昔のMP3プレイヤー(今はDAPと言うそうだ)はすごく人気があって商品はまさに百花繚乱、iPodにWalkmanという大手からよくわからない中小企業、中華製のパチモン安物、MP4プレイヤーやMP5プレイヤーとかいう謎製品(MP3プレイヤーに画像と動画閲覧機能がついて4、そこにゲームがついて5だっなかな)が市場に溢れてた。
俺は金がない学生だったから高校生の時に親から勝ってもらったWalkmanをなくしたあとは一山いくら、ゲーセンの景品から1000円2000円のパチモン安物ばっかり買ってたんだけど、それが意外と面白い。
音質は基本ゴミだけど、たまに「これなら十分」というのがある。
機能面は音楽が聞けるだけ、という物(ランダム再生すらない)から画像閲覧文書閲覧もできる(対応フォーマットがクソでまともに使えねぇんだ)までいろいろ。
後期になりiPod touchがでるとパチモン業界もその波にノリとなんかよくわからない中華ゲーム付きで十字キーが付いてるやつもでてきた。
値段が安いからゴミでもしゃあないと割り切れるし、あたりを引くとこれが嬉しい。
明らかにパチモンとか低予算で作られてんなと思えるものがたくさんあったけど、たまに予算がないなりに一工夫されてたりもする
結局、スマートフォンの到来で有名企業すら撤退してそういう安価なMP3プレイヤーは駆逐されていったけど、ブームで安かろう悪かろうでもバンバン製品が出る世界でしか味わえない楽しさとか面白さがあるし俺はそれが好きなんだと思う
そんなことつい先日ドンキで500円のiPodShuffle第2世代のパチモノMP3プレイヤーを見て思った。
当時から似たような製品あるけどめちゃくちゃ長生きじゃんこいつ。本家アップルがiPodShuffleどころかiPodの取り扱いやめてもまだ売ってんのか。