増田内で流行っていたが読んでない。つまらんから。正確には最初の一つを斜め読みしてその他は全く読んでない。
「重要な」っていうからには声価の定まったものになる。「ドラゴンボール」「ドラえもん」「スラムダンク」とか羅列されても、はあそうですねと言うしかない。
誰か端倪すべからざる人物による「俺の独断と偏見による偉大なマンガ10選」なら読む価値がある。
あるいは匿名でも「知られざる傑作漫画10選」なら面白いかもしれない。
ーーーと、n選フォーマットをここまで否定してきたが、さすがにそんなことはわかったうえで楽しんでるんだと言いたいことだろう。
「☓☓が入ってないぞ!」とかガヤガヤ言ったりするのが楽しいんだと。それを見越して補遺で言及するのが妙味なんだ云々。
それ以前に、どうやら人はわかりきった話が好きである。俺は嫌いだが。「3大〇〇」「〜〜四天王」みたいなフォーマットに意外なものが挙がってくることはない。みんな知ってるスゲーものをスゲースゲーと反芻するかのように賛美することは「おもしろい」らしいのだ。
あるいはレシプロ戦闘機最強は?野生動物タイマン最強は?三国志武将最強は?みたいな、決められた枠の中での格付け話もオタクは大好きだ。
江戸時代からの何でも番付文化というのもあったな。知らないやつのために書いておくと相撲番付の体裁で(たとえば)日本各地の温泉地をランキングにするのだ。
ああそういえば投票なんかしてない謎の「ランキング形式」というのも番付の変種だな。
「格付けを喋喋する快感」の本質は何だろう。ある程度普遍的感覚のはずだが、俺はそういうのがわからないほうだ。お前らが大好きなことはたいがい俺はそうでもない