2023-11-22

少子化最前線を、崩壊する幼稚園から見てみよう

東京圏とある自治体少子化事情がエグい。

前提として、

東京圏では出生数が多い我が自治体ではあるが、毎年10%以上出生数が下がり続けている。

②数十の幼稚園があるが、次々と廃園していっている。

そもそも子どもの多くは保育園に行ってしまい、2歳3歳まで家庭で育てるのは少数派である

フェイクも入れてあります

それでは、子どもの取り合いになった幼稚園事情を見ていこう。

経営者が過剰保育に走る

 子ども入園してもらうために、まずは教育アピールする。

体操リトミックはもちろん、習字フラッシュカード、果てや武術まで多彩である

手厚い保育を担任1人にほぼ押し付けて、先生負担はどんどん増えている模様

2延長保育の長期化

 保育園に負けないように預かり時間を長くする。ただし、保育園は18時までは基本的に延長料金がかからないが、幼稚園で延長保育を18時まで使うと1日で1000円近くかかるので勝負にならない。

 

 3お弁当選択

 幼稚園のネックの一つに手作り弁当制度がある。

ただ今時お母さんの手作り弁当毎日持ってきてと言うと、心象が悪いので仕出し弁当選択できるようになる。

ただ冷たくて辛い仕出し弁当子どもの受けが悪く廃棄が大量に。

昼食直後にお腹が空いたという子どもが出る始末。

4先生の大量退職

 数年ごとに正規先生が半分近く辞める。

残っているのは経験の浅い先生ばかりで、行事でも遅々として段取りの悪さが目立ってしまう。

行事が不評だと園長先生の機嫌が悪くなり、先生たちがこっぴどく怒られる。

子ども怪我も多発して、先生保護者に謝りっぱなし。

経営からは、子ども怪我担任が見れていないからだと責められる。

そしてどんどん辞めていく。

少ないパイを奪い合うと、どこも過剰サービスから負担増、大量退職悪循環が止まらない。

こうやって保育施設はどんどん淘汰されていくのだろうね

  • 嘘松かもしれんけど、まあ子供の取り合いってのはガチなんだろうな感はある 退潮著しい地方都市の話だから一般化出来る話ではないかもしれないが、むかし河合塾の教室兼寮だったと...

  • 関西のベッドタウンやけど、15年前ぐらいからそんなもんやで 弁当は週1で基本給食やった

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん