2023-10-20

最高裁裁判官内閣総理大臣承認する的な規則があって、これは一見政府寄りの不公平判決助長するようにもみえるが、実は首相ならば必ず国民選挙で選んだ国会議員であるはずなのだから、結局裁判官の人選もまた国民民意が反映された結果なのであって、判決政府寄りで不満だとしてもそれは国民自己責任である、みたいな考えになっている。

しかもっと考えてみると、たとえ私が一票を投じようとも、現政権もまたそれなりに政権が覆らないように選挙で勝てる分だけの票田を囲んで、その票田を構成する人たちの利害に一致する政策を進めることで票を確保しようとする。

若い私にとってこうした票田は生まれる以前から盤石になっているもので、今更私(たち)が対立候補に票を入れたところで、選挙の結果を変えることはできないのだ。

それに生まれる前といえば、私が生まれた直後は法律には私の民意など一ミリも反映されていないはずなのだが、それでも私は生まれた直後からこれらの法律に従わなければならないことになっている。そして今の今まで自分では如何ともし難い政権によって増やし続けられる法律税制に上から抑え続けられ続けている。

お前も現政権の票田と利害が一致する立場につけばいいじゃないかって言われそうだけどそんな簡単なことじゃないし、個々人がその立場になれるかどうかは問題本質じゃないと思う。

言ってみれば、自分が生まれ土地自分よりも前から支配してる組織に従わなきゃいけないって点では日本アフガニスタンも同じなのだと思うのだ。別に無政府主義肯定するわけじゃないし、そりゃ日本の方がタリバンより全然過ごしやすいだろうけども。

でも上記のような状態にあるのに、政府寄りの判決はお前らの自業自得だと言われても、いや政治政府こちらの民意パワーでは如何ともし難い選挙対策をしてるわけだし、それは違うんじゃないと思う

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん