現在少子化は基本婚姻の減少が大きな原因ではというところで共通認識ができそうだけど、
婚姻減少の原因が経済的な問題なのか生き方の問題なのかというところではっきりしない。
男女異性愛者(もちろんそうでなくても)であれば生殖にいたる性的関係を結ぼうとすることは事実だ。
若い男女が性的に結ばれて子供ができるというのは強い傾向である。
ただ婚姻がその傾向だけで成立するのかというと疑問だ。
婚姻関係は富地位権力が親族姻族ベースで維持されている社会では「政治的」なものでもあるからだ。
昔読んだ哺乳類の本で野生のチンパンジーのオスの2割は繁殖行為に関わらないという記述を読んで
全ての個体が「繁殖要員」ではないのだと思った。で人も根は同じかもしれないなと思った。
婚姻減少の原因は日本における親族姻族ベース社会の衰退もしくは変質にあるのではなかろうか?
政治経済関係としての婚姻に意義が薄れれば個体との何割かしか繁殖行為にしか関わらないように
自然となっていくのではなかろうか。
今知りたいのは結婚する層に特徴があるとして
どういう層が最も良く結婚しているのかということだ。