「抜刀道」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 抜刀道とは

2016-01-29

自動運転に期待する

「いずれ人が公道を運転するのが禁じられる時代が来る」と、アメリカのどこぞの社長が言っていた。

田舎に生まれ育ったくせに、車に全く興味が持てなかった私としては、素晴らしい未来像だと思う。

私の地元は水も空気うまいし、生活費大都会より安い。

何がネックになっているかというと、雇用が少ないのと、公共交通が高くて不便なのと、

おかげで都市部からちょっと外れると、すぐ自家用車必須になることだ。

地方創生と称して、雇用を都会から奪うのが正当化されるのなら、こっちも早くどうにかしてほしい。

反対意見があるのはわかる。安全性は何より重視されなければならない。

しかし、いい加減な扱いをしていたら人間の運転だって危ないと、今までの事故証明している。

おそらく、技術的な課題は早期にクリアされるだろう。後は、責任をどう取るかの仕組みを作るだけだ。

運転の楽しさが奪われるというのもある。車のCMキャッチコピーからもわかるように、

車を売る側は、運転は楽しいものだ、というイメージを植えつけることに腐心している。

実際、運転を楽しんでいる人もいる。

しかし、本当のところどうだろう。トータルで言えば、車庫入れ信号待ちや渋滞や、

他人のヘタクソな運転に、ストレスをためることの方が多いのではないか。

少なくとも私は、やらなくて済むならやりたくない。責任を負わなくていいならそれに越したことはない。

それに、運転が楽しいのならサーキットか何かでやればいい。なんなら逆に手動運転特区でも作ればいい。

この平成時代にも、居合抜刀道を嗜む方というのがおられるが、

車の運転というのも、要は彼らと同じような立ち位置になればいいと思う。

別に彼らの楽しみを否定しないし、バカにもしないから、身内だけで存分に楽しんでいただきたい。

そんなものより深刻なのが、バスタクシーといったドライバー雇用が奪われるという問題だ。

これは本当によく考えなければならない。

ただ、私の地元を見る限り、バスの便数なんか自動運転以前に、明らかに減り続けている。

人力に任せて、この先好転する見込みなんかないのだ。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん