はてなキーワード: はしごとは
はしごたん、大好きだったよ。例え他のブログを読む気しない日でも、あなたのだけは読んでた。本当に好きだった。
幸せになってね。祈ってます。
え、はしごはいつもそんなこと言ってなかった?
昔、彼女いない暦=年齢を公言して、女性との交際をあきらめてラブドールとの愛の生活を綴ることにしたブログがあった。
ユーモアに溢れた自虐的な文章が大人気になってファンがたくさんつき、読者の女性と付き合うことになって更新を終了したと記憶している。
http://anond.hatelabo.jp/20081013142241
それができないから悩んでるんだよ。
って、よく考えたら、男のプログに体目当てで寄ってくるやつなんているのか?
人気者になったところではしごたんのようにやりまくれるのか?
http://anond.hatelabo.jp/20081002134827
おっと、熱くなってる。その捻じ曲がり方はひょっとして、はしごたん?
男は最終的には子供捨てれば良いのが解ってるから「なんとなく」でいいなんて言えるんだな。
極端ですね、そこまで思ってないですよ。
世の男なんて、結婚したり子供を持つにあたって、相当な覚悟は持ってないと思うんです。女性から見るとそれは無責任に見えるかもしれないけど、男の場合は女と違って、なんとなく行動する人が多いですよ。僕もその一人という意。
他の人間ってのはそうだね。
子供に対して必要なもののひとつに溺愛があるよ。すくなくとも3歳ぐらいまで男に必要なのは溺愛です。
なんか君、女視点だな、、、。
男から見ると、同じ「家族への愛」になるんですよ。
でも女性からは「違う、私も以前のように女性として見て」となるんでしょうけどね。
お前と他人は違う。他人が後悔したら責任取れるのかお前は。
うーん、君、全体的にちょっと幼いな。未婚者か失敗者なんだろう。
あそこまで前向きに迷ってる人はそうは後悔しないと思うよ。というより、俺は他人でもあぁいう悩みは人事じゃないので、後悔しないような生活をするんじゃないかなと願っています。
では。
前半と後半(はしごたんあたりから)のつながりがまるでわからん。
結局何がいいたいんだ?
あと別に助けを求めてるわけでもなしに祈るだのなんだのもどうかと思うが…
好きでやってる人もいるだろに
最近この手の話題をよく目にする中で、フと思った事を書きます。
例えば全くの他人あるいは知り合いレベルの人が風俗をやっているという話を聞いて、俺は
・きっとやむにやまれぬ事情があるか、その人の生き方としてなにがしかの確信をもって風俗で働いているんだろう。
・それに対して俺は何の文句も意見も言えない。
・俺も風俗たまに行くし。結構どころじゃなく気持ちいいし。別に悪いとも思わん。対価にも見合ってる。
・知り合いになって裏事情とか聞くのは面白そう
とか思う。
思うんだけどさ、
これがもし、自分の親友、パートナー、家族、今現在恋している人だったらどうよ?
最初から風俗嬢だと知ってて、その前提でわりきった付き合いとかってハナシじゃなくて、いきなり
「実は風俗嬢なんです。」
って言われたらどうする? というかどう思う?
俺は絶対やだ。
何としてでも止める。それができなかった場合、その人との関係は変わってしまうだろう。
特に恋人だった場合は容赦なく別れると思う。
「お前が身請けすればいい」ってそりゃそうなんだろうけど、風俗に居たという事実ができてしまった時点で嫌じゃない?
要は他人だったら別に良いことが、近い人に起こったら絶対嫌だって事を言いたい。すごく矛盾してると思うんだけど。
ものすごいブワっとなる。
得体の知れない何か黒い感情がわき起こる。気がする。
はしごたん(例に挙げてごめんなさい)に「風俗なんてやめろ」的なコメントをする人は、どういう気持ちでそれを言ってるんだろう?
俺と同じように、「個人の自由だけど、できればやめといたほうがいいんじゃない」くらいの感覚で適当に言ってるのかな。
でもそれって「彼女の事を考えて言ってる」って割にはすっごく他人事じゃない?
とかもう何が何だかわかんなくなってきた。
ごくわずかかもしれんが、はしごたんが良きパートナーを見つけてくれることを願います。
俺には無理だけど、受け入れてくれる人はどこかに居ると思いたい。もしくは騙しちゃえばいい。隠してりゃわかんないでしょ。
結局、他人が他人にできるのはぼんやりとした祈りくらいなんじゃないか。と思った。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080928/p1
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/hashigotan/20080927/p1
はしごたんは風俗嬢になって、借金を着実に返済しているようだが、
貸金業者は突然パートだった低属性の人間から一気に返済が始まったら、裏を疑ったりはしないのだろうか。
突然高収入になるということは風俗とか裏稼業しか無い訳だから。
完済した後に、税務署に通報されて突然追徴課税されるかもよ。
はしごタンのそれはつがってる男女両方に対して向けられていたものなので本題にあるような女性だけに対して発露してたものとは違うとオモ
セフレ複数人いるんだよね確か。
男に相手にされない訳じゃないけど、自分よりもっとマシな男を掴んでるように見える女を羨んでるっていう構図かと。
こんにちは、園芸大好き増田です。木、いいよね。ベランダに鉢植えをわっさわっさ置いてます。
ところで私の住んでいるところは県の木がけやきだからなのか、道路の両側にけやきを植えてるところが多いんだ。けやきってすごく大きくなるし、夏場は緑がきれいなんだよねー。でも綺麗なだけではすまないのだ。
まず、木を住処にする椋鳥が大発生。夕方になるとすごいすごい。この世の終わりかと思うくらいに空を埋め尽くす。そしてフンが落ちる。そのせいで歩道は真っ白。臭いがすさまじい。ほかに虫も増えるし、木が育ちすぎてアスファルトがぼこぼこしてきちゃったり。結局ケヤキはかなり短く剪定されてしまいました…。剪定するのも大変なんだよね。はしご車がやってきてチェーンソーで枝を落とすの。いくらかかるんだろうあれ。
秋が来て落葉すれば掃除が大変だしね。地面が土なら養分になってよい土ができるんだけど…。都会生活と自然のいいとこどりはバランスが難しい。
男はモテないと、「どうして俺を選んでくれないのか」と怒りを彼氏のいる女にぶつける傾向があるが
女が「どうしてイケメンは私を選ばないのか」と言っているのは聞いたことがない。2chの喪女板とか見てもそういう種のスレがほとんどない。
寧ろ女はモテないと、モテている女に怒りが向かっている。「なんなのあの女」とかはしごたんもそうだったが子持ちの女に怒りをぶつけたり、既婚者に怒りをぶつけたりしている。喪女板では「子持ち女が嫌い」「モテてるぶりっこ女が嫌い」とかの類のスレは結構ある。
逆に男が「イケメンってなんなの?氏ねよ」とイケメンに怒りをぶつけているのはあまり見ない。否、ないことはないが、最終的にはその怒りは「そんなイケメンを選んでる女氏ねよ、結局顔かよ」とあくまでモテてる女の方へぶつけている。それは数々の非モテスレやエントリなんかを見れば明らかな傾向だ。非モテの恨みつらみにはあまりイケメンは出てこない。
浮気をされた時も、男は、自分のパートナーの女に怒りをぶつけるが、女は、浮気相手の女に怒りをぶつける、という。これは上記のことと無関係ではあるまい。
こういった恋愛のゴタゴタでは何故か男は女に怒りをぶつける傾向があり、また女は女で同性である女に怒りをぶつける傾向がある。(これに限り)一番悲惨なのはモテる女であり、一番得をしているのはモテる男だが……
何故こういった違いが現れるのか?
