バイト先にも高校にも大学にも職場にも、美少女や美人はいません。アニメみたいなキラキラした展開もやってきません。
君は必死で立ち回りますが、9割は空回りで終わります。人助けで感謝されることが多いですが、そこから物語は何も始まりません。
大学入学時には、高校での経験がトラウマになって精根が果ててます。しかし、それが功を奏したのか、男友達はたくさんできます。サークルには入りませんが、楽しいキャンパスライフを送ります。
職場では、人間関係のトラブルでメンタルを病んだことをきっかけに、発達障害者であることを知ります。そして、1年も持たずに辞職します。
現在は、実家でだらだらと過ごすだけの無職になっています。アニメ、ラノベ、漫画ばかり読んでいます。そこには、大好きだった可愛いキャラクターがたくさんいます。心には、いつも、楽しい気持ちの裏に悲しい気持ちが隠れています。
君は、現実を知りました。この世には、自分が欲しいものがもう何もないと知り、早く死にたいということばかり考えています。
君は、高校生の時に、何もかもうまくいかなくて自殺を考えます。しかし、大学生になったら…社会人になったら…と希望を繋げて耐えます。実際、大学は楽しかったです。でも、その後はこの通りです。
君はこの時に死ぬべきでした。死んでください。俺はもう苦しみたくないです。
しゃぶれよ