足していた可能性が0だって、君に言い切れるの?
人生がハードな点は、自分の能力値や感情やなんかが、非表示なことさ。でもそれは、試してみることで推定できる。そして推定値を元に、戦略を立てられる。
不明確な目標の元に払われる労力は、努力とは呼ばず、ただの徒労だよ。
幸福になる、という目標を定め、そのために払われる努力と、どのくらい幸福になるかという二つのパラメータの間には、本当に絶妙なバランスの関係があるよ。
君はあきらめてしまったのかもしれないけれど、俺がこれまでに集めたデータによれば、本当に幸福になるために努力すれば、ほぼ確実に幸福度は高まるよ。
ただ立っているだけではだめで、地面を叩いていてもだめで、扉を叩かなけりゃ扉は開かないよ。
あきらめてしまうには、この世界にある宝物は、素晴らしすぎないか?
君だって、思えるものなら人生は神ゲーだと思いたいだろ。ちょっとやってみちゃどうかな。
俺は自分が何もしないでスクリーンセーバーを眺めているよりは、難易度が高くても自分で働きかけることができるゲームをするほうが楽しいな。
そりゃ疲れた時は休めばいいさ。でも俺は、休むために生きている訳じゃないからね。
だから俺は、何もしなくても幸福になれるゲームじゃなくて、努力すれば幸福をつかみ取れるかもしれない、そのバランス加減が絶妙なゲームを、神ゲーと呼びたいね。
賛同するやつはゆとりだの何だの批判やらいろいろあるけど、ここまでの反応があるのは正直凄いな。
便乗でマジレスやらネタやらあるし、書いた本人もちょっとした快感があるんじゃないかな。
人生をゲームと形容するには単純すぎるとかいう意見も多そう、いいイベントなんかも頑張り次第っぽいし、自分の行動に関係ない突然のゲームオーバーやら何やら難易度も相当高いだろうな。
スタートが全員同様なラインでないことも腑に落ちないかもしれん。
まぁ神ゲーが糞ゲーかはスタートとか周辺環境次第で人それぞれって言ったらおしまいなんだけど、自分にしか体験できないシナリオって言う意味でオリジナリティという部分は一番ではあるよね。
ゆとりだから神ゲーとか言うんだよって言うおっさんを見るとほんとおっさんにはなりたくないよなーと思うな。
エンディングに迫った人たちは何て言うのかな。
自分で買ってきたわけでもないのに、いきなりある日おしつけられて、永久にプレイさせられるという反レイプ的システム。
どう考えたって倒せっこない数々の敵が当たり前のように続々現れる崩壊したゲームバランス。
自分で好きなだけ色をつくることもできる。自分だけのBGMもつくれる。ただし、これらの機能はbeta版には対応していない。もしこれらの機能を使いたいのなら、必須アイテム「金銭」と「時間」をできるだけ多く用意しなければならない。もしくは、「金銭」と「時間」に恵まれている家庭の子どもとしてプレイを始められるまで、繰り返し繰り返し電源ボタンを入れたり切ったりしなければならないだろう。
それでも電源ボタンに手をかけることだけは絶対禁止され、もしそれを自らの手で押してしまったものは、ゲームの敗者として、冷笑される。いや、まだ冷笑されるだけならましだ。もう大概のプレイヤーはそういった敗者を見下して優越感を得たりすらしない。簡単にいえば「無視」だ。また、電源オフの裏技を防ぐために導入されたのであろう、「プライド」のステータスは高ければ高いほど、他プレイヤーとの軋轢にしかならない。
好きな人と分かり合えることもある。だが、もちろん分かり合えることすらない人間もいるし、もし分かり合えたとしても、やはりここでも「金銭」と「時間(またはゆとり)」が必須になる。これらを著しく欠いた場合、この関係は維持困難になり、旧き良き日として、エンディング直前の回想CG集に加えられるだけである。
やはり、人生はカスゲーだ。