なぜこんなにも憎悪の坩堝になるんだろうなあ?
いわゆる表自、実質萌えエロ叩き問題は、オタクが含む性的弱者性とフェミニズムのダブルトッピングで常軌を逸した様相を呈するのだろう。
資源の奪い合いとか、生きるか死ぬかの覇権闘争に憎悪が渦巻くのは当たり前のことだ。
でも女性差別問題なんかは別にそういうゼロサムゲームでもなければ、女性差別が生きがいだというような邪悪なプレイヤーはそもそもいない。温度差は大きくあるものの、差別はよくないとみんな思ってる。
解消しようのない実利実害を伴う対立がベースにないのに中空から憎悪を汲み出す仕草は別に珍しいものではない。
サッカーで日本が勝ったら「どうせネトウヨは自分の手柄みたいに調子乗るだろう、許せん」災害が起きれば「反日サヨクは日本人が死んでほくそ笑むのだろう、許せん」とか
誰も何も言わないうちからおのれの想像で怒り狂うバカはいつでもいるよ。
ただ、「性」絡み案件が特別なのは憎悪の熾烈さ、ギラつき加減がひときわ濃密な気がするんだ。奇妙なまでに。