2023-10-07

ジャニーズ問題を機に「推し活」文化を廃絶しよう

推し活」というのは、もともとあまりきじゃなかったんだけど、今回の旧ジャニーズ事務所の件で「推し活」というものグロテクスさが出てしまったと思う。

以前から推し活」が問題だと思っていたのは、推している対象コンテンツを全く批判しないことである。「推し」が出演していても、中には出来の悪いドラマ映画だって普通にあるわけだけど、出てくる感想は「泣いた」「感動した」のオンパレード視聴率や観客数はコンテンツの出来でそれほど変わらない。当然ながら、コンテンツの質はどんどん悪くなっていく。

例えば巨人ファンが、低迷している今の巨人を見ても「泣いた」「感動した」のオンパレードで観客が連日超満員だったら、フロントや首脳陣も真面目に勝利を目指すことはなくなるだろう。さすがに野球ではそういうことはないが、ジャニオタの人たちは完全にこれをやってしまっている。

そして今回のように、「推し」や「推し」が所属している企業業界犯罪的な行為があったときに、それに向き合うことを全力で拒否するという態度をとる。Twitterジャニオタを観察する限り、完全に黙殺が7割、「メディアはもうやめて」と泣きそうな声の人が2割、そして被害者誹謗中傷する悪質な連中が1割である

誹謗中傷派は確かに多数派ではないけど、ツイート数は多く非常に目立っているし、なによりジャニオタ内部でほとんど批判されていないことも事実だ。性犯罪に誠実に向き合っているジャニオタは、これまで一件見られたかどうかだろう。

これはジャニオタ特有問題ではなく、「推し活」文化のもの性犯罪容認してしま危険性について、あらためて問題にすべきだろう。

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