2024-08-26

移住先で開業したカフェが失敗した話が馬鹿らしい

焼き物の町の観光地近くでカフェ開業したが、ターゲットである20代40代観光客は来なくて、ジジババのたまり場になってしまったという嘆きの記事を読んだ。

自分市場リサーチをサボったせいでおきたことを、田舎のせいにしている浅はかさに呆れが止まらない。

  

そもそも観光地ではなく【観光地の近く】と言うのがまず地雷

自分はその場所を気に入って楽しく見て回ったかもしれないが、その時、本当に周囲に観光客はいたのか?

立地を決める前に、最低でも一週間はその場所の様子を見て、本当にコンスタント一定数以上の観光客が来るのかを見定めないとダメ

観光客が来ても、その人たちが100%自分の店に入って注文してくれるわけじゃない。

そういった素人でもわかる立地のリサーチが足りてない。

  

それから観光地から外れてわざわざその店に行く理由

それが本当にあるのかも考えていないように見えた。

その記事では、カフェで使っている食器特産品焼き物を使っているというが、そんな店、観光地には掃いて捨てるほどある。

なんなら、観光地飲食店すべてがそうしている可能だってある。

地元食器を使い、地元で採れた食材料理提供しています

観光地でやっているのと同じことを、観光地から外れた場所でやっても意味がない。

向こうはその観光地で何年も店を構えていられるだけの特色とノウハウがある。

そんな魅力的な店ではなく、観光地から外れた自分の店に客を引っ張ってくるだけの【何か】が本当に自分カフェにはあるのか?

  

例えば友人に、自分の店だとは言わずに有名店と自分の店のどちらに行こうか迷っていると聞く。

有名店は観光地にあり、観光の流れで行ける。

自分の店は観光地から外れるため、その店を目的に行かなければならない。

どっちにするか聞いて、友人の八割以上が自分の店だと言えばまだ望みはあるだろう。

でも、そうじゃなければ無理。

店に魅力がなさすぎる。

  

から観光客が来ず、うるさい若者がいないから、年寄りが寄り付くのだ。

移住推進の担当者の口車にのせられ、知識のない人間がろくな下調べもなく店を始めたらそうなるだろう。

当然の末路なのに、被害者面しているのがあまりにも浅はかで馬鹿らしい。

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