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はてなキーワード: 文化系とは

2008-03-20

誰も「たばこを吸うことの利点」を教えてくれなかった

百害あって一利なしとは言ったものだが、

吸っている人間同士に生まれる連帯感というかノリというか、

そういうものがあるってなんで言ってくれなかったの?

すげえ雑談しやすいぜ?

吸ってる銘柄をネタに初対面の人とうち解けることが出来たりするぜ?

先天的「いいこちゃん」だった俺は、

たばこを吸う奴は全員馬鹿だと思っていた。

いいこと一つもないのに。

金かかるのに。

健康に悪いのに。

息クサくなるのに。

喫煙所のあの煙たさの中にいられる感覚も全く理解できなかった。

「こいつら全員馬鹿だ・・・」

そんな自分の考えを変えたのは、

喫煙所で生まれるアイデアもある」

たばこを吸わない人間にいい文章は書けない」

というような内容の二つのエントリこれこれ)。

影響を受けやすい人間だからなー。

なんかガツンとくるものがあったんだよ。書いた人ありがとう

閑話休題

俺は近所のローソン自販機マイセンオリジナルを購入した。

でも吸い方が全く分からない・・・

ネットで調べた。

「吸いながらでないと火がつかない」なんて教科書に書いてなかったぞ・・・

「意外と灰は落ちずに頑張る」なんて吸わない奴はしらねーよ。

「口の中に煙を入れるだけでは気持ちよくはならない」なんてわかんねーよ。

たばこに関して、なんで知らないことがこんなに多いんだ?

実質知識ゼロじゃねえか。

読書量の少なさが悪いのか?

いや違う。

思えば、中高時代にたばこを吸っちゃうような知人がいなかったからだ。

大学でもそうだった。

ところが社会人になって面食らった。

みんな「吸える」(←ここ重要)んだ・・・

いろんな人種と付き合わなかった報いだろう。

そしてその時俺はたばこ童貞だった。

俺は昼休み職場喫煙所で楽しく談笑している人間を横目に

「なんで体に悪いものを自ら進んで摂取してるんだろう?馬鹿じゃあないのかあいつらは。」

なんて思いながら「吸えない」人種文化系の話をしていた。

俺たちは少数派だった・・・。

吸い方をネットで調べた。

23で。ああ情けない。

初めてのたばこは緊張した。

久々に緊張した。

昔読んだ児童向け歴史漫画に、

少年が初めてたばこを吸った瞬間の描写があったのを思い出した。

自分の周りに大きなわっかが出来て、クラクラして世界が変わったような感覚になる絵だった(一コマ)。

緊張。

俺はくわえた。

火をつけた。

吸った。

音にするなら「クラーン」。

脳に衝撃が走った。

酒を飲んだときと同じような「頭のクラクラする気持ちよさ」があった。

しかし吸った後の苦さ(後味は銘柄によってかなり異なるということを知るのはその数日後。)がキツイ。

息くせえよ。

飯に煙の味が付くよ。

馬鹿じゃないのか?

俺は「慣れる」ことが肝心だと思い、

文字通り「スッパスッパ」吸いまくった。

いろんな種類を試してみた。

吸わないと分からないことがあまりにも多すぎた。

  • 持ち方
  • 火のつけ方
  • 煙の吸い方
  • 「ふかす」という概念
  • 吸い終わって次を吸うまでの間
  • 灰を落とすタイミング
  • 灰のおとしかた
  • 煙の流れる方向
  • 煙を吐き出すときの角度
  • 鼻から少し出すと口からは薄い煙しかでないという事実
  • 灰皿にあるくぼみは「一時的に置く」ためのものだということ
  • ボックスソフトとあるということ
  • フィルターとか両切りとか
  • 値段もバラツキがある
  • バットは吸ってるとすぐなくなる
  • 燃えている部分が段々手元に近づくと熱くなるということ
  • JT以外にフィリップモリスブリティッシュアメリカンタバコとその他大勢があるということ
  • 甘い煙と味のたばこ存在
  • ブラックコーヒーと相性がいいということ
  • 口臭は歯磨きとガムと緑茶である程度は緩和されるということ
  • 閉め切った部屋では間違っても吸ってはいけないということ
  • 服ににおいが付きやすいということ
  • 300円が普通と思っていたが140円のもあるし400円を超える(輸入物)ものも多くあるということ
  • わっかをポクポク作るのは大変難しい
  • パチンコで勝つためにラッキーストライクを買う人間がいる
  • 「息くさラーク」なんていわれちゃってること
  • マイセンセッタを吸ってる人間がかなりの割合を占めていること
  • カートン買い
  • ライターのおまけ付き
  • 警告表示は段々でかくなっている
  • 値段も段々上がっている
  • D-spec
  • フィルター自体が甘いタバコもある
  • 煙が目にはいると普通に涙が出る
  • 吸うようになると副流煙があまり気にならなくなるということ
  • ジッポー以外にもマーベラスとかダンヒルとかデュポンいろいろあるということ
  • オイルライターとガスライターがあるということ
  • 文豪・歴史上の人物俳優漫画映画の設定として「○○を愛用している」というのがあるということ
  • メンソールはすかっとすること
  • 「味なんてどれも似たようなものでしょ」てのが全然嘘だということ
  • あじに合う合わない重い軽いってのがあるということ
  • 火を消すときはある程度の力でぐりぐりしてその時飛び散った燃えかすもぐりぐりで消さないと煙が死なないということ
  • 口が渇くということ
  • コンビニは案外種類が豊富だということ
  • 俺には「紙たばこ」という一種類の、それも日本で売られているたばこしか知らないということ
  • 中国人はキツイたばこを吸っているということ
  • タールとかニコチン意味
  • たばこを嫌いな人間はとことん嫌いであるということ(昔の俺)
  • 吸わないと理解できないことが多すぎること

数え切れない。

文化になって当然だ。

たばこのおかげかどうかは分からないが、

「始業の少し前に喫煙所に向かってたばこを吸う」関係人間が数人出来た。

ちょっとした疑問や悩みや軽い趣味の話がしやすい。

楽しい

今から駅前のたばこ屋に行く。

人口数万人の地方都市にしては充実したしなぞろえの店(しんせいとか峰とかコブラとかアークロイヤルがあるくらいのレベルだが)だ。

まだ30箱くらいしか買ってない。

少なすぎる。

趣味たばこになってしまった。

あのエントリーを読んでなかったら、俺はたばこを知らないままだったんだろうか。

それともどこかにきっかけが落ちてるんだろうか。

2008-02-13

anond:20080213134926

anond:20080213134926

まず、私は腐女子を理解できない。

男同士の恋愛、しかもセックスまで自分で描くなんて何が楽しいのかよくわからない。

↑こういう事を天然でサラッと書いちゃえる人はまず「文化系」や「インテリ」ではないと思います!

だからキミは痛くないYo!!

http://anond.hatelabo.jp/20080212223023

文化系がどうとか腐がどうとかって話じゃない。

単に元増田とその友人の趣味が分岐しただけのことであって、

それを双方が受け入れないで自分の方だけを正当化し、

引き入れようと綱引きをするからそういうことになってるだけじゃないのか。

大体サブカル好きとBL好きが対立すると考えること自体不可解だ。

こんなことはクラシックファンとビートルズファンとの間にだって、

イスラム教徒キリスト教徒の間にだって起こりうることだし、

逆に対立せずにうまくやってる人たちだっている。

要はそれぞれのスペックの問題だ。

確かに元増田の友人のような同人がいるのは知っている。

正直あんまり好きでもない。

感覚的には元増田の方に多分近い。

ただ、一般認識している友人に対しても虚勢をはるようなまねをしているのは、

腐だからという理由だけではないように思うのだが。

はっきりいって謙虚な腐もいれば攻撃的なサブカルもいる。

うがった見方をすると、友人は就職した自分と進学した元増田の間に、

一方的な劣等感を感じていたり、

増田に見下されているように感じていたりするからではないかと思ったりもする。

せめてその「腐女子で何が悪いわけ?」って感じで周りを見下すのをやめてほしい。ほんとに。

本当に願いが↑の一点なら、その原因を腐文化にだけ求めずに、

もう少し自省があってもいいんじゃないか。

本当に大事な友人だと互いに思っているなら。

とりあえず友人の腐趣味が友人関係がうまくいかなくなった要因の一つではあれ、

それは全てではないはずだ。

そんな友人への嫌悪が自分の傲慢かもしれないと内省できるのなら、

腐女子VS文化系女子

というタイトルが既に論点のすりかえと根源的な原因からの忌避であると気づくのはたやすいのではないか。

「傲慢」という言葉には既に元増田が相手を見下していることが現れているし、

それを相手が気づいていないと思っているのなら、それこそ傲慢だと私は思う。

2008-02-07

タイーク(笑)

