Q:
あなたは国立高等専門学校に子どもを通わせている保護者で、保護者により運営されている学校後援会の役員をしています。後援会は、学校の施設設備の充実、学生の課外活動や福利厚生に資すること、学生の就職や研究に資することなどを行うために活動しています。ところが、役員を引き受けてくれる保護者は年々減少傾向にあります。さて、この減少傾向という問題に対処し、参加してくれる保護者の数を増やすには、どのような施策が考えられるでしょうか?
A:
1. 情報の透明性を高める
後援会がどのような活動をしているのか、その成果や進捗状況を保護者に積極的に伝えることで、後援会に対する理解を深め、参加意欲を高めることができます。定期的に報告会を開催したり、ニュースレターを発行したりすることが考えられます。
2. 目的意識を共有する
後援会の目的や活動内容に対する共感を得ることが重要です。保護者が自分たちの子どもたちのために後援会に参加するという目的が明確になれば、参加のモチベーションが高まります。保護者がどのように後援会の活動に貢献できるかを具体的に説明することも有効です。
3. 個人的な誘いをする
後援会に参加するためのハードルは低いですが、保護者の中には忙しいために参加する時間がない、あるいは参加する価値があるかどうか分からないという人もいます。そのような場合は、個人的に声をかけ、説明をして誘いかけることが有効です。保護者同士が交流する機会を増やし、後援会に参加することのメリットを実感できるようにすることも大切です。
4. 新しいアイデアを取り入れる
後援会の活動に新しいアイデアを取り入れることで、参加者の興味や関心を引き付けることができます。例えば、保護者同士の交流イベントや学生と保護者が一緒に参加するイベントなど、新しい取り組みを行うことが考えられます。
以上のような施策を実行することで、後援会に参加する保護者を増やし、より多くの子どもたちがより良い教育環境を得られるようにすることができます。