俺は嫌いだわ。
俺の嫌いなタイプの顔の作りしてる。
そもそも骨格がひん曲がっていて生まれつき脳が壊れているのが外見でわかる。
目の釣り上がり方や小ささからは母体に居たときにまともに発育しなかったことが予想される。
まあ適応障害持ってて体も弱い親が高齢出産してるんだからそりゃそうだよね。
これで何らかの悪事を常習的にやっていたら江戸時代なら間違いなく妖怪の一種として浮世絵になっていただろうね。
本当に驚くほど気持ち悪いよ。
大人になってからは「決め顔」みたいなものの技術が身についたのか無難に映るのが上手くなった。
でもそれって必死に無難さで顔面をコーティングしてようやくその程度って事実を浮き彫りにするんだよね。
今の自分の顔は自分の顔として脳が毎日鏡の中で認識してるから「そこまでブサイクじゃないよ」ってフォローしてくれる。
でも5年ぐらい前になるとそのバリアが剥がれて「すごいブサイクがいるね?誰だろうこの人?」って俺の脳が言ってくる。
そうだねそのブサイクは俺だよね。
ぶっちゃけ美男美女もある意味では「性欲由来の優しさで顔面をコーティングしている」「自分に対しての内なる自信が固着しきって慢心することが常態化している」みたいな歪みを顔に貼り付けてたりはするんだけどね。
でもそれがブサイクになると……強烈さが違うよ。
俺は耐えられない。
みんなよく人に写真撮らせることが出来るよね。