面接官「特技はタイークとありますが?」

体育会系「はい。タイークです。」

面接官「タイークとは何のことですか?」

体育会系「頑張った自分へのご褒美です。」

面接官「え、頑張った自分へのご褒美?」

体育会系「はい。熱血ラグビー部です。先輩のチンコを受け入れた自分に後輩のアナルを与えます。」

面接官「・・・で、そのタイークは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」

体育会系「はい。生意気な文化系学生が入社して来ても1週間で俺のチンコの虜にしてみせるっす。」

面接官「いや、当社にはホモの方は要りません。それに人を無理矢理犯すのは犯罪ですよね。」

体育会系「でも、女性も後輩とか連れてレイプしますよ。」

面接官「いや、バイセクシャルだとかそういう問題じゃなくてですね・・・」

体育会系「若い女性を人気のない場所に連れ込み後輩たちに与えます」

面接官「ふざけないでください。それにレイプって何ですか。だいたい・・・」

体育会系勃起した漢たちの集団です。ボッキングマッスルとも書きます。・・・そんな俺たちの普段の顔は・・・」

面接官「聞いてません。帰って下さい。」

体育会系「あれあれ?怒らせていいんですか?呼んじゃいますよ。後輩たち。」

面接官「いいですよ。呼んで下さい。後輩とやらを。それで満足したら帰って下さい。」

体育会系「運がよかったな。今日はお前のアナル開通の記念日だ。」

面接官「アッー!!」

タイーク(笑)

2007-12-25

宮台真司死ねよ

ナンパして女とやりまくってる癖に自分は文化系オタクで、モテない奴の味方です、みたいなこと言いやがって。

2007-10-29

anond:20071029101617

なんだかすごく腑に落ちた。ありがとう

それにしても、はてなでも&この歳になっても文化系女子(女子って言えるのかな)か・・・。

三つ子百まで文化系を忘れずなのかなー。

ついでに、あの人がエースストライカーならこの人は古きよき学級委員だよな・・・とか

色々三年B組的にキャスティングしてしまった。ごめんなさい。

2007-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20071014210128

一般論として、体育会系に入っている奴は楽しいことだけじゃなくて苦しい練習も経たはずという共通認識がある。さらに、クラスと違って黙って人間関係をスルーできない環境で過ごしてきたはずという認識がある。だから、

運動部に入っていました、という奴は企業から見るとハズレクジの危険性が低い。同好会はちょっと落ちる(楽しいばかりだったかも)。文化系も同じ。無論、それを跳ね返せるだけのアピールを面接履歴書で比例できれば無問題。俺が面接官だったら、たとえば「1年休学してアメリカヨーロッパ放浪しました。金は現地で皿洗いしました」なんて猛者は高く評価するし、そのときの話を聞いてみたいと思う。

別に奴隷のようにこき使う気がなくても、体育会系組織に迎え入れて教育するときに敷居が低いという企業側の見積もりがある。

2007-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20071006210158

私も体育苦手な文化系の地味女子だったので気持ちはわかる。

男子だと女子なんかよりもっと大変なんだろね。日本人でまだよかったね、アメリカとかだとJocksとかあるからね。

自分が文化系なもので、体育得意な男子には特に魅力を感じてなかった。

別にジャニ好きおかやおい系が好きとかそういうのはまったくなかったけど、

むさくてデリカシーのない体育会系男子はどっちかというと苦手だったし。

そりゃ体育祭やなにかだったらそこでのヒーローには声援送ってたけどね。

体育苦手な男子にはちょっとがっかりっていうのもなくはなかったけど、むしろ親近感を抱いたり。

でも30近くなった今、筋肉とか胸毛とかそういうむさ苦しさの魅力がわかりました。主にエロ方面ですがね。これは余談。

2007-09-24

マルチディスプレイを知らない子ども

あまりも当たり前過ぎて21世紀に入ってから言葉にだしたことはあまりないのですが、当然のことながら、プログラムというのは、デュアルディスプレイで作業して初めて「書ける」と言うのです。

プログラムが書ける、という状態は「デュアルディスプレイで作業する」という状態の延長線上にあるべきで、デュアルディスプレイで作業していないということはディスプレイを1台しか持っていない、つまりプログラムを理解していないのとほぼ同じだと思います。

最近UXGA以上と呼ばれる、いわゆる高解像度ディスプレイメインになってきていますし、僕も普段はWUXGAプログラムを書くことが増えてきましたが、それでも依然として、ウィンドウというのは最大化して表示されるもので、プログラムというものは全てデュアルディスプレイの延長上にあると思っています。

その意識がないと、たとえWUXGAQXGAディスプレイを見ていても、画面が切り替わったり、ALT+TABによるタスク切り替えのときに「なんだろう?」ということが3秒たたないとピンとこないことになります。

まだ大学に入って無くて、趣味プログラミングを楽しんでいる若い人たちには、ぜひデュアルディスプレイで作業してみることを勧めます。

最近は素晴らしい時代になったもので、ごく初歩的な入門としては左半分にソース、右半分に実行結果でも使うことができます。

しかし本格的にディスプレイで遊びたくなったら、SXGA解像度で三枚を使うのがお勧めです。

今のIDEは複雑になりすぎていて、初心者が全ての機能を知ろうとすると膨大な時間と労力がかかります。

しかし、最終的にはそれは全て知らなければならないことですし、知っておくべきことです。

最近は、全くの文化系女の子が、わずか数ヶ月の研修で「システムエンジニア」や「ITコンサルタント」と称してXGAで作業するような商売もあるらしいのですが、そんなときにもぜひデュアルディスプレイを使ってもらいたいと思います。デュアルディスプレイで作業できないと、そもそも二つのアプリケーションを同時に「最大化」できないということなので、視界を全て単一のタスクで埋め尽くせないことの方が多くなると思います。

どれだけウィンドウの切り替えや仮想デスクトップ進化しても、切り替え時にロスする時間をなくすことは絶対に必要です。

筆算ができない人が電卓を使い続けたときに答えが正しいのか間違っているのかわからないのと同様、デュアルディスプレイで作業できない人が書いたプログラムは、一見うまく動いているように見えたとしても、それは奇跡のようなバランス自転車で言えば補助輪がついた状態で奇跡的に動いているに過ぎず、なにか未知の問題が発生したときに素早くクビを振り視線を移動させ、適切な処置・対応をするためにはデュアルディスプレイでの作業は不可欠と言って良いでしょう。

2007-08-16

文化系学生夏休みの大冒険 part2

http://anond.hatelabo.jp/20070805185412

相手:バツイチ 28?才

なんとなくメールやりとりを繰り返す。相手の顔を見る限り、まあ、元ヤンレディという印象。これはかなりの確率でいけるんではー☆とアニマル化してしまった僕はぎりぎりのところで対応を間違え、その後は拒否られた挙句、最終的にリンクを切られた次第。後に、ページを見に行くと、リンクがむやみやたらに増大していた。それも年上の男ばかりだ。年下の僕が暴走しかけたのもあったのか、年上限定になっていた。すんまんそん、わが息子。しかし、僕は悔しい。対応さえ間違えなければ、いいとこいけただろうに。嗚呼、あかんわ、SNS

2007-08-05

文化系学生夏休みの大冒険 part1

SNS趣味がにかよってた人と意気投合して会ってみた。まずは食事をということで。その後某イベントに一緒に参加することになってた。

僕:文化系学生 20才

相手:ギャル美容師 24才

なぜか、相手の提案で焼き肉へ。ん?なんだこれは?と一瞬思ったが、その後、某イベントあるしなーと。色々話してみた上での感想はというと、確かに趣味はにかよっていて、話しは合う。ただ、恐らく、僕の方が詳しいなと感じた。相手の方はというと、純粋に好きで趣味にしているかというと、少し異なる印象。それにしても、やたらと学生扱いされた。範疇じゃないみたいな。どうも年上が好きらしい。じゃあなんで?みたいに思ったりもしたが、まあかれこれ3??4人、SNS経由で会ってるみたいだから、年下も会ってみるかという軽い気持なんだろうなと。容姿に関してはギャルらしく、派手派手で会った瞬間、やっちゃったなーという印象。恐らく、僕と彼女がカップルなんて誰も思わないだろう。文化系だし。まあ、端から容姿には期待してなかったので、まあこんなもんだろなと思いつつ、僕自身についても、そこまで聞かれてないところをみると、相手側にとっても対象外ということなのだろうと。どっちもどっちってやつですね。その後、二人してイベントいって帰ったのだけれど、改めて今思うのは、行く前と後の対応の違いだ。相手の方からやたら積極的だったのが、今は冷めた夕食のよう。そうか、僕は彼女にいけてないと判断されたのか。

父さん、母さん、こんなことしててごめんなさい。

2007-04-26

突発カラオケOFF 嘘レポ(3)

http://anond.hatelabo.jp/20070419001713

http://anond.hatelabo.jp/20070422000431

「なんだか物によっては周辺の2次創作だけ抑えて判った気になってしまうんです」

「そ、そりゃいかんですよ。僕は原作を極力おさえるようにして…」

女性なのに男性向けエロパロから作品に入るのはどうか、と太一郎は思う。

パセラから駅へ、駅から早稲田へ。電車に乗りながら、ぽてぽてと歩きながら、そんなオタクトークをする。

「あっちょっと待ってくださいソフトクリームが」

ソフトクリーム?」

どうみても雑貨屋の前だ。彼女雑貨屋に踏み込んでいく。後について入るが、やはりかわいらしい小物が陳列してある。奥を見ると、小さな喫茶スペースがありソフトクリームを販売していた。

「凄いところで売ってるなあ。東京には無駄にする土地は少しもないということか」

「ほらここに看板があったのを見つけたんですよ」

「よく気づいたなあ」

やはりこの人はどこか聡い。なのに何故文章はあんなに燃料満載なのだろうか。

コミケでの過ごし方などについて話しつつ歩いていたが、かなり歩いたのに着かない。彼女は早速そのへんの人を捕まえて道を聞いている。

「この先の大きな交差点で右に曲がるんですって」

非コミュを自称したり、職場非コミュを実践していたエピソードを語る割に、こういう行動には問題ないらしい。太一郎なら適当に当たりをつけて誰にも聞かずに進み、後悔するだろう。

非コミュというのはいったいどういう物事なのだろう。話をしながらそんなことを考えていた。

「ここです」

みるからに怪しい小さな店の前で彼女は立ち止まった。

中に入るとそこには、あるはてなダイアラーがマスターとして準備をしていたが、彼女を見るなり(某はてなダイアラーの名誉のために略)叩きつけられる机(略)空き瓶を額で(略)「あなたこの間私のこと嫌(略)「こんなに俺が(略)太一郎ネタなのかマジなのか決めかねていた。マジだったら介入すべきなんだろうが微妙な線であり介入したとすると(略)

事態が収集され、落ち着いて座る。中には今日のマスターと、太一郎と、彼女だけ。

改めて回りを見回すと、少し居心地が悪い。内装の雰囲気は、大学サークル部室に似ていた。しかし、その雰囲気は太一郎のような電算機サークルのそれではなく、ベタ文化系サークルのものだ。共産主義運動の香りのする張り紙。傷だらけで無秩序なインテリア

ここはアウエイだ。強くそれを自覚する。

カウンターの隅にあるPC太一郎は自分のダイアリーを表示して教えた。電車の中で小説お勧めを聞かれて即答できずダイアリーに書いていると言っていた為だ。

「私ストーカーだから過去日記とか全部見ますよ!さかのぼって!」

「うわあ。まあいいけど」

目の前で日記を読まれているというのはなかなか恥ずかしい体験だ。

4人ほど学生が入ってきて、80年代文化について輪講をするという。レジュメを配っていたので太一郎もついでにもらう。レジュメは3題話の様相を呈していた。80年代クラブシーンの音楽ハッカー文化、エコロジーレジュメからヤバイ感じがする。ポイントを外した、ハッカー文化に対する理解。

輪講が始まって、予感は的中した。薄い、薄い、ポイントを外した理解に基づいて延々と語られるコンピュータ進化歴史ハッカー文化。

「くわっ!これはイラっとくる!」

「まあまあ」

気を利かせて本の話題を振ってくれたりしたので、太一郎はそれにのってしばらく話した。最初に大きい嘘を一つだけついて後は誠実に論理的に話を転がしていく本が好きだ、だからロボット3原則ものは面白いとアシモフの話をしたり。

しかし、最終的には学生たちに対して延々とハッカー文化について語ってしまう。自分は当時ハッカーを憧れの目で見ていた少年に過ぎなかったにも関わらず自分のことのように語り、文化に対する解説という名の説教をしてしまった。

学生たちが帰ると、夜にあるというライブに向けて徐々に人が集まってきた。狭い店内は熱気で暑くなり、身動きがとりづらい状態になる。

叫ぶ詩人。エレキ尺八。双合唱。何度かの休憩を挟み、ライブが続いていく。

「ああ、凄いですね、なんだかエネルギーがあるというか」

心にも無いことを適当に言ってあわせながら、あまりの暗黒ぶりに太一郎はおののいていた。あまりにも波長が合わない。心が闇のように黒くなるような、そんな音楽

へとへとになって店外に出ると、「革萌」と書いたヘルメットをかぶった人たちが来ていて入れずにブルーシートを引きだしていた。

「なんだよ呼ばれてきたのに中に入れないのかよ!ひどいよ!」

外に出る太一郎。入れ替わりに2名ほど中へ入る。

屋外で楽しそうに立ち話する革萌の人たち。奥へ奥へと動いてついにカウンターの中に入ってしまった彼女

「象徴的だな…」

店内で最後の最も盛り上がる演奏が行われる中、太一郎は暗い暗い空を見上げて微笑み、自販機缶コーヒーをちびちびと飲み続けるのだった。

(おわり)

2007-03-26

なぜ「まなびストレート」はハルヒになれなかったのか?

このアニメが明らかに「涼宮ハルヒの憂鬱」の大ヒットを意識して作られたのはもう言うまでもないが、

結果としてアニオタの大部分失笑を買ったまま終わる事になってしまった。これはなぜだろうか?

安定した作画、動きまくり動画、見るものをひきつける演出。どれもがクオリティ高かったはずだ。

ではなぜ「まなびストレート」は失敗したのか。

 

アニメオタクの、「理想の学生生活像」へのかきむしる手法として「生徒会」を選んでしまった事が1つ。

生徒会なんてのは学年に数人しか居ない存在なので共感を得られるはずがない。

まず早々にここで失敗してしまった。

対して「ハルヒ」はそれが帰宅部でもない限りは誰もが経験する、部活動だった。しかも文化系

 

その「生徒会」も、生徒の溜まり場として機能していた時は良かったが、文化祭復活に向けての活動をし始めた途端、

辛うじて貼り付けていたメッキが見る見るうちに剥がれ落ちていく。

最終回みかんが「変わる事」を第一にいきなりアメリカ行きを決定。そして早々に「止めようかな」発言。

他のメンバーも何の根拠もなくそれを止め、何の根拠もなく思い直す。…なんだこれ。

 

そして1年5ヵ月後。たった1年5ヶ月で帰って来る。何が変われたんだろうか。

 

この失敗を経て、ufoテーブルは1年5ヶ月以内に帰ってくることが出来るだろうか?

2007-03-09

[]「キャラクター」と「キャラ」の違い

文化系新年会??朝まで生Life!」

http://www.tbsradio.jp/life/2007/01/11lifepart1.html

コミュニティーとの関係において、

それによっていじめにあってしまうのが「キャラクター」であり

それによっていじめから逃れられるのが「キャラ」である。

キャラクター」は従来の意味でのそれであって、「性格」であり「人格」のことで、「趣味嗜好」のことであったりもする。要は、あるがままのその人のことで、いじめはあるがままのその人に対する悪意によって生ずる。

これに対して、最近使われる「キャラ」というやつは、あるがままのその人のことではなく、その人がコミュニティー内でうまくやっていくために作ったもの、あるいは「キャラクター」的にはそもそもいじめの対象でなかった人がコミュニティーの中で獲得していくものである。その意味での「キャラ」は、「ペルソナ」と同義。

重要なのは、全く同じ「性格」、「人格」、「趣味嗜好」であっても、それが「キャラ」であれば、いじめは生じないが、それが「キャラクター」であればいじめが生じてしまうということ。

多くの人にとってmixiが心地よいのはきっと、自分の「キャラ」ではなく、「キャラクター」をそのまま出すことが許容されているからでしょ。

この世界でみんなが参加してる「同一性ゲーム」ってのは、自分の「キャラ」と「キャラクター」の同一性の獲得を目指すゲームのことでしょ。

このゲームからは降りたいね。できれば

2007-02-23

祇園精舎の鐘の声

いやまあ、私もド素人なんですけどね。しかも文化系メガネ男子だし(関係ない)。

http://anond.hatelabo.jp/20070223205708

 私も基本的にはほぼ同じ考えになるのかなあ、と思います。

 温暖化とか寒冷化とかを「好ましい」とか「好ましくない」と判断するのは、あくまでも今の環境与件を前提とした文明のシステムの上に生きることに慣れきった人間様(もちろん私を含む)の都合ですし。

 環境が変われば、動物の以前の種が新しい種に次々と入れ替わったり入れ替わらなかったり、場所によっては生物が棲息できる環境ではなくなったり新たに生息できる環境ができたりするけれど、それは「好ましい」か「好ましくない」かという以前に、まずは「とりあえずそういうふうに変化した」というだけのことであって、それ以上の意味づけはあくまでも人間の都合によるものでしかない、ということでしょう。隕石が落ちてきてその影響で恐竜絶滅したのだとしても、まず最初に自然をあるがままに捉えるという観点から見れば「そういうことがあった」というだけのことで、そこに悲劇とか惨劇とかのドラマ性=「意味」を付与するのは、あくまでも人間のすること。

http://anond.hatelabo.jp/20070223212836

 その二点はものすごい素人予想なのでアレなんですが、とりあえず、人間が利用可能な淡水資源は「雪/氷」か「水」のどちらかで保持されているんだろうと思うんですね。

 そして、「水」はほぼ直接採取して使用が可能なフロー資源だけど、行く川の流れは絶えずして使わなかった分はすぐ海とかに流れ出てしまう。「雪/氷」は「水」よりも利用に多少手間はかかるけど、割と長い間溜めておけるストック資源になっている。

 で、なんで2番目を考えたかというと、例えば氷河の後退とかキリマンジャロ山頂の万年雪が無くなっている話みたいに、「雪/氷」のストック分が減って「水」のフロー分が増えるので、最終的に海とかに流れ出て海水化する淡水が増えるんじゃないか、というだけのことなんです。まあダムなんかで多少は調整可能だと思いますが。

2007-01-16

レイプされそうになった私が来ましたよっと

とても仲のよかったサークルの先輩(♂)から。

ちょっとヤンキーっぽい外見で、そのような言動もあるが、

同じバンドでしかも同じギタリスト音楽趣味も遭うしやさしい。

普通に仲が良かった。

ある日飲み会で強制的に飲まされゲロゲロクラクラになった。

友達同士の飲み会なら拒否できるが、文化系サークルの総会というべき飲み会だったので不可。

同期生で一本開けるという演出をやらされた。

で、フラフラな自分を近所まで送ってくれた先輩。

もちろん一人じゃなくて他の友人も一緒に。

他の子を送って、私の家が最期。

雨が降って来たので雨宿りさせてくれ といわれ、仕方なく部屋にあげる。

さすがにどりゃぶりの中歩いて帰らせる訳には行かないし、ものすごい雨だったので傘貸すより雨宿りがいいかなぁと。

ベロンベロンだった私はベッドに座っていた。先輩はテレビを見ている。

雨がやんだことを言うと、 まだかえりたくない 的なことを言われベッドに寝かされる。

あいにく月一のアレだったのでやりはしなかったのだけれど。

しばらく男性不信になった。もう大丈夫。

自分が悪いってのもあるんだけどさ。そりゃ。

そのあといろんな理由をつけてサークルを辞めた。

出来ればコミュニケーションをとりたいので、またサークルに入りたいとは思っているけど、

文化系の総会とかあってまた飲んだりしなきゃ行けないんだろうなぁ。

中高と頭の悪い高校にいて、ヤンキーの生態は把握してたし、

どちらかと言えばヤンキーよりのグループに属していたので偏見はなかったが、

これから、友達も含めて、ヤンキーとつきあうくらいならヲタがいい。

そう思いながら過ごしている。

ヤンキー男なんか信じない。

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