これを見ていると、女は実は、男はどうでもいいのか、という気さえしてくる。女はどこまでも、女同士の戦いにあけくれていて、そこに男はあまり関係がないように思える。あくまで男はその戦いの中での、エサとか商品とかそういう関わりしかない気がする。好きの反対は無関心だというし女は女には執着しているが男にはあまり関心がないのかとすら思える
男はというと、逆にこれだけ女に怒りをぶつけがちなのは、それだけ女に期待をしていたり、好きだったり、とにかく女に執着しているからである気がする。その裏返し、というか。というのは僕が男だからそう思うのかもしれないが…。
女は驚くほど男に怒りをぶつけない気がする。そこは男にぶつけてもいいんじゃないか?てか、ぶつけるべきなんじゃ?ってとこでも、女は大抵女にぶつける。たとえば夫が若い未婚女性と不倫していた、なんてなると、冷静に考えれば最も悪いのは既婚者でありながら浮気をした男であり、未婚者の女は悪いといってもあくまで次点である気がするが、こういう時なぜか女は真っ先に未婚女性へ怒りをぶつけまくる。で、なんだかんだで夫とは別れずにいたりすることすらある。あれが理解できないのだが……思うに、彼女らは別に優しさから男へ怒りをぶつけないのではなく(当たり前だが)、単に、男に余り興味がないのではないか。彼女らにとって男はあくまで金とか地位とか、なんでもいいがとにかく女同士で争うにあたっての武器のようなものであって、「ほら私はこんなに持ってるのよ。だからあなたより上」「私はこんな男をつかまえたのよ。だからあなたより上」「私はこんなブランド品を買えるのよ。だからあなたより上」という、ある意味商品と同じところにある気がする。自分のブランド品のバッグが誰かに奪われても、誰も「どうして奪われたんだ、このバッグめ!」とは言わない。奪った犯人だけに怒りをぶつける。そういう感覚なんじゃないか。女には男はあまり映っていなくて、女しか映っていない気がする。そうではないというなら、何故浮気した張本人の男に怒りが向かないのか分からない。
モテない女が、男は何故私を選ばない!等という風にいきり立たず、あくまでモテる女に対し怒りをぶつけるのも、あくまで万事が「女の戦い」だからであり、男はそこではブランドのバッグかなにかと同列であるからなのではないか。どうしてバッグは自分を選ばないのだ、と怒る人はいない。しかし自分がバッグを買えないのに、他人があっさり買っていったら、やはりむっとする。そういう感覚なのではないか。
男を巡る女の争いもある。そういうとき一見、女は争いあうほど男が好きなのだと思いがちだが寧ろそれは逆で、争い合うのが先なのではないか。女のバトルがまず初めにありきであって、男はその商品であるだけではないのか。仮に女たちの間で、彼氏を持つことが全くステータスにならなくなったり、寧ろ彼氏を持ってる奴はまけ、みたいな風潮が出来たら、彼女らは真っ先に男から手を引く気がしてならない。
これをある意味全ての女は生まれながらにして百合の素養を持っていると結論付けたいのだが色んな人から怒られそうだからやめておこう……
そしてそういう意味では百合ってのはマリア様がみてる的なのほほんとしたものではなく寧ろガラスの仮面的な、憎い!でもあいつを一番認めてるのはこの私!的な、ややひねくれたガチンコバトルな愛である気がする。
これは僕が百合好きだからそう思うのかな。
それはいいとして、「憎む」とか「嫌い」ってのは、好きの反対じゃない。好きの反対は「無関心」だ。そういう意味で女の国は内戦状態だとかなんとか言うが、それはある意味、ひねくれた愛情なんじゃないのか、という気がする。少なくとも関心は持ちまくっているわけだろ。
男同士はそういう感じで、憎みあう事はない気がするが、それは逆に言えば無関心なだけだ。ぶっちゃけ男は男のことなどどうでもいいのだ。だから細かい所まで拘らない。グループもあまり組まない。グループから抜け出す奴には制裁を、とは余り考えない。それは、そこまでする気力がないのだ。別に男はどうでもいいからこそ、その辺は適当に流すのだ。
男が女へ怒りをぶつけがちなのは、逆に言えばそれだけ女に希望を抱いていたり、夢見ていたり、大好きだったりするからだ。時にその反動で怒りに転換してしまうのだ。
でもこんな事かいたら女から「女はそんな甘いものじゃない」とか言われそうでちょっと怖い。
男同士だったら何も言わなくても察してくれるけど女が察してもくれないようなことってたとえば何?
そうだな
もちろん、以下の中で察しやすいものも混ざっているし
男の場合は面と向かって言っちゃう場合も多い
3軒目はしごしようぜ
いいから早く脱げよ
その髪型超似合ってない
今晩はオナニーで済ませたいから帰れ
車の車高を下げたんだ
新しいパソコン買ったからセットアップに忙しい
たまにはお前が金払えよ
俺はお前の服褒めたけど、お前は俺の新しいジーパンに気付いていない
ディズニーランド超つまらないディズニーランド超つまらないディズニーランド超つまらないディズニーランド超つまらないディズニーランド超つまらない
考え事してんだ。話しかけるな。考え事してんだ。話しかけるな。考え事してんだ。話しかけるな。考え事してんだ。話しかけるな。
あれはいつごろのことだったかな。たしか、大学二年の……夏、そう、ちょうどこんな季節じゃなかったか。
あのころ。
僕は純正の非モテで、学校も苦労して入ったけどすごく面白くなくて、サークルもなんかうすっぺらいやつらだな、ぐらいしか感じなくて、ひどくやさぐれていた。
丁度、ゼミ選択が来年にあったから、いろいろ調べてみたりとかしてるうちに、文系ポスドクの現実なんかもちょっとずつ理解して、研究の夢が凄まじい音を立てながら雪崩落ちたのもひとつの原因だったのかもしれない。
とにかく、僕はそんな状態で、ひとり部屋にひきこもって、ずっと安売りのアクエリアスなんかを飲んでた。
カーテンはずっと閉じたまま。部屋にともる明かりはPCのディスプレイだけ。そんな生活だった。
そんな僕が、あのときはてブのホッテントリに上がっていたこのエントリを見たのは単なる偶然だったのかもしれない。
いつものようにOperaでスピードダイアルに登録してあったニコニコ動画を見る前に、ちょっとチェックして、僕は、衝撃を受けたんだ。
そこにはまさに僕がいた。
このリスト;
- 「だって俺だけベリーハード設定なんだもん。残機も回復アイテムもないし敵は鬼のように強いし、やってられないよ」
- 「女と付き合う(結婚する)ことでかかるコストはこんだけ、対して見返りはこんだけ。割に合わなすぎる!」
- 「恋愛至上主義社会に組み込まれたが最後、俺たちは搾取され捨てられるだけなんだ。そんな社会に参加したくない」
- 「でもイケメンじゃないし」「でも結局イケメンじゃないから相手にされないし」
- 「俺のことなんかほっといてくれ」
- 「結局○○ですね、わかります」
- 「○○や△△の良さが判らないような人種なんて・・・」
- 「女は信用できねえ!」
- 「女は怖い生き物だ、嘘つきだし○○だし△△だし□□だし・・・」
- 「スイーツ(笑)」
は、完全に僕の口癖だった。
ひとつ付け加えるとするならば(このために僕は特定されてしまうかもしれないけれど)僕は「恋愛は性欲と友情の合力で、馬鹿どもはそれを勝手に勘違いして、崇拝しているにすぎない」って思ってたところだろう。
それにしても、これは、ひどく衝撃だった。
自分の気持ちが暴かれた気がしたんだ。そして、僕は、この試験期間と残りの夏休みを有意義に使う算段を建て始めた。
僕がとった戦略を、ちょっと説明してみたいと思う。
基本は単純だった。
これだけ。
ああ、あと、適当に服には気をつかった。
成人式のために買っていたスーツを着て、僕は適当に買った雑誌を参考に、高い服を買いまくった。
ポロシャツで\15,000ぐらいしたのはほんとうに辛かった。
それで、Built to spillやSpoonのCDが何枚買えるんだ。
そして、具体的な戦略に話を進めていこうと思う。
基本の戦略を守ったところで、コミュニケーションを行う相手が見つからなければ話にならないから、僕は、当時の環境を悪用する手段をとった。
試験期間は、基本的にひとりぼっちである非モテにとって苦痛の期間だった。
エレベータで一緒になったときに(僕の大学は山の中腹にあって、エレベータなどの移動手段なしには移動が辛い)、リア充とおぼしき男たちが、「試験期間なんて友人の量の差だよなー」なんてことを言ってたけれど、実際そうだと思う。
なぜひとりぼっちだと辛いのか、というと、ノートのコピーがもらえないからだ。
きちんと出席なんてしてない上友人もいない非モテには、そういう意味で辛いのだ。
だけど、僕はこれを悪用しようと思った。
ようは、試験前に、30分ぐらい早く行ってすわり、ぼくは勉強ができそうな人(できれば女子)におもむろに話しかけるんだ。
