2024-08-11

悪しき根性論とか言うけど、全部根性じゃんねって思う。

痩せたいからとにかく走って飯を減らす!

売上を上げたいからとにかく片っ端から営業かけて熱意を伝える!

小手先テクニックなんかよりも根性で乗り越えるのが大事!みたいな。

一般的に良しとされない根性論っていうのはそういうのを指してるんだと思う。

目的に早く辿り着きたい気持ちが先行するあまり、実現に向けた具体的な方法論の効率性が軽視されてるっていう。

苦労は必ず報われるっていう誤謬めいた感覚ドグマ化して、他人にまで押し付けるようになる。それはまあ好ましくはないと思う。

痩せたいのならまず身体の仕組みを知って、その法則に則ってより効率的な痩せ方を研究して実践すれば良い。

そういう情報も今は体系化されてるのだから自分で編み出すよりもYoutubeなりで調べればなお効率的。

でもそれって方法論の話でしかなくて、じゃあそれを実践するやる気が湧かなかった時はどうすんねんっていう。そこは結局根性問題であって、どうやってそのやる気をロジカル調達出来ますのんっていう。もっと言えば実践以前に効率的な手法を探るのだってやる気は要るし。

無気力状態からどうやって根性を捻り出すのか。

気合いがなければ気合いで捻り出すんだよ!というトートロージーめいた対策では話にならない。

じゃあ根性論ではなくロジカル対策としては、適度な運動をするなり規則的な生活を送るなりして、健康的な身体を作ることが医学的な理屈からして効果的なのかもしれない。メンタルクリニックに行けば助言も得られるかもしれない。

でもそれをやる気力はどこから湧いてくんねんっていう。

根性だけではどうにもならないかもしれないけど、根性がなければお話にならない。

メンタルヘルスって、気合いがなければ気合いで気合いを引き出すというトンチの克服に直面してる気がする。歪な社会構造がどうのこうのという以前に。

別に心療内科へ行けばどうこうなるってもんでもないし、カウンセリングや薬で根性がモリモリ湧いてくるのなら社会問題になってもいないと思う。

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