なぜなら男性の多くは配偶者の人生に対して責任を持たなくなり、保身のために受け身になるから。
女性にとっての出産は、自身の望むキャリア形成を阻む壁であり、交通事故レベルの身体ダメージを負う命懸けの行為である、という認識は現代日本社会で多く広まった。
そんな行為を男性が女性に求める場合は、仕事も家事も育児も当然男性が積極的に行うべきで、そうでない男性はとんでもなく無責任な人間だ、という風潮も強まっている。
それくらい、出産と育児は女性にとって大きな人生選択なのである。
なるほど、そんなに重要な選択を他人が無責任に求めることは良くないなぁ。
将来、多様性と男女平等に理解のある男性はきっと次のような対応をするだろうな。
え、君は子供が欲しいとは思っていないの?
うーん、僕はいつか子供を欲しくなるかもしれないから、将来どこかでお互いの道が別れるかもしれないね、その時は残念だけどさよならだね。
(子供欲しいと思ってないなら別の子探すか~、結婚する前に知っておいてよかった、今なら浮気しても問題ないし)
え、君は子供を欲しいと思っているの?
そうなんだ、僕は僕の人生の中で子供を欲しいと思ってはいないけど、君が君の人生の中でその選択をするなら僕もできる範囲で応援するよ。
(ちゃんとこっちの人生の予定にないって強調しておかないとな、俺たちはしたくもない育児を強要されるんだから)
主語が大きい定期