そして、基本の戦略を守りながら、「前回のノートないんだ」「貸してくれない?」って依頼する。
ノートも借りれて、女子とのコネクションも作れる。割と良い案だったと思う。
何回かは失敗したけれど、六割以上では快く貸してくれることが判明した。
僕はそんなにかっこいい外見をしていたわけじゃなかったからこのぐらいだったのかもしれない。
が、何人かの女子も「試験情報共有しない?」みたいな提案にも乗ってくれて、そのあと友人として連絡をとってる人も少なからずいる。
あと、けっこう男のほうが拒否る。
とりあえず。
ここで、コミュニケーションというものは、そんなに難しいものではなかったことが判明した。
というのも、僕はもともと関西人で、無理やりハイテンション状態を維持すれば、土曜の昼に小学校から直帰して毎日食い入るように見つめていた吉本新喜劇のリズムでコミュニケーションをとることができたから。
女の子を笑わせることすら、修練を積んだら出来るようになったし、自分がこの娘の笑顔を作ったんだ、と考えて、少し誇らしい気分にもなったりした。
ほんとうに楽しかった。今でもそう思う。
これは結構重要なことだった。
初めの試験の話で、何人か連絡を取る友人ができた。
何人かの女子は、これを自分が怠ったために連絡が遠くなった。後悔した。
作業に熱中している際に邪魔されるのは非常にうっとおしいことだ。だが、それで、相手が「つながっている感」を感じてくれるなら、そんなに悪いものではないかな、と思った。
当時は女子にだけ、この戦略を僕は適応した。だが、あとで気づいたが、男子にもこの考えは蔓延していたのだった。
「メールは十分以内」どこかでそんなものを読んだように思うが、一度男の先輩に普通はそうだろ、なんでお前は・・・なんて、切れられたことがあった。
これも、後々考えればわりと重要なことだったように思う。
二回生、ということもあったので、サークルによく出席しているのは、三回や四回の先輩が多かった。
そこで、僕はできるかぎりコミュニケーションをとることを意識した。
そうすると、もともと捨てるものも無かった僕は、何かに愛着を抱き、それを守るためにキモチワルい行動をすることもなかったので(たとえば、特定の女子にたいする愛着とか)、わりと気に入られることができるようになった。
二ヶ月程度はかかったように思うが、それだけの見入りはあった。
合コンとか飲み会とかにも呼ばれるようになり、先輩の顔を立てて適当にちょこちょこ動いていると、また声がかかるようになった。
また、その合コンから、初めての彼女が僕にも出来ることとなる。
当時考えた戦略というのは、こんなところだったと思う。
今羅列してみれば、まったく練られていない、そして何がしたいのかも見当たらない、と、ダメな点は多々出てくるが、それは当時の若さに罪をかぶせ、不問に付そう。それに、それでも十分に効果はあったから。
友人、というコネクションが出来れば、非コミュの鎧はすぐに剥ぐことができた――そんなことすら、考えないでよくなるんだから。
そして、人生初の彼女というものも、それを起点にできることになる。
それからは早かった。
大学在学中に、いくつもの女性と閨を共にした。そのうちの何割かには振られたが、そのうちの何割かは振った。
就活は穴場だった。可愛い子がいっぱいいて、内定が決まっても受け続け、友人みんなで可愛い子がいるところの情報を回しあった。
こいつだけは大事にしたい、俺が幸せにしてやりたい、と思った女性に振られたときは悲しかったし、
逆に自分がそう思われていてうっとおしくなって振ったこともあった。
だけれども。
今、自分に何が残ったのか、と考えると、どうにも胸が痛い。
僕は何も残してはこなかった。彼女達にも、何も残してはやれなかった。
また、彼女達が、僕に作ってくれたものも無かった。
マフラーは6本。指輪は無数。ジッポーは3つ。セーターを編んでくれた裁縫が大好きな子もいた(そしてマフラーの半分は彼女の手によるものだ)。
だけど、僕の心の奥底に何かを作ってくれた娘は、結局誰もいなかった。
その理由は、彼女たちとのコミュニケーションが、とても上辺だけに終始したためだ。
僕は、やはり愛というものが、性欲と友情の合力であり、その生物学的に正当な劣情を、美化するために名付けられたものだという直感を拭い去ることはできなかった。
ポップ・ソングは今でも恋愛を歌っている。
それを僕達が聞く時、僕達はいったい何を思い浮かべる?
私は、自分自身の思い出じゃないかと思う。そして、その思い出は、否応なく美辞麗句でデコレーションされている。
その時感じた感情は「レンアイ」に昇華され、まるで崇高だったもののように扱われる。
僕が出会った女の子達は、皆心のどこかでそういう慰めを得ていた。
だからこそ、終ぞ彼女達の中では、僕という像は、僕ではなかったように思う。
彼女達は、僕というレンズを通して、違う像を心の中に結んでいたのだ。
レミオメロンの劣化コピーであり、くるりのボーカルの劣化コピーであり、ジャニーズの劣化コピーであり、TMレボリューションの劣化コピーであり、そういう僕を通して、彼女達の理想像である幻想を。
非モテを語るあなたたちは気づくべきだ。
自分自身が作り出した、その鎧があなたの動きを緩慢たらしめていることの無意味さに。
非モテを批判するあなたたちは気づくべきだ。
自分自身の、その見えない鎧――レンアイという言葉で、または、空気を(読む|読まない)という言葉で、あいまいさを作り出し、そのあいまいさの中で自分自身を安住させていることの空虚さに。
そろそろ夜明けが近づいてきた。
願わくば、あの、昔のホッテントリのエントリから長々とはてな匿名ダイアリーで続き、otsuneとid:fromdusktildawnによってかき回され、ダンコーガイとココロンの参入を許し、はしごたんやハーブマイスター(2008年に増田論客としてデビュー)の人生をひっかきまわし、id:jkondoとid:naoyaの不和までを生み出し決別させ、2012年の現在に至るまで終りなく争われたあの……不利益な議論が終りを告げ、
じゃあかといって、バリバリのオタクか、といえば、コミケへ行くほどでもないし全然オタクとは言えない。でも、スイーツと称される人たちよりは明らかに漫画を読んでいることも確か。
んじゃ近頃流行りの理系女子ですか、といえば、たまたま大学は理系だけどそれは社会科目は暗記ばっかで面倒くさいと思ったから数学と理科に逃げただけのことで、大学への数学とかを毎月買ってバリバリ解くような理系っ子でもなかったし、プログラミングなんかやったこともないし(やったといえばHTMLをかじったくらいだっつうの…中学生でもやってるっつうの)パソコンはスイーツよりは使ってるだろうけど、別にたいしたことに使ってるわけでもなく。
なんだか私という人間は全てが中途半端だ。どっちつかず。「スイーツ(笑)」と言えるほど自分にスイーツ分が無いわけじゃないし、といって、スイーツたちの間に入れば浮いている。といって、オタクの輪に入れば所詮ライトオタ、いや、ライトライトオタゆえその知識量についていけず。私ができるのはせいぜい「寄生獣ってほんとに映画化されるのかな?ハリウッドでミギーのあの絶妙な可愛さって表現できるのか心配だね」というレベルの話題である。
ファッションは食費切り詰めてでも買うほどの情熱は無いけど、でも服に全く興味ありません、あんなのどこがいいわけ?ってわけでもなくそこそこ好きであるし
読書はそこそこする方だけど、変わった本を読んでいるわけでもなく、漫画も、結構読むけど、有名どころばっかりで、たいして言うべきことはない。
ハリウッド映画は割りと見に行くけど(近頃だとナルニア)、ハリソン・フォードが誰かを知らなかった半端さ。おかげでハリウッド嫌いのマイナー映画好きからは嘲笑され、スイーツたちからは「ハリソン・フォードも知らないって……w」と嘲笑される。中途半端。
音楽の趣味も中途半端すぎる。近頃はテレビというと夕食時にクイズ番組のはしごをしているだけのため最新の音楽など分からない。バレーボールの試合はずっと見ていたため、あのジャニーズの歌だけは半端に覚えてしまった(しかしグループ名が分からない。私の中のジャニーズは嵐で止まっている)。かといって、マイナーなミュージシャン知ってるぜ、って訳でも全然ない。「近頃の音楽知らなくって」と言うと、音楽好きの子から「ゆらゆら帝国って知ってる?私好きなんだ」って、「見つけた、私の同志!」みたいに話しかけられたが、「ご、ごめん……聞いたこと無い……」となっただけであった。「マイナー好きなあまり、メジャーなんて知らない」のじゃなく、「マイナーも、メジャーも、知りません」なのである。単なる無知だ。唯一聞いている音楽といえば、のだめカンタービレのクラシックCDという、マイナーでもない半端にメジャーどころ……
そもそも買っている雑誌がジャンプとsoup(ファッション雑誌)とSQという平凡さ。
これではオタクというには薄すぎ、といって、soupレベルではcancamにもついていけず、装苑系にもついていけず
アートはわからんし、モテに特に興味ないし、といってコミケ行くほどのオタでもなく、あぁ、一体私は何なのか。
こんな自分が嫌だ。何か一つ飛びぬけたものを持ちたい。
オタクも、スイーツも、どっちもなんだか羨ましい。スイーツはモテに特化して楽しそうだし、オタクはオタクで楽しそうだ。芸術系は独自の世界を持っている感じで言わずもがなだし、あぁ。
そんな私が近頃ようやく出来た趣味といえば高速道路のパーキングエリアめぐりである。といっても「全国制覇する!」というほど気力は入っていないためひたすらヌルい。
なんていうか、とがりたい。