2024-08-26

体臭嫌悪」と発達特性

発達特性体臭というとセルフケアが困難な特性のため臭くなりやすいみたいな視点で語られることはあるが、

一方で臭気過敏も精神系の病気との関連が深く、ADHD治療薬や抗精神薬が効果を発揮する言われている。

さらにそこにASD的な「空気を読まない」「物事を極端に捉えてしまう」ような特性が加わると、

無駄他人を傷付ける言い方や差別的発言で周囲とトラブルを起こしたり、過剰な臭い対策を習慣にしてしまったりということがある。

なまじ臭いがするのは事実から周囲も否定できず、なかなか「自分の方が過敏なのだ」とは自覚しづらいという面もあるだろう。

体臭問題では問題提起する側がこういった臭気過敏の傾向があることは少なくないと思われる。

ネットで見る臭い体験談などは、本人が異様に嫌悪感を覚えている割に、その場にいる他の人達は平然としている様子なことも多い。

電車内で同じ車両乗客が一斉に避難するような事態であれば論外だが、

人間なんて普通に生活していれば何らかの臭いは発するわけで、さらにそこには相性もあるわけで、

それを理由に分断を煽ったり自己臭気恐怖症を誘発したりというのは不毛である

こういった過敏な特性を持つ人による言論存在も、臭いすぎる人と同時に問題視されていくべきだろう。

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