2022-09-29

フェミニストへのバックラッシュ懸念している

こんな懸念をしておいて何だけど私自身はフェミニストでは無い。

しか過去に色々あって、フェミニズムに救われた経験はある。

なのでフェミニズムフェミニストには好感や親近感を持つ立場だ。


だが私は同時にクリエイターでもある。

フェミニスト達が主導で行ってきた表現へのキャンセルカルチャー

からすれば、あれは対岸では無く向かいの家の家事だ。

男性向け作品が一通り燃やされた後、次に燃やされるのは私の様な女性向け作品を作るクリエイターだ。

報復として、女性向け作品クリエイターが加害される恐れもある。韓国では実際に発生している。

とても同業同種のあの人やあの人みたいに、キャンセルカルチャーに加担する気にはなれなかった。


なので賛同はせず、我関せずといった態度でいたが、今となっては積極的に反対すべきだったと後悔している。

フェミニストという存在に対するネット界隈のイメージは、「フェミニズムを信奉する人」「男女平等を是とする人」「女性権利大事にする人」という従来のそれでは無く、

「(主に男性向けの)表現を燃やす人」「女性差別は許さないが男性権利大事にしない人」「政治的主張が強く偏っている人」という代物に成り果てている。

本来フェミニズムに信頼と親近感があった私ですら、そう思うのだ。

元々大して興味も無い様な人達からしたら、最早イメージでは無く『事実』と認識している人も少なく無いだろう。

少なから人間が「フェミニスト」として表現を焼きながら故人を侮辱しておいて、「あれはフェミニストでもフェミニズムでも無い」という言い訳通用しないだろう。


女性は最早マイノリティでも弱者でも無く、マイノリティの盾を失ってしまっているのに、フェミニスト達はマジョリティ攻撃している。

マジョリティからの反撃、つまりバックラッシュが発生するのは必然。だけどとばっちりで燃やされるのはフェミニストだけでは無いのだ。

賛同していない人達の身勝手な愚行の後始末を、女性全体で受ける羽目になる。

男性社会が悪い」として男性全体を攻撃してきた、その論法をそのまま適用されてしまうのだ。


まりにも理不尽だが、耐えるしか無いのかもしれない。

それがフェミニズムを一時でも信奉していた人間責任なのかもしれない。

それでもバックラッシュは怖いし、フェミニズムが後退していくのは悲しい。

「女の敵はフェミニスト」となる、そんな日が非現実的では無いのが辛い。

  • 対立軸に捉われるな、自由になれ

  • 女の敵はフェミニスト 今でもそうだし   年上の旦那が優しいとつぶやいたら「無償の家事奴隷が洗脳されてかわいそう」と噛みついてくる 専業主婦になりたいとつぶやいたら「女性...

  • そんな心配をしなくてよくなる方法が一つあるよ。 それは「現在の」フェミニズムに迎合し、より積極的に、過激に、徹底的に、率先して男を攻撃すること。 ようは敵を作って団結をす...

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