【あったこと】
仕事のすれ違いで他部署と微妙な空気になった。原因は2つくらい上の役職者の意見対立。直属上司の指示は「こちらから動いてはいけない、とにかく待て」というものだった。とにかく待てと言われてもなぜ待つのか意味がわからず悶々としていた。なにせ来週にはその部署と外部団体との会議体がスケジュールされているのだ。準備は進めねばならない。
そして結論から言うと待てなかった。いや、待たなかったのだ私は。別の案件があるというのを言い訳に、こちらから電話で連絡してしまった。相手の声を聞き、上面でも「大丈夫ですよ」といってもらえたら安心するというわけだ。私は上司の指示よりも自分の安心を選んだのだ。
【この件について思うこと】
私は堪え性のない人間だ。精神的に不安定で直属上司の指示、つまり組織よりも自分の安心や安全を優先してしまうだらしのない人間だ。なぜあと二日や三日が待てなかった?キャパの小さい人間だ。中堅の年齢層である社会人たるものそのくらいの胆力は持っているべきだ。意志も覚悟もない振り回されるだけの存在であり、今後もその程度の軽い扱いをされて生きていくことになる。
【違う見方】
そもそも上層部の対立なんだから仕方ない。連絡するな、でも期限は迫っている、というのはダブルバインドで精神的に負荷のかかる状況。連絡を取ったのは別件なのだから指示に背いたことにはならない。今回そうした事があって落ち込んでいるのなら、次回は言いつけを守ればいい。今回だめだから未来がずっとだめということはない。お前はよく頑張ってる。自分の判断できちんと動けたという見方だってできる。他部署も上司もお前が思ってるほど気にしてないし、上層部はもっと気にしてないから気にするだけ損。